西表島の滝|行くならココ!おすすめ8選
西表島の滝についてまとめた記事です
- 西表島の滝の場所
- 西表島のツアーで行ける滝
- 西表島の個人で行ける滝
西表島|滝
西表島には複数の滝があります。
沖縄県内で一番の落差がある滝や、西表島の奥地にある秘境の滝などさまざま。
本記事では、西表島にある滝をまとめてみました。
西表島で滝を見に行きたい、楽しみたい方は、このまま読み進めてみましょう。
西表島|滝|マップ
西表島の滝は、道路から離れた内陸にあります。
それぞれの滝への道があり、行きたい滝によって行く方法が違います。
ツアーに参加するのが一般的
一般的な滝への行き方は「ツアーに参加する」です。
理由は、車で行ける場所に滝はないから。
トレッキングのみで行ける滝でも、山道に標識がないので、道を知っていなければ辿り着けません。
また、川の上流にある滝へは、カヌーなどの乗り物が必要になります。
個人で行ける滝もある
個人で行く場合、遊覧船などの交通手段を利用する方法があります。
「マリウドの滝」「カンピレーの滝」は、遊覧船を利用すれば、個人でも自由に行くことができる希少な滝です。
西表島|滝|おすすめ8選
西表島で「観光」におすすめな滝は、次の通りです。
【個人で行ける滝】
【ツアーへの参加が必要な滝】
カンピレーの滝
行く手段 | 遊覧船+トレッキング |
難易度 | ★★☆☆☆ |
必要な体力 | ★★★☆☆ |
個人 | ◯(遊覧船を利用) |
- 個人で行ける
- 途中まで遊覧船で行ける
- 片道1時間30分ほどのトレッキング
カンピレーの滝は、西表島の浦内川の上流にある滝です。
西表島の聖地で「神様が集まって集会を開催する場所」と言い伝えられています。
カンピレーの滝は、『個人で行きたい方』におすすめです。
理由は、途中まで遊覧船でアクセスでき、カヌーなどの移動手段が必要ないから。
ただ、トレッキングが片道1時間30分必要なので、歩くのが苦手な方はご注意ください。
【カンピレーの滝への行き方(イメージ)】
カンピレーの滝は、浦内川の河口にある遊覧船乗り場からアクセスできます。
遊覧船は「浦内川観光」が運行しており、1日5〜7便ほどの運行です。
浦内川上流の船着場からは、散策路を歩きます。
カンピレーの滝まで片道1時間30分ほど。
途中までは舗装されていますが、途中から土に変わるので、足元に注意しましょう。
植物も茂っているので、足の甲を覆える靴での移動がおすすめです。
カンピレーの滝までの道は、森林に囲まれた自然道です。
オキナワウラジロガシなどの大木が眺められます。
カンピレーの滝は落差がほとんどなく、川のような見た目をしている滝です。
上から降り注ぐ滝ではないので、落差のある滝に行きたい方は、別の滝を選ぶことをおすすめします。
滝の近くでお弁当を食べたり、のんびり過ごすにはいい場所。
滝の近くには、人が入れるぐらい大きなポットホールもあるので、注意しましょう。
マリウドの滝
行く手段 | 遊覧船+トレッキング |
難易度 | ★★☆☆☆ |
必要な体力 | ★☆☆☆☆ |
個人 | ◯(遊覧船を利用) |
- 個人で行ける
- 途中まで遊覧船で行ける
- 片道1時間ほどのトレッキング
マリウドの滝は、西表島の浦内川の上流にある滝です。
カンピレーの滝に行く途中にあり、展望台から眺めることができます。
昔は滝つぼまで行けましたが、現在は展望台から眺めるのみ。
滝つぼへの道は封鎖されており、入ることができません。
展望台から滝はかなり遠いので、期待して行くとガッカリするかもしれません。
滝を楽しむというより、滝が見える展望台までのトレッキングを楽しみたい方におすすめです。
【マリウドの滝への行き方(イメージ)】
マリウドの滝は、遊覧船とトレッキングで行ける滝です。
ツアーに参加しなくても、個人で行くことができます。
マリウドの滝へは、浦内川の河口にある遊覧船乗り場からアクセスできます。
遊覧船は「浦内川観光」が運行しており、1日5〜7便ほどの運行です。
浦内川上流の船着場からは、散策路を歩きます。
マリウドの滝まで片道1時間ほど。
途中までは舗装されていますが、途中から土に変わるので、足元に注意しましょう。
植物も茂っているので、足の甲を覆える靴での移動がおすすめです。
マリウドの滝までの道は、森林に囲まれた自然道です。
オキナワウラジロガシなどの大木が眺められます。
マリウドの滝は展望台から眺められます。
注意点は、マリウドの滝へは近づけないこと。滝の近くに行くことはできないので、気をつけましょう。
滝で水浴びをして遊びたい方は、別の滝へ行くことをおすすめします。
ピナイサーラの滝
行く手段 | カヌー(カヤック)+トレッキング |
難易度 | ★★★☆☆ |
必要な体力 | ★★★☆☆ |
個人 | ✖️ |
- ツアーで行ける
- 途中までカヌー(SUP)で行く
- 滝つぼまで片道30分ほどのトレッキング(山道)
- 滝うえへも行けるが、片道1時間以上の山歩き
ピナイサーラの滝は、ヒナイ川の上流にある滝です。
沖縄県で一番、落差が大きい滝として有名。
西表島の方言で「ピナイ」は「髭(ひげ)」を意味しており、遠くから見ると老人の長いあごヒゲのように見えることから名前がつけられたと言われています。
「滝つぼ」と「滝うえ」に行ける滝で、西表島で最も有名な滝と言っても過言じゃありません。
ヒナイ川に遊覧船はないので、カヌーやSUPなどの乗り物でアクセスする必要があります。
【ピナイサーラの滝への行き方(イメージ)】
ピナイサーラの滝は「ピナイサーラの滝ツアー」で行くことができます。
ガイド同行のツアーで、上原港に集合して行くことが多いです。
ピナイサーラの滝は、「滝つぼ」と「滝うえ」に行くことができます。
「滝つぼのみ」の半日ツアー、「滝うえ+滝つぼ」の日帰りツアーが開催されており、「滝つぼ+由布島」などの複合されたツアーの開催もあり。
お好みのツアーを探してみましょう!
注意点は、山道のトレッキングがあること。
「滝つぼ」への道もアップダウンがあるので、ハイキングというよりは軽い山登りをイメージしておくことをおすすめします。
山道なので、サンダルはNG!
ジョギングシューズなどの「足の甲を覆える靴」と「長ズボン」で向かいましょう!
係留場を起点に「滝つぼへの道」「滝うえへの道」が別々。
「滝つぼ」から「滝うえ」に行くには、一度、係留場まで戻る必要があるので、両方に行くには体力が必要になります。
特に、滝うえへの山道は険しい道です。
「滝つぼ」への道は体力に自信がない方でも頑張れば行けますが、「滝うえ」への道は登山道なので体力が必要。
滝うえまで行く場合は、少し覚悟をしておいた方がいいです。
滝つぼでは「滝の眺め」を楽しんだり、「滝つぼで水遊び」などができます。
滝の真下は立ち入り禁止のため、滝を浴びることはできませんが、圧巻の景色です。
滝うえでは「海の景色」を楽しむことができます。
晴れた日は青い海を眺めることができ、達成感を感じれた体験です。
ピナイサーラの滝つぼコース
ピナイサーラの「滝つぼ」へ行けるプランです。
上原港発、カヌーとトレッキングで滝壺を目指します。
ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー
ピナイサーラの「滝つぼ」と「滝うえ」へ行けるプランです。
上原港発、石垣島からの日帰り参加もできます。
ピナイサーラの滝&由布島観光ツアー
ピナイサーラの「滝つぼ」と「由布島」へ行けるプランです。
上原港発、石垣島からの日帰り参加もできます。
サンガラの滝
行く手段 | カヌー(カヤック)+トレッキング |
難易度 | ★★☆☆☆ |
必要な体力 | ★★★☆☆ |
個人 | ✖️ |
- ツアーで行ける
- 途中までカヌー(SUP)で行く
- 滝まで片道1時間ほどのトレッキング(山道)
サンガラの滝は、西田川の上流にある滝です。
滝の姿が特徴的で、横に長い形状をしています。
落差は3mほどの低い滝ですが、水量が多いので迫力がすごいです。
【サンガラの滝への行き方(イメージ)】
サンガラの滝は、西表島の滝の中でも比較的アクセスしやすい場所にあります。
途中までカヌー(SUP)などの乗り物が必要なので、サンガラの滝ツアーに参加する必要があります。
サンガラの滝まで、カヌーで1時間、徒歩1時間ほどで行くことができます。
川の流れも穏やかなので、体力もさほど消費せず行けるのがメリット。
滝までは舗装されていない自然の山道なので、装備はしっかりと整えていきましょう。
「虫除け」「足の甲を覆える靴」「長ズボン(スパッツ)」などは必需品です。
滝のそばまで近づくことができ、水浴びをすることもできます。
落差はありませんが、水量が多いので滝の迫力を味わえます。
サンガラの滝を目指すツアー
西表島発「サンガラの滝」を目指すプランです。
上原港発、石垣島からの日帰り参加もできます。
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ナーラの滝
行く手段 | カヤック(カヌー)+トレッキング |
難易度 | ★★★★★ |
必要な体力 | ★★★★★ |
個人 | ✖️ |
- ツアーで行ける
- 奥地にあるので、時間がかかる
- カヌー(カヤック)で片道2時間
- 滝まで片道1時間ほどのトレッキング(山道)
ナーラの滝は、ナーラ川の上流にある滝です。
西表島の奥地にあり、知る人ぞ知るといった滝。
滝を間近で見たり、滝つぼで水遊びもできます。
【ナーラの滝への行き方(イメージ)】
西表島の白浜から出発。
カヤックで2時間ほど漕いだ後、トレッキングで1時間ほど歩いた場所にあります。
ナーラの滝は西表島でも奥地の奥地、人が住んでいない場所にひっそりとたたずんでいます。
行く手段もカヤックなどの船でしか行けません。
ナーラの滝まではマングローブ林、亜熱帯植物が茂る森林など自然豊かです。
西表島で冒険気分を味わってみたい方におすすめ。
滝では、水浴びをしたり、滝つぼで泳ぐこともできます。
行くまでにかなりの時間・体力が必要なので、人は少なめ。
ツアー会社によっては石垣島からの日帰りも可能ですが、できるだけ西表島での宿泊をおすすめします。
ツアーを選ぶ際は「石垣島からの日帰りができるか」「ツアー後のシャワーは借りれるか」などの項目を、しっかりと確認してから申し込みましょう。
ナーラの滝カヌーツアー
西表島発「ナーラの滝」を目指すプランです。
上原港発、上原港や上原港近くの宿への送迎もあります。
水落の滝
行く手段 | カヤック(カヌー) |
難易度 | ★★★★☆ |
必要な体力 | ★★★★☆ |
個人 | ✖️ |
- ツアーで行ける
- カヌー(カヤック)で片道2時間
- 海を漕ぐので、波で揺れることも
水落の滝は、クイラ川の支流にある滝です。
船でしか行けない場所にあり、定期船などは運行していません。
カヤックでことが多く、カヤックに乗ったまま滝に近づくこともできます。
【水落の滝への行き方(イメージ)】
西表島の白浜を出発して、カヤックで海を漕ぎ目指します。
海を漕ぐので、天候次第では波が立っていることもあり、船酔いすることもあるので注意しましょう。
海と言っても湾ですが、風が強いと波立つので揺れるので、注意が必要です。
船酔いしやすい方は、事前に酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。
運が良ければ、カヤックに乗っている途中にウミガメを見ることもあります。
ウミガメに会えるかどうかは運次第。全く会えない日もあるので、必ず見れるわけではありません。
海の上は直射日光を受けるので、注意が必要です。
帽子やサングラスで日焼け対策、飲み水を携帯し熱中症対策をして行きましょう。
海を漕いだ後は、川に入っていきます。
滝の近くは淡水も混じるので、マングローブを眺めることも可能です。
水落の滝は西表島でも珍しい「カヤックから眺める滝」です。
滝が多い西表島でも、カヤックに乗ったまま眺める滝はなかなかありません。
また、カヤックに乗ったまま、滝に近づくことも可能です。
水量が多い日は、滝の水を浴びると、サッパリして気持ちいいですよ!
水落の滝へ行くまでに海を漕ぐので、ある程度の体力が必要です。
船酔いしやすい方は、船酔い防止の対策が必須!
ツアーによっては「イダの浜」へも行けるツアーもあるので、お好みのツアーを探してみましょう。
水落の滝シーカヤックツアー
西表島発「水落の滝」を目指すプランです。
上原港発、上原港や上原港近くの宿への送迎もあります。
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水落の滝+イダの浜ツアー
西表島発「水落の滝」と「イダの浜」を目指すプランです。
上原港発、上原港や上原港近くの宿への送迎もあります。
ゲータの滝
行く手段 | トレッキング(沢歩き) |
難易度 | ★★☆☆☆ |
必要な体力 | ★★☆☆☆ |
個人 | ✖️ |
- ツアーで行ける
- トレッキングで片道1時間
- 歩きだけで行ける
ゲータの滝は、トレッキングのみで行ける滝です。
カヌーなどの乗り物が不要、滝に行くまで沢歩きを楽しめます。
【ゲータの滝への行き方(イメージ)】
ゲータの滝は、トレッキングのみで行ける滝です。
基本的には川沿いの山道を歩き、途中、川の中を横断することもあります。
標識などはないので、地元のガイドと一緒に歩くツアーに参加する必要があります。
ゲータの滝へ行く道は川の近くの道です。
途中、川の中に足を入れて渡る道があったり、岩の上を歩いたりと、沢歩きも楽しめます。
川にある岩には、苔が生えている場所があります。
滑りやすいですし、苔を削ってしまうと生えてこなくなるので乗らないようにしましょう。
ゲータの滝には、歩いて近づくことも可能です。
比較的人が少ない場所なので、滝をのんびり眺めることができます。
ゲータの滝ツアー
西表島発「ゲータの滝」を目指すプランです。
大原港発、「マングローブカヌー(SUP)」と「トレッキング」ができます。
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ユツンの滝
行く手段 | トレッキング(登山) |
難易度 | ★★★☆☆ |
必要な体力 | ★★★★☆ |
個人 | ✖️ |
- ツアーで行ける
- トレッキングで片道2時間〜
- 滝うえに行くプランもあり
ユツンの滝は、トレッキングのみで行ける滝です。
カヌーなどの乗り物は不要、滝に行くまで登山を楽しむことができます。
ユツンの滝は、別名「三段の滝」と呼ばれており、滝下から見ると、流れ落ちてくる水の様子も楽しめます。
【水落の滝への行き方(イメージ)】
ユツンの滝へは、トレッキングで行くことができます。
山道に標識などはないので、地元のガイドと一緒に歩くツアーに参加する必要があります。
ユツンの滝への登山道の近くに川が流れており、夏でも比較的涼しいです。
一部、滑りやすい岩盤を登ったりもしますが、登山道は比較的穏やか。
雨が降ると足元が滑りやすくなるので、グリップが効くゴム底の靴を履いていくことをおすすめします。
ツアー会社によっては、フェルト底の靴を貸し出してくれる場合もあるので、レンタルがある場合はレンタルするのがおすすめです。
滝まで山道を、片道2時間ほど歩くので、体力は必要になります。
滝では、滝下から水が流れ落ちる様子を眺めることができます。
晴れた日には、滝うえからの眺めを楽しむこともできます。
ツアーによっては、滝うえへは行かないプランもあるので、申し込み前に内容をしっかりと確認しておきましょう。
ユツンの滝トレッキングツアー
西表島発「ユツンの滝」を目指すプランです。
大原港発、港や宿への送迎もあります。
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