【生食用サトウキビ】生で買えるサトウキビ、サトウキビの選び方
こんにちは。石垣島ナビです。
「サトウキビ、かじりたいんだけど、どうしたらいい?」
「生のサトウキビって、どこで売ってるの?」
「いいサトウキビの選び方は?」って質問に、お答えします。
本記事を読むと、沖縄で買える「生のサトウキビ」について知ることができます。
・生のサトウキビがどういう状態で売っているか
・どこで生のサトウキビが買えるか
・どういうものがいい状態なのか
が、わかる記事です。
石垣島在住のガイドが、自分の足で実際に行って、見て、確かめた現地の生の情報。
石垣島に行った際には、ぜひ、現地でしか体験でない、生のサトウキビをかじる体験をしてみてください!
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【生食用サトウキビ】生で買えるサトウキビ
石垣島で、サトウキビを買うことができます。
サトウキビといっても、加工された砂糖ではなく、サトウキビの茎がそのまま買えるんです。
理由は、お土産用ってのもあるんですが、実は、サトウキビはお供え物としても使われたりもするから。
豊年祭などの、農作物の収穫、豊作を祝う行事では、1mほどのサトウキビをお供え物として使ったりもします。
行事の直前になると、石垣島のスーパーの入り口には、段ボールに入れられた「サトウキビの束」がそびえ立っていたりもします。
石垣島ならではの光景ですね。
石垣島のサトウキビ
石垣島をはじめとした、沖縄の離島では、サトウキビの栽培が盛んに行われています。
それぞれの島に製糖工場があると言われているぐらい、沖縄では広く栽培されている作物なんです。
その理由は、サトウキビの頑丈さにあります。
サトウキビは竹の仲間なので、茎がしっかりしているのが特徴。
台風の多い沖縄では、台風の風でも倒れない、飛ばされないって条件が作物の必須条件になります。
具体的には、
・茎が強い「サトウキビ」
・地下に実をつける「紅芋」
・樹高が低い「パイナップル」
など、台風に強い作物ばかりです。
沖縄で、「黒砂糖」「紅芋」「パイナップル」のお土産が多いのも、そういう理由からなんです。
特に、砂糖の元になるサトウキビは、昔から重宝されてきた作物でした。
関連記事>>>サトウキビについて
行事にも使う
サトウキビは、黒砂糖の加工だけでなく、行事にも使われます。
先述した「豊年祭」などでは、その年の農作物の恵みを神様に感謝する意味で、採れた作物をお供え物として、神様に捧げます。
神様に捧げることによって、また、来年の豊作を願う。
石垣島のような小さな島では、ちょっとした雨不足や、日照りで作物が収穫できなくなってしまいます。
なので、神様にお願いするという行事が盛んになり、伝えられてきたのでしょう。
具体的には、行事の前になると、スーパーの入り口に1mほどの長いサトウキビが並んでいます。
一瞬、物干し竿かと勘違いしてしまうほどの存在感のサトウキビ。
お供えが終わった後は、細かくして、子供達のおやつにもなるようです。
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生でかじる用のサトウキビ
行事のときしか「生のサトウキビ」が買えないかといったら、そうではありません。
JAのファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」や、サトウキビジュースが飲めるお店「物産センター石垣島」などへ行くと、「生食用のサトウキビ」を買うことができます。
「生食用のサトウキビ」が売っている理由は、基本的にお土産用。
昔は、子供のおやつとしても食べられていたサトウキビなんですが、最近では、サトウキビなんかより美味しいお菓子がたくさんあるので、「サトウキビをかじる」ことも少なくなりました。
どうやってかじるかというと、周りの緑の皮をはいで、中の白い芯の部分をかみながら吸って食べます。
真の部分を砕いて潰し、サトウキビジュースとして飲んでもOK。煮詰めると黒砂糖になります。
具体的な食べ方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
関連記事>>>「生のサトウキビ」かじってみた!石垣島でできる場所、方法も紹介
生のサトウキビは市場で買える
生食用のサトウキビですが、お土産屋さん、生搾りサトウキビジュースが飲めるお店、JAのファーマーズマーケットで買うことができます。
一番新鮮で、いいサトウキビが手に入るのが「ゆらてぃく市場」です。
理由は、ゆらてぃく市場では、農家さんが毎日新鮮な農作物を届けてくれるから。
JAのお店だけあって、種類も豊富だし、鮮度も抜群。
特に、生食用のサトウキビは鮮度が大事。
時間が経ったものだと、乾燥して硬くなってしまうんです。
ただでさえ、硬いサトウキビなのに、乾燥してしまうと、かじることもできなくなってしまいます。
また、糖分、水分が多い作物なので、時間が経つとカビが生えやすくなってしまう繊細な食べ物です。
関連記事>>>石垣島JAのファーマーズマーケット<ゆらてぃく市場>野菜、果物、おみやげ豊富
生食用のサトウキビを買うポイント
生食用のサトウキビの選び方は、「重さ」「ツヤ」「切り口」です。
まず、「重さ」があるものを選ぶのがポイント。
重みがないってことは、水分が抜けている証拠なので、軽いものは、中身がスカスカか、硬くなってしまっているものです。
重みのあるものを選びましょう。
次に、「ツヤ」。
ツヤがあるものは、水分が多い証拠です。
できるだけツヤがあるものを選びましょう。
また、色は緑が濃いものを選ぶといいです。
新しいものは緑色をしていますが、古くなってくると黄色に変色してきます。
黄色になるとだんだん硬くなるので、若い緑色でツヤがあるものがおすすめです。
最後に「切り口」をみてください。
切り口が、みずみずしいものが新しい証拠。
新しいものは切り口が「クリーム色」、薄い黄色をしています。
時間が経つと、乾燥してきたり、切り口が赤っぽく変色してきます。
できるだけクリーム色に近いものを選んでみてください!
それじゃあ、楽しく旅してね!
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