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【注意】沖縄から持ち出せない植物、食べ物があります

 

沖縄には、沖縄県内から持ち出しができない食べ物、植物があります。

せっかく、お土産に買っても、送ることができない食べ物もあるので、気をつけてください!

 

今回は「沖縄から持ち出すことのできない植物、食べ物」についての紹介です。

 

本記事を読むと、沖縄から他地域に持ち出してはいけない「植物」、「食べ物」がわかります。

 

 

 

沖縄から持ち出すことのできない植物

沖縄では、県外に持ち出しができない植物、食べ物があるのをご存知ですか?

植物内に昆虫や昆虫の卵などが含まれている可能性のあるので、全面的に移動させることを禁止されている植物があるんです。

 

代表的なものを紹介すると、

・サツマイモ(紅芋を含む)

・空芯菜(くうしんさい)

・エンサイ

・アサガオ類

・柑橘類の植物

・ゲッキツ

・いちじくの苗木

などです。

 

これらの植物には、

・アリモドキゾウムシ

・イモゾウムシ

・サツマイモノメイガ

・カンキツグリーニング病菌

・ミカンキジラミ

・アフリカマイマイ

などが混入していたり、卵を産み付けている可能性があるので、沖縄県外への移動は禁止されています。

 

沖縄県内、鹿児島県の一部の地域、小笠原諸島以外では確認されていない害虫なので、被害拡大を防ぐために厳しく取り締まられています。

 

間違っても、本州へ移動させてしまい、大量発生、農作物への被害が出ないように、生態系への影響を与えないようにとの理由で取られている処置なので、くれぐれも気をつけてください!

 

サツマイモ(紅芋)類

「ええっ!?コレ、お土産にしちゃダメなの?」と思っちゃうのが『サツマイモ』です。

サツマイモ類は、「実(食べる部分)」「茎」と、全般的に持ち出すことができません。

 

「紅芋タルト」などのお菓子に加工されているものは別ですが、生のサツマイモ自体を移動させることは禁止されています。

「紅芋をお土産にしたい」と思うかもしれませんが、できないのが現状です。

 

サツマイモ系をお土産にしたい場合は、加工されているものを買ってください。

また、市場などで買ったサツマイモは、沖縄県内にいる時に食べてしまいましょう!

加熱できる調理器具があれば、少量の水と一緒に煮て、蒸し芋(焼き芋もどき)にして食べると美味しいですよ!

 

 

空芯菜(くうしんさい)

沖縄で、ウンチェバーと呼ばれる野菜類「空芯菜」や「エンサイ」「ヨウサイ」などの植物も持ち出し禁止です。

基本的に生の葉物なので、持って帰ることはないと思うんですが、荷物に入れていないか気をつけてください。

 

空港などのセキュリティーにも引っかかるので、「気付かずに、荷物の中に入れてしまってた」なんてうっかりミスは特に注意です。

 

持ち出しは禁止ですが、県内で食べるのは大丈夫。

特に空芯菜(くうしんさい)は油でサッと炒めて塩をふるだけで、美味しい一品になる。

かなり、おすすめな野菜です。

 

バターなどで炒めて、ご飯に乗せて食べると、最高の味。

茎の中が空洞になっていて、ストローのような構造。

軽く炒めると、シャキシャキ、パリパリな食感が美味しい野菜です。

 

東南アジアでも食べられている食材。

沖縄で南国の味を楽しんでください!

 

 

柑橘類の生植物

カンキツ類の植物も持ち出しが禁止されています。

シークヮーサーの苗木や、生の状態の葉っぱなどが、持ち出し禁止の対象です。

沖縄では、ホームセンターなどで、苗木が売られていることがありますが、対象となる苗木は沖縄県内から持ち出すことができません。

 

「柑橘類」「ゲッキツ」「イチジク」「オオバゲッキツ」などの苗木、生木、葉っぱは持ち出し禁止です。

 

シークヮーサーの苗木は持ち出し禁止ですが、果実や種子は持ち出し可能です。

シークワーサーの実は持って帰っても大丈夫。

 

とは言っても、心配な人は、沖縄県内で楽しむだけにしておいたほうが無難です。

 

これから改正される可能性も無きにしもあらずなので、怪しまれるような行為は避けたほうがいいです。

せっかく、楽しみに沖縄に行くのに、最後の最後で気分を害するような注意は受けたくないものですね。

 

 

 

お土産選びにも、持ち出し禁止のものが含まれていないか、十分注意して買ってください!

さらに、詳しく知りたい人は、植物防疫所のホームページで詳しく紹介されているので、目を通しておいてください。

 

 

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