上原ベーカリー<バターロール>フワフワな天使のバターロール
こんにちは。石垣島ナビです。
本州でバターロールっていうと小ちゃくて丸っこいバターが練り込んであるパンを思い浮かべると思うのですが、沖縄でバターロールといえば、コッペパンのような形。
中にマーガリンやバタークリームが挟んであり、本当にバターが塗られているパンです。
今回は「上原ベーカリー<バターロール>」について紹介します。
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目次
「上原ベーカリー<バターロール>」
石垣島定番のバターロール
数あるバターロールの中でも一番定番のバターロールと言っていいのが「上原ベーカリー<バターロール>」です。
石垣島では普通の家庭で食べられるパン。食事で食べることも多いんですが、子供のおやつにもパンが出てきたりと、大活躍なパンです。
バターロールは、手軽に食べれるパンで人気。上原ベーカリー(ウエハラパン)のバターロールはフワフワな食感、マーガリンの濃厚さが子供に人気のパンです。
特徴をさらに詳しく見ていきましょう。
上原ベーカリー<バターロール>の特徴
上原ベーカリーのバターロールで、最大の特徴がフワフワな食感です。また、パッケージはレトロな雰囲気。昭和を感じる優しいパッケージです。
味
味は間に挟まれている「マーガリン」に甘み、コクがあるので、濃い味に感じます。パン自体は素朴な味で、ほとんど味がついていないんですが、間に挟まれたマーガリンがガツンとくる。
かと言って、ベタベタしているわけでもなく、なめらかな味のマーガリンがパンに味をつけてくれてとても美味しくいただけます。
この手のパンはクリームに砂糖が混ぜてあって、ジャリジャリな食感の「ジャリパン」と呼ばれるものが多いんですが、上原ベーカリーのロールパンはジャリジャリ感は無く、なめらかです。
マーガリンがミルククリーム、バタークリームのように感じる甘さがあります。
マーガリンが無くても、ミルクパンのように美味しいパンなんですが、マーガリンがいることによって「バターロール」に進化しています。マーガリンも多すぎず、好きなすぎずでちょうどいい量です。
食感
食感はフワフワ。もう、フワッフワ。食べた瞬間からフワフワフワフワって口の中で溶けていってしまいます。パンはすごく軽い食感。パンに空気がたくさん含まれているので、パンを食べているのか、空気を食べているのかわからなくなっちゃうパンです。
綿あめのように口の中で、フワフワと溶けていく食感は「美味しい!!」の一言。
軽い食感なので、ペロッといけてしまう。
「あぁ、こんなに美味しいパンがあるんだ」なんて思っちゃいます。
自分はどちらかというと、ハード系パン、ガッツリ噛みごたえのあるパンが好きなんですが、上原ベーカリーのバターロールだけは別!
これは、一度食べてしまうと、他のパンが食べられなくなってしまうパンです!!
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本州のバターロールとの違い
バターロールっていうと丸くてちっちゃいパン(テーブルロール)のようなものを想像すると思いますが、沖縄でバターロールといえば、細長いコッペパンにバタークリームやマーガリンを挟んだものを「バターロール」と呼びます。
「テーブルロール」はバターが生地の中に練りこまれているのに対して、沖縄の「バターロール」は真ん中にバタークリーム、マーガリンが塗られているのが大きな違いです。
練りこまれているのに対して、直接塗ってあるので、バター、マーガリンの味が濃いです。
沖縄とパン
沖縄のパンって、間にクリームが塗られているパンが多いです。沖縄で一番有名な「ゼブラパン」にはピーナッツクリーム、ぐしけんパンの「なかよしパン」にはミルククリームと言った具合に何かしらのクリームが挟まっている。
これもパンにスプレッドを塗る、アメリカ文化の影響が大きいと思われます。
沖縄で製パンが盛んになったのは戦後、ぐしけんパン「なかよしパン<ハーフ>」の記事でも紹介しましたが、戦後の食糧難で食べ物が不足、お腹いっぱい高カロリーなパンを食べてもらいたいってのが始まりです。
当時、アメリカ軍から支給された食べ物が「小麦粉」。本州では「ラーメン(安藤百福さんがカップラーメンを開発したのもこの時期)」「たこ焼き」「お好み焼き」などの食品が誕生しています。
沖縄では「沖縄そば」「パン」として売られることが多かった。その影響で、みんな「そば」やら「パン」を食べるようになりました。
バターロールに見るアメリカ
アメリカではパンにスプレッド(クリームやジャム)を塗る習慣があります。ピーナッツクリームで有名な「スキッピー」、最近話題の「フラフ(Fluff)」などもアメリカで作られているスプレッド。
別々に売るんじゃなく、「ええぃ、塗って売ってしまえぇぇ!」とスプレッドを塗って売られるようになったパン。
何もつけていないパンより、手間いらずで手軽に食べれるので、人気があります。
沖縄では「バターロール」って名前で、それぞれのパン屋さんが出していますが石垣島では「上原ベーカリー<バターロール>」が一番人気。
午前中にパン売り場に山積みになっていても、あれよあれよと減っていき、午後には数個残る程度。
建築屋さんとか身体を使うお仕事の人は、お昼ご飯のお弁当と一緒にバターロールを食べるほど、馴染みのあるパンなんです。
あと、お子さんは絶対好きなはず。でも、注意してください。
上原ベーカリーのバターロールをお子さんにあげてしまうと、やみつきになり、「ご飯じゃなくてパンがいい!」なんて駄々をこねる事件に陥ってしまうかもしれません。おやつにしましょ。おやつ。
子供にあげるときは「おやつ」で食べさせるのがおすすめです。普段パンが苦手な子でも、スルスルと食べちゃうはずです。
それだけ美味しいので、取り扱い注意です。
そんな石垣島で愛される「上原ベーカリー<バターロール>」。一度、食べてみてください。
あまりのフワフワ感にびっくりしますよ!
「上原ベーカリー<バターロール>」が買える場所
上原ベーカリーバターロールは石垣島のスーパー・商店で売られています。結構置いてあるお店が多いんですが、やはり人気の商品なので、売り切れちゃうことが多い。
一番確実に手に入るのが「マックスバリュ」です。マックスバリュは来るお客さんが多いので、たくさん用意してくれています。パン売り場に山積みになっているので一目でわかります。
関連記事>>>マックスバリュ<やいま店>石垣島のサンエーすぐそば
それじゃあ、楽しく旅してね!
マックスバリュやいま店について
【アクセス】石垣島離島ターミナルから約2.6km
【路線バス】系統④平得大浜白保経由空港線「サンエー前」下車、徒歩約1分
【おすすめの時期】通年
【みどころ】お土産物豊富
【滞在時間】約1時間
【営業時間】24時間営業
【住所】石垣市真栄里292-1
【電話番号】0980-83-2829
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