沖縄|危険生物
沖縄の危険生物をまとめた記事です
- 沖縄の危険生物
- 陸地の危険生物
- 海の危険生物
目次
沖縄|危険生物
沖縄には、毒がある生物や植物があります。
自然に生えていたり、生活していたりするので注意書きなどは特にありません。
本記事で紹介する生物(植物)を見かけた場合は、むやみに触らず、できるだけ近づかないようにしましょう。
沖縄|危険生物|陸地
ハブ
ハブは、沖縄にいる毒蛇です。
日中はあまり姿を見ることは少なく、夜道で見かけることが多いヘビ。
頭の形が三角
上から見ると頭の形が三角をしており、体には鎖のような模様があります。
赤っぽい色をしたハブもいるので、頭の形をしっかりチェックするのがいいかもしれません。
猛毒のヘビ
タンパク質を分解する毒を持つので、噛まれると筋肉が分解されてしまうこともあります。
病院には血清があるので、噛まれたらすぐに病院に行きましょう。
草むらに注意!
また、日中でも「草むら」「サトウキビ畑」などに潜んでいることがあるので、サンダルなどで草むらへは入らないようにしましょう。
【関連記事】
オオムカデ
オオムカデは、沖縄の森の中にいる虫です。
顎の力が強く、噛まれたら腫れます。
毒性もあるので、噛まれた場合はすぐに病院へ行きましょう。
タイワンキドクガ
タイワンキドクガは毒のある芋虫です。
オレンジ色の体をしており、黒い斑点があります。
毒針毛という目に見えない小さな毛があり、毒針毛が体に付着すると炎症を起こします。
木の幹や葉の裏にいたりするので、森に入る場合は「長袖」「長ズボン」などで、触れないような対策をしましょう。
痒みを感じても掻かずに、テープで剥がしたり、水で洗い流した後、病院へ行きましょう。
レプトスピラ
レプトスピラという細菌に感染すると、レプトスピラ症という病気が発症します。
レプトスピラは菌なので、目には見えません。
動物の死骸や糞尿などに存在する菌で、目・鼻・口・傷口から感染します。
沖縄では、川遊びなどで感染することが多い病気です。
川遊びをする際は、「足にできた傷口などを水に浸けない」「頭まで水に入らない」などの対策をするのがおすすめです。
また、流れてる川でも一部に水が滞留していることもあります。「水溜り」や「流れのない川」は特に注意しましょう。
アブ
沖縄の森の中で、特に川沿いは「アブ」がいます。
アブに噛まれると、噛まれた場所が腫れ、痒みや痛みを感じます。
数時間経つと痛みや痒みは無くなりますが、ひどい場合は病院へ行きましょう。
刺されない対策としては、「長袖」「長ズボン」などで、できるだけ皮膚を出さないことが有効です。
生地の薄い服だと、服の上から噛まれることもあるので、注意しましょう。
リュウキュウイノシシ
沖縄の森には、リュウキュウイノシシがいます。
小柄なイノシシですが、イノシシなので危険です。
イノシシを見かけたら近づかない、イノシシの足跡を見つけたら注意しながらその場を離れましょう。
また、森の中の泥溜まりで、イノシシが体を洗うこともあります。
泥が溜まっている場所は、イノシシの体から落ちたダニなどが生息している危険があるので、足を踏み入れずに避けましょう。
ヤシガニ
沖縄の夜に見かける生き物が、ヤシガニです。
体長30cm〜40cmほどの大きさの生き物。
前腕の鋏の力が強いので、手の指や足の指を挟まれないように注意しましょう。
特に「草むらの中」に潜んでいることが多いので、夜間のお出かけの際は「草むらに近づかない」「靴を履いて出かける」ようにするのがおすすめです。
オキナワキョウチクトウ
オキナワキョウチクトウは、毒のある植物です。
マンゴーのような見た目の実をつけるので、間違えやすいですが、注意しましょう。
沖縄では、別名「ミフクラギ(目が腫れるの意味)」と呼ばれています。
種子は猛毒、樹液にも毒性があるので危険です。
見かけた際は、触らないように注意しましょう。
プルメリア
プルメリアは、沖縄の街中でよく見かける花です。
樹液に毒性があり、白い樹液が皮膚に付くと炎症を起こしたりすることがあります。
綺麗な花があるからといって、むやみに折ったりしないように注意しましょう。
沖縄|危険生物|海
カツオノエボシ
カツオノエボシは、有毒の生物です。
海に浮いていることもありますが、砂浜に打ち上げられている姿もよく目にします。
風船のような浮きの部分と、青い糸のような触手があります。
刺されると電気が走るような痛みがあるので、見かけても近づかないようにしましょう。
ウミヘビ
ウミヘビは、沖縄の海に生息するヘビです。
夜間に見かけることが多いですが、日中でも普通に海の中を泳いでいます。
泳ぎのスピードはさほど早くないので、水中で見かけた場合はすぐに避難しましょう。
また、海底に潜んでいることもあり、気づかずに踏んでしまう危険性もあります。
海で泳ぐ際は、「マリンシューズ」「ラッシュガード」などを着用して泳ぐのがおすすめです。
ハブクラゲ
ハブクラゲは、沖縄の海に生息するクラゲです。
頭の形が「箱」みたいな四角い形をしているのが特徴。
毒性が強いクラゲで、刺されて心臓麻痺になったという事例もあります。
海や河口付近で見かけることが多いので、見かけたら近づかないようにしましょう。
毒針が皮膚に付着した場合は、酢で洗い流すのが有効だと言われています。
刺されてしまった場合は、手で擦らず、酢をかけ、病院へ直行しましょう。
ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコは、沖縄の海に生息するタコです。
体調は5cm〜10cmほどの小さなタコで、黄〜茶色い体に青色の丸い模様がついています。
ヒョウモンダコの唾液にはテトロドトキシンと呼ばれる神経毒があり、噛まれると呼吸困難を起こすこともあります。
フグ毒と同じ成分なので、とても危険です。
砂浜の近くで見かけることが多いので、触らないように注意しましょう。
アンボイナ
アンボイナは、沖縄の海にいる巻き貝です。
強い神経毒を持つ貝として有名です。
沖縄の海底にたくさんいるので、注意しましょう。
海で拾った貝をポケットに入れていると、実は中身が入っていて、刺されてしまったなどの事例も耳にします。
中身がいない貝殻なら大丈夫ですが、生きたアンボイナは危険なので、できるだけ触らないように注意しましょう。
ミノカサゴ
ミノカサゴは、沖縄の海にいる魚です。
ヒラヒラした長いヒレを持ち、ゆらゆら揺らめかせながら泳いでいるのが特徴。
綺麗な姿をしているので、ついつい近づきたくなりますが、注意!
背びれに毒針を持っているので、「近づかない」「触らない」ように気をつけましょう。
シャコガイ
シャコガイは、沖縄の海にいる貝です。
海底の岩の隙間でよく見かける貝。
毒はありませんが、挟む力が強いので注意しましょう。
うっかり指などを入れてしまうと、危険なので見かけても触らないようにしましょう。
ガザミ
ガザミは、沖縄の河口付近に潜むカニです。
普段は砂の中に潜っているので、あまり姿を見かけませんが、たまに水の中を泳いでいます。
両腕に大きな鋏を持ち、挟む力が強いカニです。
挟むスピードはゆっくりめですが、力が強く、とてつもなく痛いので触らないように注意しましょう。
沖縄|危険生物|関連記事
島から探す|関連記事
トップページ