沖縄で『人気のパン』と『パンのメーカー』まとめ
こんにちは。石垣島ナビです。
沖縄では「パン」が人気の食べ物。
沖縄の人は「パン」「そば」「アンダギー」「ポーポー」など、小麦粉を使って作る食べ物を好んで食べます。
今回は、「パンのメーカー」についての紹介です。
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目次
沖縄で『人気のパン』と『パンのメーカー』まとめ
沖縄では、パンが人気の商品です。
スーパーのパン売り場は、昼間は山積みになっていますが、夕方になると商品が一つも無くなってるなんてことは、ザラ。
お昼ご飯でも、おやつでも、パンを食べている光景をよく見かける地域なんです。
沖縄の人はパン好きなので、ご当地オリジナルのパンをよく見かける地域でもあります。
沖縄に住んだことのある人なら「懐かしい〜っ!」って、ついつい思っちゃう「ゼブラパン」なんかも、沖縄オリジナルな商品の一つです。
沖縄でパンが人気の理由
沖縄では「パン」「沖縄そば」「サーターアンダギー」「ちんすこう」が人気の食べ物です。
郷土料理や祭事などでも食べられるお菓子「レモンケーキ」「ポーポー」「くんぺん」なども沖縄県民に、愛されている食べ物です。
これらの食べ物なんですがある共通点があります。
わかりますか?
それは、「小麦粉を使っている」ということです。
かなり不思議に思って、それぞれの食べ物の歴史を調べてみると、ある事実がわかりました。
全てが全てというわけではありませんが、沖縄で小麦粉が使われる食べ物が多いのは、食糧難が関係しているようです。
特に「沖縄そば」や「パン」は1950年代以降に盛んになった食べ物です。
戦争の影響により、食料が少ない時代がありました。
そんな時代に手に入ったのはアメリカからもたらされた「小麦粉」。
お米なんて高くて買えなかった時代に、
「みんなに、お腹いっぱい食べてもらって、元気になってほしい!」
「小さい子供もスクスクと育ってほしい!」
「お腹いっぱいになって笑顔になってほしい!」
という思いで「製パン会社」「沖縄そばのお店」が続々とオープンしていきます。
食料が少なかった戦後の復興を支えたのは、紛れもなくアメリカからの援助と、沖縄の人々の他人を思いやる優しい心があったからこそです。
個人では、大きいお店をできないから、小さく始めれる「沖縄そば屋」を作ったり。
食糧難でも、安くて栄養価の高い食べ物を作りたいと「パン屋さん」を始めたり。
みんながみんな、それぞれの思いで行動してきた結果が、現在の沖縄を作っています。
ちょっと、重い話になってしましましたが、沖縄の食事に小麦粉文化が根ざしているのには、少なからず、そういう理由があるんです。
パンのメーカー【沖縄】
そんな小麦粉文化が盛んな沖縄では、沖縄オリジナルと言っていいほど、個性あふれるパンがあるのをご存知ですか?
沖縄に行ったことがある人なら見かけたことがあるかもしれないパン。
沖縄に住んでいる人なら「100%」絶対知っているパンたちです。
「知らないなぁ」って人は、石垣島ナビの記事を読んで覚えてください。
で、次、沖縄に行った時に食べてみると、「おっ、通だね〜、それ、好きなの?」なんて沖縄の人と話す話題にもなりますよ!
沖縄出身の人との話題づくりにもなる「沖縄パン」。
ぜひ、知って、探して、食べて、話題にしてみてください!
オキコパン
沖縄で一番有名なパンメーカーといえば、「オキコパン」です。
沖縄の人なら、ほぼほぼ100%知っていると言われているメーカー。
沖縄県民は、全国区のパンだと思っているメーカーです。
関連記事>>>オキコのパン一覧
代表商品が「ゼブラパン」!
本州へ上京した時、
「スーパーにゼブラパン売ってない…」
その事実に気付いた時に、絶望的なぐらいショックを受ける沖縄県民が多いです!
高カロリーなパンで、高校生の部活帰りのお供。
「あー、今日も疲れたねぇ」なんて言いながら、コーヒー牛乳と一緒に食べる系のパンです。
沖縄を離れると、不思議と食べたくなるゼブラパン。
帰省した時に食べるゼブラパンは、
「これこれ、懐かしいなぁ」
なんて声がついつい出ちゃう、沖縄の味です。
那覇空港限定で、「ロングゼブラパン」という、35cmの長さのゼブラパンもあります。
お土産にもいいですよ!
あわせて読みたい>>>「ゼブラパン」食べてみた!
ぐしけんパン
オキコパンと並んで有名なのが「ぐしけんパン」さん。
代表商品が、「なかよしパン」です。
ネーミングもそうなんですが、ネーミング以上に、見た目のインパクトが衝撃的な沖縄パン。
パンって普通、片手で持てるサイズですが、なかよしパンは両手持ちじゃないと持てないパン。
スーパーのパン売り場で初めてみた時は、あまりの衝撃に、ついつい、笑っちゃったパンです。
長さが、ゆうに30cm以上あり、小学生の時に使っていた鍵盤ハーモニカぐらいの大きさがあります。
大きさの理由は、「みんなで分け合って食べれるパンを作りたかった」という、ぐしけんパンの創業者の思いが込められているからです。
一つのパンを、みんなで仲良く分けて食べる。
食べたみんなが、笑顔になって幸せを感じれるように。って強い思いが詰まった、なかよしパン。
今でも、沖縄の人たちの心をがっちり掴んで離さないパンです。
半分サイズの「なかよしパン<ハーフ>」も、コンビニなどで買うことができますよ!
あわせて読みたい>>>「なかよしパン」が、もはやネタ
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石垣島のパンメーカー
戦後の小麦粉食によって、食べられるようになった「パン」。
沖縄本島だけでなく、離島でも様々なパン屋さんが誕生しました!
石垣島のパンメーカーは、ハード系のパンもあれば、菓子パンが美味しいお店、おかずパンが美味しいお店など、様々。
石垣島周辺の島々でしか食べれない、石垣島のパン屋さんの味を紹介していきます。
パンドゥミー
石垣島で、一番美味しいパン屋さん「パンドゥミー」。
石垣島の八島町に、ひっそりと店舗を構えるパン屋さんです。
パンドゥミーの特徴は、ハード系パン、甘い系パン、おかず系パンの全てが美味しいこと!
お店で朝一で作られるベーグルやサンドイッチも絶品です。
コンビニのサンドイッチなんかとは比べ物にならないぐらい、新鮮野菜、ベーコン、ソースがたっぷりと使われているパン。
朝ごはんに食べたいパンです!
石垣島だけでなく、石垣島周辺の離島(西表島など)でも買うことができるパンドゥミーのパン。
石垣島は大きな街がある島ですが、周辺離島は、商店が1件2件しかないような小さな島も多いです。
そんな島では、パンドゥミーのパンは「週に1回のご馳走」に思えてくるほどの神々しさを秘めています。
味は、間違いなく石垣島で一番!
自分は、若いころに「究極のメロンパン」を探して全国行脚していたぐらいのパン好き。
美味しいパン屋さんは、結構食べ歩いているんですが、
パンドゥミーのパンは「また、食べたいっ!」ってなるぐらい美味しいパンです。
週に1回は確実にお世話になっているパン屋さん。
ぜひ、石垣島一番の味を試してみてください!
あわせて読みたい>>>石垣島で一番おいしいパン屋さん「パンドゥミー」のおすすめパン4選
上原ベーカリー
石垣島のスーパーで買うことができるパンメーカーです。
上原ベーカリーのパンといえば、「バターロール」!
沖縄でバターロールというと、本州で食べるような小さいテーブルロールではなく、コッペパンのような形をした細長いパンのことを言います。
特に、上原ベーカリーのバターロールは絶品!
「美味しい」なんて言葉では片付けられないぐらい、絶品なパンです。
石垣島に行くのなら、一度は食べておかないと損するパン。
それが、「上原ベーカリーのバターロール」です。
石垣島島内のほとんどのスーパーで手に入るパンなので、スーパーに寄った時は、探して買ってみてください!
ふわふわ生地のバターロールは、口の中でとろけるような食感の甘いパンです。
あわせて読みたい>>>上原ベーカリー<バターロール>フワフワな天使のバターロール
マルヨシ製パン
マルヨシ製パンの特徴は、「懐かしい、素朴な味のパン」。
石垣島は、1980年代の本州のような雰囲気を持った島です。
人々は活気にあふれ、大企業も少ないので、マーケットもワイワイと賑わい、商店街も「こんにちは」という挨拶が飛び交うような場所。
小学生も登下校の時には、観光客にまで挨拶するような、古きよき習慣が残った島。
そんな素朴な人々が暮らす島で、どこか懐かしい、素朴な美味しさのパンを作り続けてくれているパン屋さんが「マルヨシ製パン」です。
一口食べると、
「子供の頃、こんな味のパン、食べたなぁ」
「懐かしぃ」
って、感情が込み上げてくるパン。
白い粉砂糖がたっぷりまぶされた「ドーナッツ」が一番おすすめです!
あわせて読みたい>>>石垣島にあるマルヨシ製パンは「昭和の味」懐かしい味
ベーカリーメルヘン
石垣島のパンメーカーの中で、「おかず系のパン」の種類が多いのが「ベーカリーメルヘン」さん。
「えっ、そんなに安く売っていいの?」
「ちゃんと、儲かってます!?」
って、聞きたくなるほど、リーズナブルにパンが買えるお店です。
一つ一つのパンが<手のひら大>ぐらいの大きさがあるので、1つ食べただけでもお腹いっぱいになれるパンです。
大きさも大きんですが、メルヘンさんの特徴は、種類が多い!
いろんな味のパンを楽しんで食べれるお店です。
作っている人の人柄が表れているような、優しい味のパン。
お店に行くと、お母さんが接客してくれてるので、癒されに行ってみてください!
あわせて読みたい>>>【ベーカリーメルヘン】小さいけど大きなパン屋さん
それじゃあ、楽しく旅してね!
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