いくつ読める?沖縄の珍しい苗字100選
こんにちは。石垣島ナビです。
沖縄は、かなり珍しい苗字の人が多い県です。
かなり読み方が難しい人が多い。
漢字は同じなのに、読み方が違う人がいたりもします。
今回は、「沖縄の珍しい苗字」について紹介していきます。
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目次
- 1 いくつ読める?沖縄の珍しい苗字100選
- 1.1 読み方が難しい珍しい苗字60選
- 1.1.1 喜屋武
- 1.1.2 仲村渠
- 1.1.3 銘苅
- 1.1.4 沢岻
- 1.1.5 具志頭
- 1.1.6 呉屋
- 1.1.7 渡慶次
- 1.1.8 津波古
- 1.1.9 山入端
- 1.1.10 入嵩西
- 1.1.11 勢理客
- 1.1.12 大工廻
- 1.1.13 前武当
- 1.1.14 当銘
- 1.1.15 西銘
- 1.1.16 喜友名
- 1.1.17 真栄城
- 1.1.18 宜保
- 1.1.19 瑞慶覧
- 1.1.20 安谷屋
- 1.1.21 安慶名
- 1.1.22 安次富
- 1.1.23 阿波根
- 1.1.24 我喜屋
- 1.1.25 我如古
- 1.1.26 喜納
- 1.1.27 古波蔵
- 1.1.28 洲鎌
- 1.1.29 平安山
- 1.1.30 嘉手苅
- 1.1.31 照喜名
- 1.1.32 荷川取
- 1.1.33 根路銘
- 1.1.34 東恩納
- 1.1.35 比屋根
- 1.1.36 辺土名
- 1.1.37 真喜志
- 1.1.38 屋嘉比
- 1.1.39 与儀
- 1.1.40 伊是名
- 1.1.41 小禄
- 1.1.42 今帰仁
- 1.1.43 和宇慶
- 1.1.44 与那覇
- 1.1.45 高江洲
- 1.1.46 嘉数
- 1.1.47 上江洲
- 1.1.48 古堅
- 1.1.49 真謝
- 1.1.50 謝花
- 1.1.51 天願
- 1.1.52 小波津
- 1.1.53 勝連
- 1.1.54 漢那
- 1.1.55 我謝
- 1.1.56 翁長
- 1.1.57 安仁屋
- 1.1.58 平敷
- 1.1.59 喜舎場
- 1.1.60 仲程
- 1.2 漢字が違う珍しい苗字15選
- 1.3 読み方を間違えやすい珍しい苗字25選
- 1.1 読み方が難しい珍しい苗字60選
- 2 まとめ
いくつ読める?沖縄の珍しい苗字100選
沖縄の珍しい苗字を100個集めてみました!
だいたいが、沖縄の地名由来の苗字。
沖縄の地名は、当て字を使う場所も多くあり、読み方が難しい。
そういう理由で、難読な珍しい苗字が多い地域。
沖縄出身の有名人も多くいますが、かなり珍しい読み方をする苗字の人が多いですよね?
安室(あむろ)奈美恵さんや、仲間(なかま)由紀恵さん、具志堅(ぐしけん)用高さんなど、様々な珍しい苗字があります。
沖縄の珍しい苗字は、3タイプ、
・読み方が難しい
・漢字が違う
・読み方を間違えやすい
具体的には、
「喜屋武(きゃん)」さんは【読み方が難しいタイプ】、
「仲間(なかま)」さんは【漢字が違うタイプ】、
「新垣(あらかき、あらがき、しんがき)」さんは【読み方を間違えやすいタイプ】に分類されます。
それぞれのタイプ別に、
・【読み方が難しい】:60個
・【漢字が違う】:15個
・【読み方を間違えやすい】:25個
合計100個の珍しい苗字を紹介していきます!
読み方が難しい珍しい苗字60選
喜屋武
【読み方】:きゃん
沖縄本島の南部の地名からきている名前です。
喜屋武村(きゃんそん)という地名が昔あったんですが、合併。
現在の糸満市の南西部に当たる地域です。
仲村渠
【読み方】:なかんだかり
沖縄の方言を使った珍しい苗字です。
「なかむらぁ…ぁ、読めねぇ」って諦めそうになりますね。
知らない人は、絶対読めないだろう珍しい苗字です。
現在の、沖縄県南城市玉城の地名。
「渠(だかり)」は沖縄の方言で、「集落」の意味があります。
銘苅
【読み方】:めかる
沖縄の那覇市にある地名です。
「銘苅家(めかるけ)」は、琉球王朝時代の王様「尚円王」の叔父の子孫と言われています。
銘苅家が使っていた家「銘苅家住宅」が現存しており、上級氏族のお屋敷として観光スポットになっています。
沢岻
【読み方】:たくし
沖縄県の浦添市にある地名です。
まず、読み方がわからない。
全国でも1,000人程度しかいない、沖縄でも珍しい苗字です。
具志頭
【読み方】:ぐしちゃん
沖縄県の八重瀬町にある地名です。
「具志頭」と書いて「ぐしちゃん」と読みます。
地名では「ぐしかみ」と読みんですが、沖縄の方言にすると「ぐしちゃん」になるので、
苗字では「ぐしちゃん」と呼びます。
「具志頭」の地域を治めていた長が使う苗字。
全国にも50人未満という、非常に珍しい苗字です。
呉屋
【読み方】:ごや
地名由来で、現在の沖縄県西原町に「呉屋」という地名があります。
渡慶次
【読み方】:とけし
沖縄の地名由来の苗字で、現在の読谷村に位置しています。
読谷村の渡慶次には、「読谷村立渡慶次小学校(よみたんそんりつとけししょうがっこう)」もあります。
津波古
【読み方】:つばこ
由来は、沖縄県島尻郡佐敷町の地名です。
琉球王国の氏族の名前でもあります。
現在の、沖縄本島の南東部「南城市」にある地名。
山入端
【読み方】:やまのは
沖縄県名護市にある地名です。
なかなか読めない、難読な苗字の一つです。
入嵩西
【読み方】:いりたけにし
沖縄県石垣市がある石垣島の苗字です。
「入嵩西家」という伝統的な赤瓦の住宅が現存し、国の登録有形文化財。
全国に100人程度の珍しい苗字。
石垣島の地名に「大嵩西(おおたけにし)」という地名もあります。
他には、「嵩西(たけにし)」さんもいます。
似た名前の「後嵩西(しいたけにし)」も、全国に50人未満のレア苗字です。
勢理客
【読み方】:じっちゃく
沖縄県浦添市、伊是名島の地名。
知らないと、まず読めない難読苗字。
地名では同じ漢字を使って「せりきゃく」と呼ぶこともあります。
苗字では「じっちゃく」が一般的。
大工廻
【読み方】:だくじゃく
沖縄県沖縄市にある地名です。
難読地名としても有名。
全国で200人未満のレア苗字。
「大工さん」が多い地域にある苗字です。
前武当
【読み方】:まえんとう
全国でも50人未満のレア苗字。
地形由来の苗字で、「前にある平らな土地」という意味です。
間違いなく、難読苗字。
当銘
【読み方】:とうめ
由来は、沖縄県島尻郡八重瀬町の地名。
同じ読み方の漢字に「當銘(とうめ)」という漢字もあります。
どちらも、沖縄の珍しい苗字。
ロサンゼルス在住の新ウチナー民間大使も「当銘」さんという方。
西銘
【読み方】:にしめ
由来は、沖縄県島尻郡久米島町の地名。
1978年〜1990年まで沖縄県知事を3期務めた「西銘順治」さんの苗字でもあります。
喜友名
【読み方】:きゆな、きゆうな
沖縄県宜野湾市の地名が由来です。
喜友名には、喜友名グスクがありましたが、現在は、米軍基地のキャンプフォスターとして利用されています。
人によっては「きゅな」と呼ぶ人もいる苗字です。
真栄城
【読み方】:まえしろ
沖縄では「まえ(前)」を「真栄(まえ)」と表現することが多いです。
前田さんも真栄田さんになり、石垣島にも「真栄里(まえさと)」という地名があります。
「お城の前」って意味で使われる「真栄城(まえしろ)」さん。
FC琉球にも、真栄城兼哉(まえしろけんや)という名前の選手がいます。
宜保
【読み方】:ぎぼ
宜保愛子さんで一躍有名になった苗字ですが、沖縄に多い苗字です。
古くからある苗字で、豊見城間切の地名由来です。
西原という地名を治めていた地頭の「我謝親雲上(がじゃぺーちん)」の三代目の四男の維新(いしん)が「宜保」の地頭になったことから、宜保姓が使われるようになります。
「宜保」という苗字は、維新(いしん)さんの末裔と言われています。
血統的には、「我謝(がじゃ)」さんと親戚関係。
瑞慶覧
【読み方】:ずけらん
沖縄県中頭郡北中城村にある地名です。
「端慶覧(ずけらん)」と書く人もいますが、沖縄では「瑞慶覧(ずけらん)」。
「端」、「瑞」の違い。
米国海軍の中枢基地「キャンプフォスター」が近くにあり、キャンプフォスターの別名が「キャンプ瑞慶覧」です。
安谷屋
【読み方】:あだにや
沖縄県中頭郡北中城村にある地名です。
方言名では「あだんな」と呼ばれることもあります。
沖縄出身の女優さんに「あだにや結」さんがいますが、本名は「安谷屋祐子」さんです。
安慶名
【読み方】:あげな
沖縄県のうるま市にある地名です。
1360年ごろに築城された「安慶名城(あげなぐすく)」という城跡も残っています。
琉球王朝が統一される前の時代に建築された城です。
安次富
【読み方】:あしとみ
琉球王朝時代に那覇にあった地名です。
琉球王朝の王様「尚泰久」の長男が「安次富金橋 ( あしとみかなはし )」という名前でした。
長男でしたが、王位を継がずに、現在の沖縄県南城市に隠居。
言い伝えによると、父との関係が良くなかったとか。
「安次富金橋」 が住んでいた城が「安次富グスク」と呼ばれています。
現在では、お墓が残され、ひっそりとした場所です。
阿波根
【読み方】:あはごん
沖縄県の糸満市にある地名です。
「阿波根グスク」という城跡もありますが、現在は、拝所以外は、うっそうとした森になっています。
沖縄の戦争跡が残る場所でもあります。
我喜屋
【読み方】:がきや
沖縄県島尻郡伊平屋村の地名です。
現在の伊平屋島に残る地名。
2010年に甲子園春夏連覇をした興南高校の監督が「我喜屋優(がきやゆう)」さんでした。
沖縄県勢「初の夏の甲子園優勝」を達成した監督です。
我如古
【読み方】:がねこ
沖縄県の宜野湾にある地名です。
琉球大学に一部隣接する地域。
福島テレビに、沖縄出身の「我如古梨乃(がねこりの)」アナウンサーがいます。
喜納
【読み方】:きな
沖縄本島の南部に多い苗字です。
現在の糸満市に喜納村がありました。
有名人には、コザ市出身の音楽家「喜納昌吉(きなしょうきち)」さんなどがいます。
古波蔵
【読み方】:こはくら、こはぐら
沖縄県の那覇市にある地名です。
ゆいレールの壺川駅周辺に位置します。
現在でも、那覇市を中心に多い苗字です。
洲鎌
【読み方】:すがま
宮古島の南東部にある地名です。
沖縄出身のソフトボール選手に「洲鎌夏子(すがまなつこ)」さんがいます。
平安山
【読み方】:へんざん
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)北谷町(ちゃたんちょう)にあった地名です。
難読の珍しい苗字。
沖縄の女子プロボクサー「平安山裕子(へんざんゆうこ)」さんが有名です。
嘉手苅
【読み方】:かでかる
沖縄県中頭郡西原町にある地名です。
宮古島、久米島にも同じように嘉手苅という地名があり、古くからある名前です。
島唄の神様と言われた、沖縄民謡の歌い手に「嘉手苅林昌(かでかるりんしょう)」さんがいます。
照喜名
【読み方】:てるきな
沖縄の南城市に昔あった地名。
琉球古典音楽の三線奏者に「照喜名朝國(てるきなともくに)」さんが有名。
息子の「照喜名朝一(てるきなちょういち)」さんも三線奏者です。
荷川取
【読み方】:にかわどり
宮古島の北東部にある地名です。
沖縄出身のハンドボール選手「荷川取義浩(にかわどりよしひろ)」さんが有名。
1988年のソウルオリンピックの日本代表選手でした。
石垣島にも「荷川取食品」という製麺所があり、八重山そばのメーカーとして有名です。
根路銘
【読み方】:ねろめ
沖縄県国頭村大宜味村にある地名です。
インフルエンザウイルスのワクチン開発の第一人者である「根路銘国昭(ねろめくにあき)」さんが有名。
東恩納
【読み方】:ひがしおんな
沖縄県のうるま市にある地名です。
明治期を代表する空手家「東恩納寛量(ひがしおんなかんりょう)」さんが有名。
空手の三大流派の一つ「那覇手」の中興の祖と言われている人物です。
比屋根
【読み方】:ひやね
沖縄県沖縄市にあった地名です。
同じ「比屋根」という字を書いて「ひやごん」と読む人もいますが、「ひやごん」さんは少ないです。
有名人には、プロ野球選手(ヤクルトスワローズ)の「比屋根渉(ひやねわたる)」さんが有名。
辺土名
【読み方】:へんとな
沖縄県国頭郡国頭村にある地名です。
有名人には「DA PUMP(ダパンプ)」のISSA(イッサ)さんの本名が「辺土名一茶(へんとないっさ)」です。
真喜志
【読み方】:まきし
沖縄の台所「牧志市場(まきしいちば)」で有名な「牧志(まきし)」の別名です。
漢字が「牧志」「真喜志」「眞喜志」と複数の書き方があります。
沖縄出身のプロ野球選手「真喜志康永(まきしやすなが)」さんが有名です。
屋嘉比
【読み方】:やかび
沖縄県島尻郡座間味村に属する無人島に「屋嘉比島」という島があります。
沖縄県国頭村大宜味村にあった地名です。
琉球王朝の音楽家「屋嘉比朝寄(やかびちょうき)」が有名です。
「屋嘉比朝寄」は、三線の楽譜「工工四(くんくんしー)」の考案者。
与儀
【読み方】:よぎ
沖縄県の那覇市にある地名です。
漫湖公園(まんここうえん)の近くにある場所。
沖縄県営鉄道の駅「与儀駅」がありましたが、現在は、廃線となっています。
伊是名
【読み方】:いぜな
沖縄県島尻郡に属する島「伊是名島」があります。
沖縄本島の北東部に位置する有人島。
伊是名島が由来の苗字と言われています。
伊是名島は、ハブのいない島として有名です。
小禄
【読み方】:おろく
沖縄県那覇市の地名です。
モノレールの駅「小禄駅(おろくえき)」があります。
沖縄の高級住宅街で有名な地域です。
今帰仁
【読み方】:なきじん
沖縄県国頭郡の地名です。
長い城壁がある「今帰仁城」の城跡が有名な地域です。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、世界遺産登録されています。
地名は有名なんですが、苗字は、全国に50人以下の非常に珍しい苗字。
琉球王朝の王族「尚家」の分家と言われています。
和宇慶
【読み方】:わうけ
沖縄県中頭郡中城村にある地名です。
沖縄出身のモデルさん「和宇慶暁人(うわけあきひと)」さんが有名です。
与那覇
【読み方】:よなは
沖縄県の宮古島にある地名です。
15世紀、宮古島の首長は「与那覇勢頭 豊見親(よなはせど とぅゆみゃ)」という豪族。
「与那覇」姓は、尚清王の子孫とも言われています。
高江洲
【読み方】:たかえす
沖縄県うるま市にある地名です。
起業家兼モデルとして活躍する「高江洲真美(たかえすまみ)」さんが有名です。
嘉数
【読み方】:かかず
沖縄の各地に見られる地名です。(沖縄県豊見城市、宜野湾市、糸満市など)
沖縄でリポーターとして活躍している「嘉数ゆり(かかずゆり)」さんが有名です。
上江洲
【読み方】:うえず
沖縄県うるま市にある地名です。
久米島に多い苗字で、久米島にあった具志川村の代表を務めていた人の苗字です。
苗字の意味は、「川の上にある中洲」
古堅
【読み方】:ふるげん
沖縄の北部に多い苗字です。
由来は、現在の沖縄県読谷村の地名と言われています。
収納アドバイザーとして活躍している「古堅純子(ふるげんじゅんこ)」さんが有名です。
真謝
【読み方】:まじゃ
沖縄県島尻郡久米島町にある地名です。
石垣島の白保集落には、「真謝井戸(まじゃんがー)」という下り井戸が有名です。
また、石垣島の川平湾には「マジパナリ」という無人島がありますが、漢字で「真謝離」と書きます。
謝花
【読み方】:じゃはな
沖縄県国頭郡(くにがみぐん)本部町(もとぶちょう)の地名です。
沖縄県の副知事も「謝花」さんです。
ニュースなどでよく耳にする名前なので、沖縄に住んでいると聞き慣れた名前。
天願
【読み方】:てんがん
沖縄県うるま市の地名です。
天願獅子舞が有名な地域。
小波津
【読み方】:こはつ
沖縄県中頭郡西原町にある地名です。
沖縄出身の俳優さん「小波津亜廉(こはつあれん)」さんが有名です。
勝連
【読み方】:かつれん
沖縄県うるま市にある地名です。
「勝連城(かつれんじょう)」という歴史的な城跡があります。
「阿麻和利(あまわり)」の居城としても有名な城です。
漢那
【読み方】:かんな
沖縄県国頭郡(くにがみぐん)宜野座村(ぎのざそん)にある地名です。
漢那ダムで有名です。
我謝
【読み方】:がしゃ
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)西原町にある地名です。
ロイターの記者として活躍されている「我謝京子(がしゃきょうこ)」さんが有名です。
翁長
【読み方】:おなが
沖縄県豊見城市にある地名です。
沖縄県知事の「翁長雄志(おながたけし)」さんが有名です。
安仁屋
【読み方】:あにや
沖縄の宜野湾市の地名に、安仁屋村がありました。
地名由来の名前でもありますが、
士族は元服して「かたかしら」を結うと、童名から「〜仁屋」という名前に改めた歴史もあります。
沖縄では「安」は好字とされているので、縁起がいい文字。
沖縄初のプロ野球選手「安仁屋宗八(あにやそうはち)」さんが有名です。
平敷
【読み方】:へしき
沖縄県国頭郡(くにがみぐん)今帰仁村(なきじんそん)にある地名です。
沖縄出身の写真家「平敷兼七(へしきけんしち)」さんが有名です。
喜舎場
【読み方】:きしゃば
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)北中城村(きたなかぐすくそん)にある地名です。
沖縄の歴史上の人物「喜舎場朝賢(きしゃばちょうけん)」さんが有名です。
仲程
【読み方】:なかほど
沖縄県南城市にあった地名です。
現在は「仲程」バス停があります。
沖縄出身のモデルさん「仲程仁美(なかほどひとみ)」さんが有名です。
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漢字が違う珍しい苗字15選
平良
【読み方】:たいら
本州では「平(たいら)」さんが多いですが、沖縄で「たいら」さんと言えば「平良」。
「良」という字が使われることが多い地域。
石垣島周辺にある西表島には、「前良川(まいらがわ)」「後良川(しいらがわ)」「仲良川(なーらがわ)」など「良」がつく川も多くあります。
「平良(たいら)」さんは、沖縄の苗字ランキング8位。
仲村
【読み方】:なかむら
本州では「中村(なかむら)」さんが多いですが、沖縄で「なかむら」さんと言えば「仲村」。
「仲」という字が使われることが多いです。
他にも、「仲間(なかま)」「仲田(なかだ)」「国仲(くになか)」「仲里(なかざと)」「仲宗根(なかそね)」など、「仲」がつく名前が多いです。
「仲村(なかむら)」さんは、沖縄苗字ランキング18位。
仲宗根
【読み方】:なかそね
本州では「中曽根(なかそね)」さんが多いですが、沖縄で「なかそね」さんと言えば「仲宗根」。
沖縄本島で「ちんすこう」の製造で有名な「仲宗根食品(なかそねしょくひん)」も「仲宗根」です。
他にも、「仲間(なかま)」「仲田(なかだ)」「国仲(くになか)」「仲里(なかざと)」「仲村(なかむら)」など、「仲」がつく名前が多いです。
名嘉真
【読み方】:なかま
「仲間(なかま)」さんかと思いきや、「名嘉真」と書いて「なかま」さん。
沖縄県国頭郡恩納村にある地名です。
地名に使われる漢字は、古い字を使うことが多いです。
近代になり、本州で使うような漢字に置き換えられてきた歴史もありますが、古い字が残っていることが多いです。
「名嘉真(なかま)」さん以外にも、複数の字を使う苗字も多いのが沖縄です。
宇良
【読み方】:うら
本州では「浦(うら)」さんが多いですが、沖縄で「うら」さんと言えば「宇良」。
「宇」という字が使われることが多いです。
石垣島で一番美味しい餅屋「多宇モチ屋(たうもちや)」も「宇」が使われています。
地名でも、「久宇良(くうら)」という地名もあります。
嵩原
【読み方】:たけはら
本州では「竹原(たけはら)」さんが多いですが、沖縄で「たけはら」さんと言えば「嵩原」。
「嵩」という字が使われることが多いです。
レア苗字で有名な「後嵩西(しいたけにし)」「入嵩西(いりたけにし)」も「嵩」。
「嵩西(たかにし)」「嵩田(たかだ)」などにも使われることが多いです。
渡真利
【読み方】:とまり
「泊(とまり)」さんかと思いきや「渡真利」と書いて「とまり」。
「渡」は「渡嘉敷(とかしき)」「渡名喜(となき)」「渡久山(とくやま)」などで使われることが多い。
「真」は「真栄田(まえだ)」「真栄里(まえさと)」。
「利」は「友利(ともり)」。
いずれも、珍しい苗字使われることが多い漢字です。
名嘉
【読み方】:なか
本州では「中(なか)」さんが多いですが、沖縄で「なか」さんと言えば「名嘉」。
「嘉」という字が使われることが多いです。
「名嘉真(なかま)」「嘉数(かかず)」「渡嘉敷(とかしき)」「嘉陽(かよう)」「津嘉山(つかやま)」など。
レア苗字に使われることが多い漢字です。
譜久原
【読み方】:ふくはら
本州では「福原(ふくはら)」さんが多いですが、沖縄で「ふくはら」さんと言えば「普久原」。
「久」という字が使われることが多いです。
「渡久地(とぐち)」「久田(くだ)」「渡久山(とくやま)」「久高(くだか)」「天久(あめく)」「屋比久(やびく)」など。
縁起のいい漢字です。
真栄田
【読み方】:まえだ
本州では「前田(まえだ)」さんが多いですが、沖縄で「まえだ」さんと言えば「真栄田」。
「真栄」という字が使われることが多いです。
「真栄里(まえさと)」「真栄城(まえしろ)」さんなど。
沖縄本島にある「真栄田岬(まえだみさき)」は絶景スポットとしても有名です。
冨名腰
【読み方】:ふなこし
本州では「船越(ふなこし)」さんが多いですが、沖縄で「ふなこし」さんと言えば「冨名腰」。
琉球は、幕末まで薩摩藩の支配下にあり「船越」、「舟越」などの「大和風の苗字の使用を禁止」されていた時代がありました。
「船越」は「冨名腰」に改名されます。
明治以降、元々の「船越」に戻す人たちもいましたが、「冨名腰」のままの人たちも多かったので、現存している苗字です。
義村
【読み方】:よしむら
本州では「吉村(よしむら)」さんが多いですが、沖縄で「よしむら」さんと言えば「義村」。
琉球王朝末期の王族「義村朝義(よしむらちょうぎ)」が有名。
沖縄には、義村御殿(よしむらうどぅん)というお墓があります。
琉球王朝の王様、第二尚氏の分家として有名な王族です。
渡久地
【読み方】:とぐち
本州では「戸口(とぐち)」さんが多いですが、沖縄で「とぐち」さんと言えば「渡久地」。
沖縄県国頭郡(くにがみぐん)本部町(もとぶちょう)の地名です。
屋宜
【読み方】:やぎ
本州では「八木(やぎ)」さんが多いですが、沖縄で「やぎ」さんと言えば「屋宜」。
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)中城村(なかぐすくそん)にある地名。
プロ野球選手の「屋宜照悟(やぎしょうご)」さんが有名です。
佐和田
【読み方】:さわだ
本州では「沢田(さわだ)」さんが多いですが、沖縄で「さわだ」さんと言えば「佐和田」。
沖縄県の宮古島にある地名。
日本の渚百景にも選ばれている「佐和田の浜」が有名な観光スポットです。
読み方を間違えやすい珍しい苗字25選
金城
【読み方】:きんじょう、かねしろ
沖縄の苗字ランキング2位の苗字です。
沖縄の苗字に多く使われている名前ですが、読み方が間違いやすい苗字です。
俳優の「金城武(かねしろたけし)」さんが「金城」なので、「かねしろ」と読みたくなるんですが、沖縄ではほとんどが「きんじょう」と読みます。
石垣島にも「金城製麺所(きんじょうせいめんじょ)」という有名なお店があります。
玉城
【読み方】:たましろ、たまき、たまぐすく
沖縄の苗字ランキング9位が「玉城(たまき)」、ランキング24位が「玉城(たましろ)」。
同じ「玉城」ですが、読み方が複数あります。
人数では、「玉城(たまき)」さんの方が多いです。
沖縄の偉人に、組踊の創始者「玉城朝薫」という人がいますが「たまぐすくちょうくん」と読みます。
読み方いろいろな珍しい苗字。
外間
【読み方】:ほかま
沖縄の苗字に、「内間(うちま)」さんがいるので、「外間(そとま)」さんと読みたくなるんですが、「そとま」ではなく、沖縄では「ほかま」さんです。
由来は、沖縄県島尻郡八重瀬町にある地名。
沖縄の人は、訛って「ふかま」さんと呼ぶこともある苗字です。
新垣
【読み方】:あらかき、あらがき、しんがき
沖縄の苗字ランキング6位が「新垣(あらかき)」さん。
沖縄出身の女優「新垣結衣」さんは「あらがき」。読み方が3パターンある珍しい苗字です。
ソフトバンクホークスで投手をしていた「新垣渚」さんは「あらかき」。
沖縄では、「あらかき」と読むことが多い苗字。
本州に行くと、同じ漢字で「しんがき」さんが多くなる傾向があります。
安里
【読み方】:あさと
沖縄のモノレールの駅名にもある「安里(あさと)」。
沖縄のディープな商店街「栄町市場」の最寄駅です。
石垣島周辺にある竹富島の古謡にも「安里屋ユンタ」という歌があります。
沖縄の古謡では、有名な歌。
桃原
【読み方】:とうばる
「桃原」と書いて「とうばる」と読みます。
ついつい「ももはら」と読みたくなるんですが、沖縄では「とうばる」。
「桃」を「トウ」と音読みします。
石垣島にも「桃里」と書いて「とうざと」と読む地名があります。
東江
【読み方】:あがりえ
沖縄方言が使われた、珍しい苗字です。
沖縄では、方言で「東」を「あがり」と読みます。
太陽が「あがって」くる方角だから「あがり」。
逆に西は、太陽が入っていくので「いり」(例:西表島<いりおもてじま>)。
沖縄で有名なメガネ屋さん「東江メガネ(あがりえめがね)」が有名。
古謝
【読み方】:こじゃ
沖縄県沖縄市の地名です。
沖縄音楽を代表する歌手「古謝美佐子(こじゃみさこ)」さんが有名。
夏川りみさんと共演して歌った「童神(わらびがみ)」は名曲です。
津嘉山
【読み方】:つかやま
沖縄県島尻郡の南風原町(はえばるちょう)にある地名です。
地名だと「津嘉山」と書いて「つかざん」になるんですが、人名になると「つかやま」と読みます。
場所と人で、読み方が違うので、間違いやすい名前です。
苗字だと「つかやま」。
沖縄の離島にも多い名前です。
神田
【読み方】:かみた、かんだ
「神田」と書くと「かんだ」と読みたくなるんですが、沖縄では「かみた」さんの方が多いです。
読谷山
【読み方】:ゆんたんざ
まず、読めない。
「読谷山」と書いて「よみたんやま」と読みたくなるんですが、「ゆんたんざ」。
全国でも100人以下の非常に珍しい苗字です。
「読谷山御殿(ゆんたんざうどぅん)」という、現在の読谷村(よみたんそん)を治めていた王族の大名のお墓が有名です。
沖縄では、格式のある名前です。
新田
【読み方】:あらた、にった
「新田」で「にった」と読みたくなるんですが、沖縄では「あらた」さんが多いです。
天久
【読み方】:あめく
沖縄県那覇市にある地名です。
「天久」と書いて「あめく」と読みます。
「てんきゅう」って読みたくなるんですが「あめく」です。
沖縄のモノレール「おもろまち駅」近くに位置します。
久田
【読み方】:くだ、ひさだ
「久田」で「ひさだ」と読みたくなるんですが、沖縄では「くだ」さんが多いです。
伊良皆
【読み方】:いらみな
沖縄県中頭郡の読谷村(よみたんそん)にある地名です。
「伊良皆」と書いて「いらみな」。
沖縄には「伊良◯」という珍しい苗字が多いです。
「伊良嶺(いらみね)」「伊良波(いらは)」「伊良部(いらぶ)」と間違いやすい苗字。
上地
【読み方】:うえち
「上地」と書いて、「うえち」さん。
有名人では「上地雄輔(かみじゆうすけ)」さんが有名なので、
「かみじ」と読みたくなんるんですが、沖縄では「うえち」。
石垣島にも多い苗字です。
石垣島周辺の「新城島(あらぐすく)」は「上地島(かみじじま)」「下地島(しもちじま)」の2島からなっています。
上運天
【読み方】:かみうんてん
「上地」は「うえち」ですが、「上運天」は「かみうんてん」。
沖縄県国頭郡(くにがみぐん)今帰仁村(なきじんそん)にある地名です。
沖縄出身の日本代表のラグビー選手「加藤あかり」さんは、旧姓が「上運天あかり」さん。
川平
【読み方】:かわひら、かびら
地名だと「川平」で「かびら」ですが、苗字になると「かわひら」さんが多い苗字です。
一部、「川平慈英(かびらじえい)」さんのように「かびら」と呼ぶ場合もあります。
石垣島では、ミシュラン三ツ星に選ばれた「川平湾(かびらわん)」が有名。
国場
【読み方】:こくば
沖縄県那覇市にある地名です。
「国場」と書いて「くにば」と読みたくなるんですが、沖縄では「こくば」。
新川
【読み方】:あらかわ
「新川」と書いて、「あらかわ」と読みます。
「しんかわ」じゃなくて「あらかわ」。
「荒川(あらかわ)」と書きたくなるんですが、「新川(あらかわ)」です。
石垣島にも「新川(あらかわ)」という地名があり、古くからある名前です。
沖縄は「水」が貴重な資源なので、「水関係」の名前が多いです。
名城
【読み方】:なしろ
「名城」で「めいじょう」って読みたくなるんですが、沖縄では「なしろ」。
沖縄県の糸満市にある地名です。
名古屋の「名城大学(めいじょうだいがく)」と同じ字ですが、読みは「なしろ」です。
前泊
【読み方】:まえどまり
「前泊」と書いて「まえどまり」。
「まえとまり」ではなく、「まえどまり」。
伊平屋島には、「前泊港(まえどまりこう)」があり、西表島には「前泊の浜(まえどまりのはま)」があります。
西表島の前泊浜では、国の無形重要文化財指定の「節祭(しち)」が行われる場所です。
後間
【読み方】:くしま、こしま
「後間」と書いて「くしま」。
「うしろま」と読みたくなるんですが、「くしま」もしくは「こしま」です。
沖縄には「◯間」という名前が多い。
「内間(うちま)」「外間(ほかま、ふかま)」「後間(くしま、こしま)」
沖縄テレビのアナウンサー「後間秋穂(こしまあきほ)」さんが有名。
末吉
【読み方】:すえよし
「末吉」と書いて「すえよし」と読みます。
おみくじの「すえきち」ではなく、「すえよし」。
鹿児島県に多い名前です。鹿児島では「末吉(すえよし)」さん、「永吉(ながよし)」さんが多いです。
沖縄にも首里末吉町(しゅりすえよしちょう)に「末吉公園(すえよしこうえん)」などがあり、「すえよし」という名前が浸透しています。
粟国
【読み方】:あぐに
「粟国」と書いて「あぐに」と読みます。
「あわくに」と読みたくなるんですが、「あぐに」。
沖縄本島の北東に「粟国島(あぐにじま)」があります。
ヘリコプターで行ける島として有名な島。
「粟国の塩」「ソテツ味噌」が有名な島です。
まとめ
沖縄の珍しい苗字は、地名に由来しているものが多いです。
地名じゃない場合は、琉球王朝時代の役職名、王族、氏族の名前がほとんど。
理由は、昔は、苗字をつけれる人は位の高い人だけだったからです。
近代になり、苗字をつける習慣が出てきましたが、その時に出身地がわかりやすいように、地名を苗字にする人が多かったようです。
石垣島で多い苗字をランキング形式で紹介した記事です。石垣島に多い苗字は何か、知りたい人はこちらの記事をそうぞ!
関連記事>>>石垣島の苗字
昔の氏族の名前のつけ方を、具体的にこちらの記事で詳しく解説しているので、興味のある人は、読んでみてください!
関連記事>>>【沖縄の名前】名前に「朝」がつく人は高貴な家柄!?
それじゃあ、楽しく旅してね。
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こんにちは!
勢理客の読み方が「せきりゃく」になってしまっていますよ〜
我謝は「がしゃ」とも読むんですね!「がじゃ」一択だと思っていました汗
あと津波古は「つはこ」だけ、と。
勉強になりました、ありがとうございます(*´꒳`*)
>>本部んちゅさん
コメント・間違いのご指摘ありがとうございます!
勢理客(せりきゃく)に訂正しました。
また間違いなどありましたら、教えていただけると助かります。
ありがとうございます!