【必読】石垣島からフェリーに乗るときに注意する5つのこと
こんにちは、石垣島ナビです。
石垣島から出ているフェリーのチケットの買い方、乗船の仕方が本当にわかりにくいので、追記を含めてさらに詳しく説明していきます。
特に冬の時期に西表島へ行かれる方は読んでください!
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目次
石垣島から乗るフェリー、注意すること5つ
1、チケットの買い方
離島ターミナルでのチケットの買い方です。これがちょっちゅややこしいので詳しく説明します。(繰り返しますが、特に冬の時期に西表島へ行かれる方は必読です!)
初めての方は安栄観光で購入すべし!
離島ターミナルから各島々へフェリーが出ています。でも、チケットの購入の仕方が、とてもわかりにくい。ミャーーーって怒りたくなるほどわかりにくい。
フェリーのチケットを販売している会社が主に3社(安栄観光、八重山観光フェリー、ドリーム観光)あります。まず、どの会社で買ったらいいの?
安栄観光と八重山観光フェリーは共同運航
安栄観光と八重山観光フェリーは共同運航をしており、どちらの会社でチケットを買ってもこの2社が運航する便ならどちらでも乗れます(2017年10月現在)
主な航路はこの2社が多く便数を出しているので、どちらか(安栄もしくは八重山観光フェリー)で購入するのがいいでしょう。
ドリーム観光だけは独自
ドリーム観光だけ独自の船、独自のスケジュールで運航しているので、ドリーム観光のフェリーに乗りたい場合は必ずドリーム観光でご購入ください。
運航する便が少ないので、時刻表をきちんと確認し計画をたてることをオススメします。
どうして、安栄観光がおすすめ?
安栄観光で買っても八重山観光フェリーで買っても、両方の便に乗れるならどちらで買ってもいいじゃん。と思うでしょうが、細かいシステムに違いがあります。
西表島(上原港、大原港)は注意!
特に西表島へ行く場合は注意です!西表島は島が大きいので港が北側と南側に一つづつあります。北側の港は「上原港(島内では西部地区と呼ばれています)」南側の港は「大原港(東部地区と呼ばれています)」それぞれの航路が動いている時は問題ないのですが、特に上原港行きが欠航した場合、注意が必要です。
送迎バスに乗るには安栄観光が楽!
上原港行きが欠航の場合、大原港経由で上原へ向かうこととなります。石垣島から上原港行きのチケットを買えば、石垣島(フェリー)→大原港(バス)→上原港と乗り継ぎをして向かうこととなります。その際、大原港から上原港まで送迎バスを出してくれます。
ですが、このバス、八重山観光フェリーでチケットを購入した場合、チケットカウンターで事前の申請が必要となるのです。申請が無かったとのことで、乗せてもらえないケースも…知らない人にとっては全くの想定外。ヤヤコシイ。。。
八重山観光フェリー、安栄観光、両社とも案内もほとんどなく、見捨てられるようなことも。フェリー会社さんはビジネスだとわりきっているのか、現場の方の対応はシビアでした(泣)
実際、自分も申請を忘れてしまいバスの運転手さんに「乗せないよ」と断られた経験アリ。キセル乗車と間違われたのか冷ややかな対応…「島の人の常識は観光客の常識ではないんだよ」と声を大にして言いたい(泣)
その点、安栄観光ではバスの申請が簡単。フェリー乗船時、船長さんに「バス券ください。」と申し出るだけ。送迎バスに乗車できるチケットをくれます。
西表島では路線バスも1日4便程度、タクシーは予約制で島に4台程度です。島内の交通の便がメチャクチャ悪い。ちなみに上原港から大原港が距離で40km以上、車でも1時間かかります。
送迎バスに乗れなければ絶望的な距離…日本最後の秘境とよばれるだけあって、旅行する時は気をつけてください!
2、チケットは当日購入でも大丈夫!
チケットは当日朝の購入でも大丈夫です。安栄観光ではWEBで予約ができ、WEBからの購入だと5%割引になります(2017年10月現在)予約していないと購入できない…ということは、ほとんどないです。
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3、ただしチケットは早めに購入すべし
ほとんどないと書いたのは、一部例外があるからです。夏休み(7月~10月)の朝の一部の便(8時前後の石垣島出発便)は絶対予約入れてください。特に西表島へ行く人!
西表島のツアーに参加される人たちがこの便にたくさん詰めかけます。ツアー時間の関係上、ツアー会社から指定されるからです。
でも、フェリーの予約は自分達でしなくてはならないので、予約をおこたると悲惨なことに…
基本、乗船する人が多い場合、フェリー会社が増便を出してくれるのですが、それでも数に限りはあります。
あらかじめ予約しておくと優先的に乗せてくれます。あくまでも優先的らしいですが、予約しとくに越したことはないです!
チケットが買えたら今度は乗船。
4、早めに並ぶべし
フェリーは船の運航状況にもよりますが、だいたい15分前には港に着いており、乗船することができます。それぞれの行き先で桟橋が決まってますので、出航時間より早めに行って並んでください。
早く乗れると、いい席に座れたりするので、早く乗っちゃった方が得ですよ。
5、船酔いしやすい人は後方に座るべし
フェリーは高速船なので、多少の波でも揺れます。風が強いと、さらに揺れます。ハッキリと言います、思っている以上に揺れます。
船酔いしやすい方は必ず、酔いどめを飲んでください!持ってきてない方は、買って飲んでください!絶対、飲んでください!
そして、できるだけフェリーの後方に乗ることをオススメします。後方の方が揺れが多少は穏やかになります。
後方といっても、船の内部の後方がいいですよ。船には階段を降りて乗る内部のスペースと、後方のデッキに椅子が置いてある外部のスペースに別れています。
服が濡れている時は外部のスペースに座らなくてはなりませんが、そんな緊急事態以外は内部のスペースに座ってください。
外部のスペースはクーラーなし、エンジン近くなのでうるさい、暑い、振動大きいの三重苦です。俺は風を感じたいんだという方以外には、あまりオススメできません。
酔いどめ飲んで、早めに並んで、フェリーに乗った後には後方の座席を確保する。これでバッチリです。あとは「神様、お願い揺らさないで」と祈るだけ。
でも、フェリーは島の人たちの交通手段でもあります。小さい島には大規模な病院が無いので、お年寄りや妊婦さんは石垣島までフェリーで通うようになります。島のおばあたちも乗るので本当にいい席は自分達だけで独占せず、お年寄り、妊婦さんのために空けといてあげましょう。
まとめ
簡単にまとめると、離島ターミナルに早めに行って、チケット早めに買って、酔いどめ飲んで、桟橋に並んで、フェリーに乗った後には後方の座席を確保する。これでグッドです!!!
もう一度、最初からしっかりと読んで、快適な八重山の旅を楽しんでください!
本当にヤバイ時は「なんくるないさあ(なんとかなるさ)」とひらきなおることも大事。沖縄の離島では、心配だけしてもどうにもなりません。ハプニングが起こっちゃっても、ハプニングを楽しめるだけのおおらかさが大事です。
立ち止まってフリーズせずに、行動さえしていれば大丈夫。本当に困った時は、誰か助けてくれますよ!だって、離島の人はやさしい人が多いんですもん!
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それじゃあ、楽しく旅してね!
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