竹富島を徹底解説!竹富島の観光スポット・ホテル・フェリーなど
こんにちは。石垣島ナビです。
本記事では、
「竹富島ってどんな島?」
「竹富島の観光スポットは?」
「竹富島のホテルは?」って質問にお答えします。
本記事を読むと、
POINT・竹富島の特徴・行き方がわかる
・竹富島の観光スポットがわかる
・竹富島のホテル・アクティビティがわかる
について、知ることができます。
石垣島・西表島に5年間以上住んでいる、元カヌーガイドが紹介する「ガイド目線の情報」です。
竹富島を知って、さらに旅行を楽しんでください!
目次
竹富島を徹底解説!竹富島の観光スポット・ホテル・フェリーなど
竹富島を一言でいうと『赤瓦の街並みが綺麗な島』です。
沖縄の島々の中でも、昔ながらの赤瓦の街並みを残しているのは、竹富島ぐらいです。
竹富島では、町が条例を作り、『赤瓦の街並み』を保存しています。
そんな竹富島で、行くべき観光スポット・ホテル・フェリー・アクセスなどを詳しく紹介していきます。
竹富島
竹富島は、沖縄県の南西部「石垣島」の近くにある島です。
竹富島がある地域は「八重山諸島」と呼ばれる地域です。
八重山諸島の中で、一番文化が濃い島が竹富島です。
街の雰囲気は「赤瓦の伝統的な街並み」を残し、沖縄文化・伝統行事が多く残された島です。
島には、舗装された道路も少なく、『昔の沖縄』って雰囲気を色濃く残しています。
竹富島の特徴
竹富島の特徴は、
・赤瓦の伝統的な街並み
・沖縄の離島文化
・水牛車
赤瓦の伝統的な街並みを残す島で、街の中では水牛車に乗って観光することができます。
沖縄の離島の中でも、リゾート気分を味わえる島です。
さほど、大きくない島ですが、竹富島では、伝統的な文化を感じることもできます。
島民も伝統行事を大事にしており、年に1回の『種取祭』は島をあげて盛大に行われる行事です。
竹富島の詳細
【人口】352人
【世帯数】193戸
【産業】[農業]2%、[漁業]10%、[第二次]7%、[第三次]81%
【面積】5.42km2
【周囲】9.2km
【標高】24m
【アクセス】石垣島離島ターミナルからフェリーで約15分
【フェリー会社】安栄観光、八重山観光フェリー、石垣島ドリーム観光
【所在地】沖縄県八重山郡竹富町
【行政】明治41年八重山郡八重山村→大正3年竹富村として分立→昭和21年米軍施政権下→昭和23年町政施行→昭和47年日本返還
竹富島の場所
竹富島は、石垣島の南西に浮かぶ島です。
石垣島に近い場所にあるので、石垣島市街地から竹富島を見ることもできます。
元々は『武富島』だった?
竹富島は昔は、「武富島」という漢字が使われていた時代があります。
竹富島の歴史を書き記した「竹富町史」によると、竹富の始まりは、
尚真王の43年に西塔が武富大首里屋子に任ぜられる
ところから始まったとされています。
これは、沖縄の歴史書『球陽』に書かれていた内容です。
球陽が作られた1745年には、竹富島ではなく「武富島」という漢字が使われていたことがわかります。
琉球国由来記(1713年)には、竹富島という当字が使われているので、当時は『武富島』『竹富島』という両方の字が使われていたようです。
また、竹富町史には、
島の古老の話では、花城お嶽を創立したタカネトノ、タキドン、テードンに転じて竹富という当字になったという
という記述もあります。
諸説あるので、正確にはわかりませんが、『武富島』『竹富島』という2つの表現方法があります。
現在では「竹富島(たけとみじま)」という呼称が一般的です。
参考資料:竹富町史
竹富島の観光スポット
竹富島の観光スポットは、
・竹富郵便局(東集落)
・なごみの塔(西集落)
・西桟橋
・コンドイビーチ
・カイジ浜
竹富島の主な観光スポットは、島の中心部にあります。
竹富港から入港し、そのまま、島の中心部へ向かっていきましょう。
あらかじめ、観光ツアーなどを予約しておくと、竹富港まで車で迎えにきてくれるシステム。
竹富港から東集落までは、坂道で歩いて10分程度かかります。
何をして遊ぶか決めている場合は、予約していくことをおすすめします。
また、竹富島を含めた2島巡り、3島巡りなどに参加すると、かなりリーズナブルに観光を堪能できますよ!
関連記事>>>石垣島の観光バス「2島巡り」全社ツアー内容比較
東集落、西集落
『竹富郵便局』がある東集落では、レンタルサイクル、水牛車の申し込みができる商店が並んでいます。
東集落が島の中心部です。
自動販売機などは、東集落を出ると、極端に少なくなります。
散策をする場合の水分は忘れず買っておきましょう。
東集落から西に歩くと『なごみの塔』がある西集落へ行けます。
なごみの塔周辺には、赤瓦の街並みが多く残っており、赤瓦の景色を堪能することができます。
『なごみの塔』は現在、老朽化の為、登ることはできません。
近くの民宿の屋上が展望台になっています(有料)。
西桟橋
西集落から海側へ出ると『西桟橋』がかかっています。
現在では使われていない桟橋ですが、夕日が見れるスポットとして人気です。
コンドイビーチ
コンドイ浜とも呼ばれるビーチで、海水浴場として人気です。
砂浜は白く真っ白でサラサラな砂。
日差しが強いので、日焼け対策は必要ですが、1日中眺めていても飽きない景色です。
カイジ浜
別名『星砂の浜』と呼ばれているビーチです。
砂浜には「星砂」と呼ばれる星の形をした砂が混ざっています。
数は少ないですが、星砂さがしを楽しんでみてください!
竹富島でのアクティビティ
竹富島でのアクティビティは、
・水牛車
・グラスボート
・レンタルサイクル
・星砂さがし
・海水浴
水牛車
街中で水牛車観光を楽しむ遊び。
三線の音色とともに、赤瓦の街並みを堪能することができます。
申し込みは『新田観光』さんで申し込むことができます。
2島巡り、3島巡りをする人は、フェリー会社で事前に「竹富島の水牛車プラン」を選んでおくとスムーズです。
関連サイト
グラスボート
竹富港を降りてすぐの場所に「グラスボート」の受付があります。
竹富島周辺の海域を案内してくれるアクティビティ。
ボートの底がガラス張りになっているので、濡れずに海の中を楽しむことができます。
竹富島周辺は、「石西礁湖」と呼ばれる海域で、サンゴ礁が発達しています。
陸の上から見ても綺麗なんですが、グラスボート観光だと、さらにサンゴを身近に感じることができます。
竹富島のグラスボートは『南西観光』さんで予約することができます。
ベテラン船長さんとともに、海の旅に出かけましょう!
関連サイト
レンタルサイクル
竹富島の集落を自由に楽しむには『レンタサイクル』がおすすめです。
理由は、
・思っているより距離がある
・日陰が少ない
からです。
竹富島は周囲9kmほどの島なので、小さいように感じますが、歩くとかなりの距離です。
実際に歩いてみたんですが、西表島でネイチャーガイドをやっている人間でも疲れるぐらい。
疲れる理由は、
・道路が舗装されていない
・日陰が少ない
集落の中は、大きな木などもほとんどなく、日陰がありません。
集落内の道路は舗装されていないので、歩くと砂煙がたってしまします。
乾燥しているので、地面もかたく、歩くと疲れる。
そんな時に便利なのがレンタサイクルです。
レンタサイクルだと多少乗りにくいですが、遠くまで簡単にいくことができます。
特に、カイジ浜、コンドイビーチまで行きたい人は、レンタサイクルがおすすめです。
竹富島には4件ほどのレンタサイクルショップがあります。
事前に予約していってもいいですし、当日直接お店に行っても借りれます。
竹富港のフェリーから降りると、
「レンタサイクルどうですかー?」って呼び込みの人がいるので、声をかけてみてください。
星砂さがし
竹富島の『カイジ浜』では、星砂さがしを楽しむことができます。
「星砂」は実は砂でなく、有孔虫という生き物の骨格です。
海の中で藻や海藻の根元について行きているんですが、亡くなると砂浜に打ち上げられます。
それが星型の砂に見えるので「星の砂」「星砂」と呼ばれています。
カイジ浜では、「星砂」がところどころに落ちているので、探してみてください!
海水浴
海水浴は『コンドイビーチ』で楽しむことができます。
南の島での海水浴気分を存分に味わえるビーチです。
竹富島へのフェリー
竹富島へは、石垣島からフェリーを使ってアクセスできます。
石垣島からのフェリー以外は、竹富島へ行く手段はありません。
・安栄観光
・八重山観光フェリー
・石垣島ドリーム観光
の3社がフェリーを出しています。
「安栄観光」と「八重山観光フェリー」は共同運行なので、どちらでチケットを買っても両方の会社のフェリーに乗ることが可能です。
例)安栄観光でチケットを購入、行きは「安栄観光」の便、帰りは「八重山観光フェリー」の便にも乗船可能
「安栄観光」と「八重山観光フェリー」の両社の便数を合わせると1日30便以上(片道15便以上)の運行になります。
フェリーの待ち時間を短くしたい人は、「安栄観光」か「八重山観光フェリー」でチケットを購入することをおすすめします。
石垣島ドリーム観光の便は単独で運行です。
便数も少ないので、フェリーの時間には気をつけてください。
ちなみに、安栄観光と、八重山観光フェリーはインターネット予約でWEB割引が適応されます。
詳しくは、それぞれの会社のホームページを参考にしてください!
フェリーは石垣島から出港しています。
竹富島に行くには、石垣島まで飛行機で行く必要があります。
竹富島旅行の際は、『石垣島』もあわせて観光すると、旅行がより楽しくなりますよ!
石垣島のおすすめの観光スポットをまとめてみました。
また、石垣島・竹富島以外の周辺離島情報も紹介しているので、旅行前にぜひ、読んでみてください!
関連記事>>>石垣島のおすすめ観光ランキングTOP20!
竹富島のホテル
竹富島にはリゾートホテルが多くあります。
沖縄の赤瓦の伝統的な家をモチーフにしたホテル。
おすすめは、
・星のや竹富島
・ホテルピースアイランド竹富島
・やど家たけのこ
『星のや竹富島』は、ハイクラスな高級ホテルです。
星野リゾートが運営するホテルで、石垣島周辺のホテルでは、一番高級。
『ホテルピースアイランド竹富島』はコンドイビーチ近くのコテージタイプの宿です。
伝統的な家屋のデザインですが、中は洋風な作りになっているので、快適に過ごせます。
『やど家たけのこ』は、食事がおすすめなホテルです。
1日6組限定、リゾート宿にしてはリーズナブル(1泊1名12,000円〜)なのも特徴です。
1日6組だけなので、最高のおもてなしを受けることができる宿です。
竹富島の宿泊施設
竹富島の宿泊施設は、上で紹介した3件以外にもあります。
宿泊施設のタイプは、
・リゾートホテル
・民宿
に分かれています。
高級か、アットホームかの2択。
リゾートホテルは、時期によって変動しますが1名1泊15,000円〜40,000円が相場。
高い時期だと、1名1泊15万円以上になる場合もあります。
民宿は、1名1泊12,000円〜20,000円が相場です。
全体的に竹富島のお宿は料金が高い傾向にあります。
ビジネスホテルなど気軽な宿に泊まりたい場合は、石垣島のホテルがおすすめです。
石垣島から竹富島へは、フェリーで10分〜15分。
始発は7時代、最終便は18時代にあるので、気軽にアクセス可能です。
竹富島では、夜はホテルでのんびり過ごすことができ、石垣島では、ナイトライフも楽しむことができます。
高級ホテルで最高のサービスを受けたいなら「竹富島」。
ホテルのグレードはどうでもよくて、飲食、遊びを楽しみたいなら「石垣島」がおすすめです。
竹富島の宿泊施設を表にすると、
タイプ | ホテル名 | 予約サイト |
リゾート | 星のや竹富島 | 星のや竹富島を予約 |
ホテルピースアイランド竹富島 | ピースアイランドを予約 | |
やど家たけのこ | やど家たけのこを予約 | |
島宿 願寿屋 | 願寿屋を予約 | |
竹富島そうりゃ | そうりゃを予約 | |
民宿 | 高那旅館 | 高那旅館を予約 |
ゲストハウスたけとみ | ゲストハウスを予約 | |
民宿小浜荘 | 小浜荘を予約 |
全体的に宿数は少なめ、部屋数も限定されているので、隠れ家的宿、お忍び宿として人気です。
じゃらんでは、お得に利用できる「早割」も用意されているので、チェックしてみてください!
竹富島の天気
竹富島は、高低差が少ない島です。
ですが、特に夏場は天気が変わりやすいのが特徴。
理由は、『気温が高い日中に海水が温まり、雲ができやすい』からです。
石垣島周辺の島々は、気温が高いので、海水の温度も上がりやすいです。
蒸発した海水は、上空で冷やされ、雲になるので、雲ができやすい地域。
近年では、海水温の上昇も観察されているので、雨雲が発達しやすく「ゲリラ豪雨」のような雨が多いです。
沖縄では、「かたぶい」と呼ばれ、局地的な集中豪雨があります。
個人的な体験上、昼の12時前後、14時前後、16時前後に30分ほどの強烈な雨が降ることが多いです。
南風が湿ってきたら要注意。
「なんかジトジトするなぁ」って感じます。
空気が湿ってきたら、晴れていても、近くの屋内に避難することがおすすめです。
5分、10分で天気はガラッと変わってしまいます。
ちなみに、竹富島周辺で、直前の天気が知りたい場合は『気象庁の雨雲レーダー』をチェックすることをおすすめします。
最新のレーダー情報が、無料でスマホでチェックできるので便利です。
関連サイト・気象庁|レーダー・ナウキャスト
他にも、石垣島周辺の天気の調べ方、長期予報の調べ方は、こちらの記事にまとめてあります。
石垣島周辺の天気について、詳しく知りたい人は、読んで旅行計画の参考にしてください。
関連記事>>>【石垣島の天気予報】当たるには複数サイトを見るのが効果的
竹富島の天気対策
ちなみに、雨の対策としては「カッパ」がおすすめです。
雨傘でもいいんですが、竹富島の雨は時折強い風を吹かせながら降る雨。
傘だと折れてしまうことが多いです。
折りたたみ傘は、すぐに壊れます。
大きい傘は、移動中も持ち歩きが不便なので、雨カッパがおすすめ。
100円ショップで買えるようなカッパで全然OK。
1つあると、かなり便利です。
できればポンチョタイプより、ジャケットタイプの方が濡れにくいです。
(風が吹くのでポンチョタイプはめくれ上がります)
石垣島のダイソーでも買うことができるので、竹富島へ渡る前に買っておいてください!
関連記事>>>石垣島最大の100均<ザ・ダイソー・やいま店>100円ショップ
竹富島以外の島々も見てみる
関連記事>>>【八重山諸島(やえやましょとう)】石垣島周辺の島々へ行く
それじゃあ、楽しく旅してね。
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