沖縄を代表するドリンク「黒糖げんまい」の味と特徴
こんにちは。石垣島ナビです。
沖縄を代表するドリンクに「玄米ドリンク」があります。玄米ドリンクとは「玄米」「もち米」などをすりつぶして作った健康ドリンクです。
今回は、その一種「黒糖げんまい」を紹介します。
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「黒糖げんまい」
沖縄のソウルドリンク
玄米ドリンク。沖縄では一般的な飲み物です。玄米、うるち米、もち米などをすりつぶして作った飲み物で、ソウルドリンクと言っても過言じゃない飲み物。
夏の朝に飲むといい。夏バテ気味の体に栄養をたっぷりと運んでくれる飲み物です。
沖縄では元気になる飲み物として、県民に愛されています。栄養ドリンクなんかより断然キク!
「夏が暑すぎて夏バテしちゃった…」って時には<玄米ドリンク>を飲んでみてください!
「黒糖げんまい」の特徴
黒糖玄米の特徴は、ガツンとくるぐらいの黒糖の味です。黒糖の風味は強いんですが、味はそこまで甘ったるくない。玄米ドリンクのドロッとしたデンプンの甘さも、いいバランスで残されているドリンクです。
「黒糖げんまい」に限っては、黒糖は「甘み」というより、どちらかといえば「香りづけ」の方がおおきな意味合いを持っています。黒糖の素朴な香りが口の中に広がり、デンプンくささを無くしてくれています。
黒糖が入っていない玄米ドリンクを飲んだことがありますが、「ショウジ紙を貼る<糊>のような味」がして、「うっ…」とむせそうになる味です。
そんな飲みずらい味を劇的に変えてくれているのが黒糖。
黒糖が入ることによって甘みが増し、糊っぽさが全然なくなる。しょうがも入っているので、さっぱりとした味でスルスルと飲み進めることができます。
味
黒糖の風味が強いドリンクです。ミネラルをたっぷりと含んだ黒糖の風味が玄米ドリンクの味付けを一層引き立ててくれています。しょうがも入っているので、ほのかなしょうがの味もします。
黒糖としょうがの組み合わせはバッチリで、「玄米」や「もち米」のコメくささを、全く感じさせない味付けです。
黒糖の風味が強いといっても、甘みはそれほど強くはなく甘いもの苦手な人でも飲めるドリンク。胃腸の弱っている時や、二日酔いの朝などに最適です。
夏場のちょっとした栄養補給に「黒糖げんまい」を1本持ち歩いてみてください。
食感
モチっとした食感のドリンクで、「モギュ、モギュ」と食べ進めることができます。「飲む」というより「食べる」といった方がしっくりとくる表現です。
口の中に含むと、パンッと弾けるような弾力を感じ、液体を歯で噛む感じの食感が楽しめます。玄米やもち米の他にも片栗粉が入っているので、噛みごたえ抜群のドリンクです。
むしろ「ドリンク」というより「食べ物」と呼んだ方がいいかも。
お粥を甘く味付けして、そのままデザートにした感じの食べ物です。
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まとめ
黒糖の風味が強く効いた玄米ドリンクです。ほのかなしょうがの味が黒糖の後ろに見え隠れしていて、さっぱり甘めな味付けです。
黒糖によって風味づけされているので、かなり飲みやすくなっています。
黒糖は味を整えてくれるだけじゃなく、栄養も追加してくれている。黒糖に含まれるミネラル分が、玄米ドリンクの栄養をさらに高めてくれています。
オバアでも手軽に飲めるドリンクなので、沖縄では健康食品のひとつ、オバアの元気の源として飲まれています。夏バテで食欲のない時や、二日酔いで胃腸が弱っている時に胃の粘膜を優しく癒してくれます。
そのまま飲んでもいいんですが、ソースとして「アイスクリーム」にかけて食べても美味しい。バニラアイスとの相性が抜群で、アイスの甘みをさらに引き出してくれるトッピングです。
玄米ドリンクを飲むと、不思議と疲れが抜けるのが早い気がします。暑い日に外でたっぷりと遊んだ後は、玄米ドリンクを探して飲んでみてください。近くのスーパーに行けば必ずといっていいほど簡単に買えるドリンクです。
ひんやりと冷やした「黒糖げんまい」を活力源に、翌日もめいいっぱい、思いっきり楽しく遊んじゃっいましょう!
【おすすめ度】★★★☆☆
「黒糖げんまい」が買える場所
「黒糖げんまい」は石垣島のスーパー・商店で買うことができます。似たような商品に「ミキ」という飲み物もあります。「ミキ」の方が一般的に広く親しまれているドリンクです。
黒糖げんまいが確実に売っているのはマックスバリュです。品数豊富で、玄米ドリンクの味のバリエーションも豊富。全味試したい人はマックスバリュへ買いに行ってください。