石垣島の海で泳ぐときに注意したい3つのこと
こんにちは。石垣島ナビです。
4月になってくると海水浴も気持ちいい季節となってきます。
そんな、海のシーズンになってきた石垣島で、海水浴の際に気をつけた方がいいことが3つあります。
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海水浴するときに注意したい3つのこと
石垣島の海で泳ぐ時に注意してもらいたいことは3つ。
「日焼け」「サンゴでの怪我」「注意が必要な生き物」の3つです。それぞれを詳しく解説していきます。
日焼けに注意!
1つ目は日焼けに注意です。「せっかく海に来たんだから、焼かなきゃ」って方も、日焼けなれしていない方は気をつけてください。気温はまだ低いですが、4月から日差しの強さ、紫外線の量はハンパなく強くなります。毎年日焼けしている人でも赤く腫れてしまうほどの強さです。
4月以降、海で泳ぐ時は徐々に日焼けさせていくことをオススメします。
1日目はパラソルの下など、日陰でじっくり。2日目はラッシュガード着ゆっくり。3日目は時々ラッシュガード脱いで日陰でコンガリと日焼け。ぐらいのペースで焼いていくと、赤くなりにくく痛くないです。
また、日焼けしたくない人はできるだけ日陰で海を楽しんでください。日陰にいても紫外線は降ってきます。日焼け止めはもちろんのこと、帽子、サングラスなど日焼け対策グッズは揃えておいた方がいいですよ!
一番やっちゃうのが「ラッシュガード着て、レギンスなどのタイツ履いて、靴履いて日焼け対策万全!」って人がホテル帰って服を脱ぐと「足首にリング状の日焼けが!!?」なんてことはよくあります。
「レギンスと靴との隙間だけ焼けてしまう隙間日焼け」結構あるあるな日焼けです。脱ぐとマヌケっぽくて、ちょっと恥ずかしい。そんな隙間日焼けにならないためにも、日焼け止めなどで、しっかりと対策してみてください。
サンゴでの怪我に注意!
2つ目は、サンゴでの怪我に注意です。石垣島の海は石西礁湖と呼ばれるサンゴ礁が広がる海です。海の中に広大なサンゴ礁が広がっています。
泳ぐ時は、サンゴ礁の周りで手足をバタつかせないのが大事になってきます。バタバタと泳いだり、手を大きくかいたりすると、サンゴに当たってしまうことが多いです。サンゴに触れると、刃物で切ったようにパックリと傷口が開いてしまいます。
泳ぐ時は、長袖のラッシュガード、ダイビング用のグローブ(無かったら軍手でOK)、足を覆うタイツ(レギンス)、マリンシューズを履いて肌を露出させないことが一番の防止策になります。
見た目は、ちょっとダサいかもしれませんが、怪我をするよりは全然マシ。サンゴで切ってしまうと、海水中の細菌が入って炎症を起こすことが多いので、サンゴの周りでの遊泳は十分に気をつけてください。
足をつこうと思って、海底に足をつけたら、サンゴが横にあって切っちゃった。なんてこともよくあるので、足は裸足ではなく、水はけのいいマリンシューズを履くことをおすすめします。
疲れた時に休憩することができるライフジャケットを着て泳ぐと、なお良しです。ライフジャケットはレンタルできるショップもあるので、持っていない人はレンタルしてみてください!
関連記事>>>石垣島の海で「ライフジャケット」をおすすめする3つの理由
海岸には、波で折れたサンゴが打ち上がっている場所が多いです。海辺を歩くときも、サンダルではなく、マリンシューズなどの足の甲が覆える履物をおすすめします。
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注意が必要な生き物がいます!
3つ目は注意が必要な生き物です。陸上にはサキシマハブという「ハブ(毒ヘビ)」ぐらいですが、海にはたくさん気をつけた方がいい生き物がいます。
「陸より海の方が毒を持った動物が多い」ってことはしっかりと覚えておいてください。
ハブクラゲ
一番有名なのが「ハブクラゲ」4月ぐらいから増え始め夏に出現のピークです。石垣島の海水浴場には「ハブクラゲ避けのネット」が張ってあるので、防御はされています。が、たまにネットをかいくぐってくるクラゲもいるので泳いでいる最中にクラゲを見たら、近寄らず逃げてください。
心臓の弱い方は心臓麻痺を起こしてしまうぐらい毒が強いクラゲです。英語では「Box jellyfish」と呼ばれます。名前の通り、箱(Box)のように四角い形をしているクラゲです。たまに川へ迷い込むクラゲもいますので、マングローブの川でカヌーをするときにも注意してください。
ヒョウモンダコ
名前の通り「ヒョウ」のような模様のついた綺麗な色のタコです。小型のタコで5cm程度の大きさの可愛らしいタコです。刺激を受けると体の色が青く変化し、綺麗な丸いリング模様が現れます。綺麗な模様なので「綺麗だなぁ」とついつい触ってしまいそうになるのですが、触っちゃダメです!絶対に触らないでください!
ヒョウモンダコは唾液に「テトロドトキシン」というフグ毒と同じ成分の毒を持っています。噛まれると最悪、命を落とすこともあります。猛毒を持ったタコです。見かけても、絶対に触らないようにしてください。
特にお子さんからは目を離さないようにしてくださいね。小さい子は、動物などを見ると、触りたくて手を出してしますことがあります。うっかり目を離した隙に…なんてこともあり得ますので、水辺ではお子さんと一緒に遊んで下さい。
他にも、カツオノエボシ(青いクラゲ)、アンボイナ(貝)、ガンガゼ(ウニみたい)、オニダルマオコゼ(魚)、ウミヘビ(ヘビ)、ミノカサゴ(魚)、ゴンズイ(魚)、ウンバチイソギンチャク(イソギンチャク)、オニヒトデ(大きいヒトデ)など、挙げればきりがないほど注意が必要な生物がいます。
楽しく遊べる場所ですが「海は危険がいっぱい」ってのは忘れないでください。また、石垣島は海水浴場以外は基本遊泳禁止となっています。マリンスポーツを楽しむ際には地元のガイドさんや、詳しい方と一緒に遊んでください。
2017年にも、石垣島でシュノーケルをしていた夫婦が行方不明、数日後サメに噛まれたであろう人体の一部が見つかった。なんて事件も発生しています。その事故は、台風明けの波が高い日。海に慣れたガイドでも「今日は中止だな」と判断するような日だったと記憶しています。「普通」とは違う条件なのでサメが出たのかもしれませんが、いつ何時、何が起こるかわからないのがアウトドアです。
万全の準備をしてたプロでも事故は起きてしまう場合もあります。楽しい遊びには危険がいつも隣り合わせだってことだけは忘れないでください。自然は偉大です。人間はちっぽけな存在です。自然に飲み込まれないように注意して!
まとめ
最後はちょっと暗い話になってしまいましたが、楽しく遊ぶには「必要な情報は事前に調べ」て「安全な場所」で「たっぷり楽しむ」ってのを心がけてもらうと、楽しい海遊びの時間になりますよ!
海で遊ぶときは水分補給も忘れずに、こまめに水を飲んでください。くれぐれも、焼き過ぎには十分注意してください!
それじゃあ、楽しく旅してね。
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