オキコ<八重山そば>沖縄本島の食品会社
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島で食べられているソウルフードで一番有名なのが「八重山そば」です。沖縄そばが石垣島にも伝わってきて、独自の食文化に進化したのが「八重山そば」。
ご当地ヌードルとして有名です。スーパーでも生麺が売られており、各家庭でも気軽に作ることができます。
今回は「オキコ<八重山そば>」について紹介します。
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目次
「オキコ<八重山そば>」
ラーメンのような食感
オキコ株式会社は、沖縄県でも県内最大手の製パンを主体に事業展開している会社さんです。ゼブラパンで有名な会社さんですが、パン以外にも生麺、餅、和菓子など、いろんな商品を作ってくれています。
2005年にはISO 9001、2017年にはISO2200を取得するなど、HACCP方式の徹底した衛生管理をされていることがうかがい知れる会社さんです。
自分も以前、大阪で勤めていた会社で、ISO22000の取得に関わったことがあるんですが、製造工程の明確化、チェックシステム作りなど、事細かなチェックシステムを守らなくてはならないので食の安心・安全には徹底している印象。
そんなオキコさんの八重山そば<まるめん>は、「八重山そば」というより、ラーメンに近い感覚のそばです。
ちょっと固めな食感、小麦のコクはあんまり感じられない味。ツルッとした食感は「昔ながらの食堂のラーメン」って感じです。
オキコ<八重山そば>の特徴
丸麺なので、ツルッとした食感。かみごたえはあまりなく、細いです。石垣島の金城製麺所さんの「元祖丸麺」と比べてみても細い印象のそば。<八重山そば>って表記ですが、八重山そばっぽくはない麺です。
味
味は小麦の味が弱いそばです。金城製麺所さんや荷川取食品さんの八重山そばと比べると、小麦感が少ない。麺に絡んでいる油もほとんどないので、どちらかというと「太い素麺」のようなサッパリとした味の印象を受けるそばです。
油が苦手な人は美味しく食べれると思いますが、八重山そばとして食べるなら、個人的にはもうちょっと、小麦、油のコクが欲しいなって思っちゃうそばです。
逆にいうと、小麦小麦した味がないので、濃い味のスープと合わせても違和感なく食べれるって特徴があります。
本当にあっさりとした、塩分多めのスープに合うような感じのそば。八重山そばの薄味なスープで作ると、アッサリしすぎちゃうかもしれません。
個人的には、冷やし中華に使いたい麺。八重山そばという表記ですが、冷たく、味の濃いスープと絡めると美味しいタイプの麺です。
食感
ツルッとした食感が小気味良いそば。ただ、麺が細いので、食べ応えはあまりありません。ツルッとした喉越しを楽しむタイプのそばです。
食べ物というより、喉越しを重視した飲み物に近い感覚で食べるといいかも。
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八重山そば<生麺>の選び方
個人的には、八重山そばとして食べるなら、オキコさんの八重山そばより「荷川取食品の平麺」の方がおすすめです。食感、歯ごたえ、小麦の味が全然違うように感じます。
荷川取食品さんは本当に八重山で作っているそばだし、八重山そば屋さんのお店からも人気のそばです。
本格的な「八重山そば」を楽しみたい人は石垣島の製麺所「金城製麺所(きんじょうせいめんじょ)」「荷川取食品(にかわどりしょくひん)」のいずれかの麺を選んでください。
袋の裏の食品表示「製造者」を見てもらうと、石垣島で作られた麺なのか沖縄本島で作られた麺なのかを一発で見分けることができます。
「八重山そば」っぽくない、「サッパリとしたそば」食べたい人はオキコさんのおそばを選ぶといいかもです。
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まとめ
「八重山そば」というより「ラーメン」に近い印象の麺です。ツルッとすべらかに食べれるそばです。コク、油っぽさは全然感じることがないので、サッパリと食べたい人におすすめのそば。
八重山そばとしてではなく、冷やし中華として使うと美味しく食べることができます。塩分、醤油味の濃いあっさりスープに合う麺です。
「オキコ<八重山そば>」が買える場所
オキコ<八重山そば>は、石垣島のスーパー「タウンプラザかねひで」で買うことができました。