ヤエヤマヤシ群落|希少な天然記念物を見に行こう!
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島でシュノーケリングするなら「米原ビーチ」。
米原ビーチまで行くのなら、近くにある「ヤエヤマヤシ群落」も寄りたいスポット!
米原ビーチで海で泳いだあとは、亜熱帯の森林探索!
入り口にある「ぱぱ屋のジュース」を片手に、天然記念物観察に行きましょう!
「ヤエヤマヤシ群落の特徴は?」
「ヤエヤマヤシ群落はどこにあるの?」
「ヤエヤマヤシ群落へのアクセスは?」って疑問に、お答えします。
本記事を読むと、
・ヤエヤマヤシ群落の特徴がわかる
・ヤエヤマヤシ群落の場所がわかる
・ヤエヤマヤシ群落へのアクセスがわかる
石垣島と西表島に6年間住んでいる、現地ガイドが紹介する「石垣島の生の情報」です。
記事を読んで、石垣島の「ヤエヤマヤシ群落」に詳しくなって、遊びに行ってみてください!
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目次
ヤエヤマヤシ群落|希少な天然記念物を見に行こう!
米原ビーチの近くにある観光スポットが「ヤエヤマヤシ群落」です。
ヤエヤマヤシ群落は、石垣島と、西表島にしか生えていない天然記念物「ヤエヤマヤシ」がたくさん生えている場所。
木道が整備されているので、ヤエヤマヤシを弱らせずにじっくりと見ることができるスポットです。
遊歩道は、さほど長くないですが、亜熱帯の密林の中を歩いているような体験ができます!
生えているヤシは、いずれも希少な天然記念物。
石垣島では天然記念物に会えたり、身近に感じたりできる場所が多いです。
本州では気軽にできない貴重な体験を、ぜひ「ヤエヤマヤシ群落」で楽しんでいってください!
ヤエヤマヤシ群落の特徴
ヤエヤマヤシ群落の特徴は、
・天然記念物「ヤエヤマヤシ」を見れる
・木道がある
・亜熱帯の植物が多い
ヤエヤマヤシは天然記念物の木です。
高さは20mにもなる大きさ!
真下から見ると、ぐーんと見上げなくてはいけないぐらい高い木です。
ヤエヤマヤシ群落には、「散策道」・「木道」があるので、見にいくのも簡単です。
群落までは、入り口から歩いて3分ぐらい。
かなりお手軽な散策道ですが、途中にはギランイヌビワの大木があったり、珍しいセミが鳴いていたりと、天然記念物の林らしい道。
近くには、ヤシ記念館もあったりと、ヤエヤマヤシについての施設がたっぷりある場所です。
八重山ヤシは天然記念物
ヤエヤマヤシは天然記念物です。
漢字で書くと「八重山ヤシ」。
八重山にあるヤシという意味の植物。
と、いうのもヤエヤマヤシは、石垣島と西表島の一部にしか生えていない植物です。
石垣島では「桴海於茂登岳の山麓の一部の地域」だけに群落を作っていて、
西表島では「大富の山の中」に群落を作っているのが有名です。
ヤエヤマヤシを間近で見れるのは石垣島だけ!
ヤエヤマヤシ群落は、石垣島と西表島にあるんですが、真下まで行って見ることができるのは「米原のヤエヤマヤシ群落」だけ。
西表島のヤエヤマヤシ群落は、反対側の山にある展望台から眺めることしかできません。
ヤエヤマヤシを身近に感じたい人は、「米原のヤエヤマヤシ群落」へ行くことをおすすめします。
西表島のヤエヤマヤシ群落は、がっかり観光スポットなので注意です。
石垣島にある「米原のヤエヤマヤシ群落」は、散策道、木道が整備されているので、安心して歩くことができます。
森林散策や、自然体験をするときは、天然の山道を歩くことが多いので、歩きにくかったりします。
雨が多い時期には、道が崩れて大変なこともあるんですが、米原のヤエヤマヤシ群落は、そんな心配いらず。
綺麗に舗装された道がついているので、周りの植物をじっくりと観察することができます。
また、木道には2つのメリットがあります。
そのメリットとは、
・歩きやすい
・植物を弱らせない
歩きやすいのはもちろんのこと、植物にダメージを与えることなく見にいくことができるんです。
植物が生えている地面を「ギュッ、ギュッ」って踏むと、地面が固まり水はけが悪くなったり、根っこにダメージを与えてしまいます。
植物は、根っこが弱くなると、台風などの大風で倒れてしまう。
10人や100人程度では、弱ることはありませんが、1万人、10万人となってくると、どうしても根っこが痛んでしまいます。
それを防いでくれるのが「木道」なんです。
今まで残ってきた景色を、これからも残していくための設備。
もちろん、木道からもヤエヤマヤシを間近で見れるので、迫力満点です!
逆に木道があることで、写真撮影がしやすかったりといいポイントも多い。
ヤエヤマヤシ群落には、背の高い植物が多いので、気持ちいい木陰になっています。
ヤエヤマヤシをバサバサと揺らしながら吹く風が気持ちいい場所!
上空を流れる雲を見ながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
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ヤエヤマヤシ群落の場所
ヤエヤマヤシ群落の場所は、米原ビーチ近くの山側にあります。
知花食堂近くに、山側へ行く長い道があり、まっすぐ進むとヤエヤマヤシ群落へ到着します。
ヤエヤマヤシ群落には、5台ほど停まれる駐車場もあります。
レンタカーで行く人は、車で入っていってOKな場所です。
ヤエヤマヤシ群落へのアクセス
バスで行く場合は、東バスの<系統11>米原キャンプ場線「ヤシ林入り口」下車、徒歩15分です。
ヤシ林バス停から「ヤエヤマヤシ群落」までは、少し上り坂になっているのでゆっくり歩いて行ってください。
レンタカーで行くルートは2つ、
・「川平」経由で県道79号線
・「おもとトンネル」経由で県道87号線
おすすめのルートは「川平経由の県道79号線」です。
理由は、川平までは海の景色を楽しむことができ、川平からは、山の景色を楽しむことができるから。
車を走らせるだけだと、飽きちゃうこともありますが、綺麗な景色を眺めながらだとドライブも楽しいです。
「おもとトンネル経由の県道87号線ルート」は、距離が近いので、早く行きたい人向けのルートです。
山を抜けるルートなので、海の景色があまり見れないのが難点。
県道79号線から行くと、ヤエヤマヤシ群落へ行くまでに山の風景を見ることもできます。
上の写真に、実はヤエヤマヤシが写っているんですが、どこにあるかわかります?
少し小さいのでアップにして見ると、
山の麓にたくさんのヤシが生えているのがわかります。
県道79号線からも、ヤエヤマヤシがたくさん見れる。
また、この辺りは「カンムリワシ」が多く生息するスポットでもあります。
車を運転しながらでも、カンムリワシが飛んでいるのがよくわかります。
大きい鳥を見つけたら、車を止めて、よく見てみてください。
カンムリワシも「特別天然記念物」の鳥。
天然記念物がたくさんいる地域です!
ヤエヤマヤシ群落周辺の観光スポット
ヤエヤマヤシ群落周辺の観光スポットは、
・ぱぱ屋
・知花食堂
・米原ビーチ
・荒川の滝
などがあります。
ぱぱ屋
ヤエヤマヤシ群落の入り口にあるのが「ぱぱ屋」です。
サトウキビジュースをベースにしたブレンドジュースが飲めるお店。
「サトウキビ+ゴーヤ」、「サトウキビ+ドラゴンフルーツ」などの変わったブレンドジュースを買えます。
関連記事>>>ぱぱ屋|石垣島で飲めるフルーツ入りサトウキビジュース
知花食堂
「ヤシ林」バス停近くにあるお店です。
八重山そばが有名なお店で、卵焼き、おろしショウガがのってるのが特徴。
あっさり出汁のそばに、ショウガの風味が追加されて美味しいそばです!
関連記事>>>「知花食堂」へ行ってきたよ!
米原ビーチ
石垣島のシュノーケリングスポットとして有名な「米原ビーチ」。
ヤエヤマヤシ群落からは、徒歩20分程度の距離。
ヤシ散策で汗をかいたら、ビーチで泳いでリフレッシュするのもあり。
砂浜から見ているだけでも綺麗なビーチです。
関連記事>>>米原ビーチ|クマノミにも会えるかも!?地元で人気の理由
荒川の滝
米原ビーチから徒歩15分の場所にあるのが「荒川の滝」です。
天然の滝浴びができる人気スポット。
夏になると、石垣島島内の子供達が水遊びをしにくる滝です。
関連記事>>>荒川の滝|ひんやり水遊び!天然のヒーリングスポット
ヤエヤマヤシ群落がある地域は「桴海(ふかい)」という名前です。
桴海にある、その他の観光スポットを知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください!
関連記事>>>【桴海(ふかい)】米原ビーチ周辺の観光スポット
それじゃあ、楽しく旅してね!
ヤエヤマヤシ群落の詳細
【アクセス】離島ターミナルから約18.5km
【路線バス】系統11:米原キャンプ場線「ヤシ林入り口」下車、徒歩15分
【おすすめの時期】7月〜9月
【みどころ】天然記念物、ぱぱ屋のジュース
【滞在時間】約30分
【住所】沖縄県石垣市桴海
【おすすめ度】★★★☆☆
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