【沖縄】台風進路
【この記事で解決できること】
- 沖縄の台風の進路は?
- 台風進路のどこに注意すべき?
- 台風進路で沖縄の島ごとの影響も知りたいな
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、これからご紹介する『沖縄の台風進路』を見ると、沖縄の台風進路でどの島に影響が大きいかがわかるようになったからです。
記事の前半では『沖縄の台風進路・注意点』を解説しつつ、記事の後半では『沖縄の台風進路の5パターン』を紹介します。
この記事を読み終えることで、『沖縄の台風の進路ごとの違い』がわかるだけでなく、『台風進路で注意すべきこと』も一緒にわかるようになりますよ。
目次
【沖縄】台風進路
台風が発生しやすい7月〜9月は、太平洋側に大きな高気圧が発生します。
「太平洋高気圧」と呼ばれる高気圧は、大きく発達し押し出してくるため、台風は通ることができません。
このため、台風が南の海上で発達し日本に近づいてくると沖縄を通る進路になります。
沖縄を通過した後は、日本の西側から吹く偏西風の影響で日本列島へカーブしていきます。
台風進路の沖縄付近を拡大してみた図が上の地図です。
大きく分けると「沖縄本島(那覇)」「宮古島」「石垣島」「与那国島」「大東島」がある5つのエリアに分けることができます。
【沖縄】台風進路|注意点
ここで少し話がそれますが、沖縄付近の台風の特徴、注意点について解説していきます。
結論から言うと、沖縄付近の台風は『台風進路の東側』に注意が必要です。
理由は東側で大雨が降り、風も強く吹くから。
沖縄付近は海が多いため、南からの暖かく湿った空気の影響で雲ができやすい地域です。
台風は風が「反時計回り」に風が吹いているため、海上でできた雨雲は東側に流れます。
冷やされた雨雲は、大雨を降らせながら北上します。
また、台風進路の東側の風は「吹き返しの風(ふきかえしのかぜ)」と呼ばれ、強風になりやすいのも特徴です。
【沖縄】台風進路|5つのパターン
沖縄の台風進路は、大きく分けると次の5つのパターンに分類できます。
1. 那覇コース
台風進路が那覇へ向かうと、沖縄本島に多くの雨を降らせます。
特に沖縄本島・宮古島で風が強くなり、海のうねりも発生します。
石垣島や与那国島も離れてはいますが、風の影響を受け雨雲が来やすいです。
那覇空港・宮古空港・石垣空港・与那国空港は欠航、沖縄本島の海の便も欠航になります。
石垣島周辺の船は一部運行することもありますが、波が高くなると途中で欠航するので気を付けましょう。
2. 宮古島コース
台風進路が宮古島へ向かうと、宮古島に多くの雨を降らせます。
特に宮古島・石垣島で風が強くなり、海のうねりも発生します。
沖縄本島や与那国島も離れてはいますが、風の影響を受け雨雲が来やすいです。
那覇空港・宮古空港・石垣空港・与那国空港は欠航、石垣島の海の便も欠航になります。
沖縄本島周辺の船は一部運行することもありますが、波が高くなると途中で欠航するので気を付けましょう。
3. 石垣島コース
台風進路が石垣島へ向かうと、石垣島・西表島に多くの雨を降らせます。
特に石垣島・与那国島で風が強くなり、海のうねりも発生します。
沖縄本島や宮古島も離れてはいますが、風の影響を受け雨雲が来やすいです。
那覇空港・宮古空港・石垣空港・与那国空港は欠航、石垣島の海の便も欠航になります。
沖縄本島周辺の船は一部運行することもありますが、波が高くなると途中で欠航するので気を付けましょう。
4. 与那国島コース
台風進路が与那国島へ向かうと、与那国島・石垣島・西表島に多くの雨を降らせます。
特に与那国島・西表島で風が強くなり、海のうねりも発生します。
沖縄本島や宮古島も離れてはいますが、風の影響を受け雨雲が来やすいです。
那覇空港・宮古空港・石垣空港・与那国空港は欠航、石垣島の海の便も欠航になります。
沖縄本島周辺の船は一部運行することもありますが、波が高くなると途中で欠航するので気を付けましょう。
5. 大東島コース
台風進路が大東島へ向かうと、大東島・沖縄本島に多くの雨を降らせます。
特に大東島で風が強くなり、海のうねりも発生します。
沖縄本島も離れてはいますが、風の影響を受け雨雲が来やすいです。
那覇空港・宮古空港は欠航、沖縄本島の海の便も欠航になります。
石垣島周辺の船は一部運行することもありますが、波が高くなると途中で欠航するので気を付けましょう。
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