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【ギョサン】沖縄の海を楽しむ!最強サンダル

 

石垣島の海で過ごすなら『ギョサン』が一番!

丈夫で、滑りにくく、水に浮かぶので無くしづらいサンダルです。

 

「でも、どんなとこがいいの?」って、思っちゃいますよね?

 

「ギョサンの特徴は?」

「ギョサンのサイズはどんな感じ?」

「ギョサンはどこで買えるの?」って疑問に、お答えします。

 

 

本記事を読むと、

・ギョサンの特徴がわかる

 

・ギョサンのサイズの選び方がわかる

 

・ギョサンの販売店がわかる

 

石垣島と西表島に5年以上住んでいる、現地ガイドが紹介する「沖縄の生の情報」です。

 

記事を読んで、「ギョサン」に詳しくなって、快適に旅行を楽しんでください!

 

【ギョサン】沖縄の海を楽しむ!最強サンダル

石垣島へ来たら、行ってほしいのが海!

日本とは思えない青を見ることができます。

 

海へ行くと水が近くにあるので、どうしても足元が濡れてしまします。

靴を履いているとビチャビチャになってしまうので、サンダルを履いて行きたい場所です。

 

石垣島で売っているサンダルは2種類、

・「ギョサン」

 

・「島ぞうり」

 

どちらもいいのですが、サンダルのまま、海に入ったり、水辺を歩く場合は、

 

絶対「ギョサン」の方がおすすめです

その理由を紹介していきます。

 

ギョサンとは

漁業者用サンダルの略で「漁サン(ギョサン)」。

最近では、本州でも売られていることが多いですが、沖縄で広く履かれているサンダルです。

 

ダイビングをやっている人はだいたい履いていると言っても過言じゃないほど、ギョサン率が高いです。

「漁業者が履いても滑らないように」というコンセプトで作られているので、水辺でも滑りにくいのが特徴です。

パール印(PEARL)のギョサンがおすすめ

 

 

ギョサンは「小笠原」が発祥

小笠原が発祥のギョサンですが、沖縄でもよく履かれているサンダルです。

沖縄では小さい島へ行くと、島民全員がギョサンを履いているなんて島もあるほど、普及率はバツグンです。

 

屋内でイベントがあると、必ず履き間違いが出るほどのギョサンが集合します。

沖縄の離島らしい光景でもあります。

 

 

 

ギョサンとサンダルの違い

「島ぞうり」というサンダルもありますが、「島ぞうり」は水辺では滑ります。

特に、雨が降った日のマンホールの上なんかを歩くと、ツルッと滑ります。

 

「ギョサン」と「島ぞうり」の違いは、

POINT・水辺での滑りやすさ

 

・重さ

 

・アレンジの幅

 

水辺で滑らないのは、ギョサン!

重さが圧倒的に軽いのは、島ぞうり!

また、「島ぞうり」はカッターナイフや彫刻刀でカットして自分で模様を書くことができる。

 

島ぞうり彫刻や島ぞうりアートとして知られています。自分だけのオリジナル島ぞうりを作るにはGood!

 

 

水辺でのアクティビティを楽しみたい人は「ギョサン」、

タウンユースに「島ぞうり」といった使い分けがわかりやすいですね!

 

街中を歩くだけなら軽い「島ぞうり」がいいですが、少しでも水がある場所へ行く場合は注意してください。

 

島ぞうりについて、詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。

あわせて読みたい>>>【島ぞうり】を買ってみてわかったこと

 

 

ギョサンをおしゃれにする方法

では、ギョサンは、おしゃれにできないかと言うと、そうじゃない!

ギョサンは、クロックスにつけるような「チャーム」をつけると、おしゃれにアレンジすることができます。

 

普通に履いていると、色でしか差をつけることができませんが、アレンジすれば、いくらでもおしゃれにできるのがギョサンです。

スワロフスキーなどについている「ラインストーン」をつけて、おしゃれにデコってもOK!

 

ギョサンは「メンズ」と「レディース」がある

メンズとレディースの2種類があります。

見分け方は『鼻緒の部分』と『靴底』。

 

鼻緒の部分が1本で太いのがメンズ。

鼻緒が細く3本に分かれているのがレディースになります。

 

 

ギョサンの「メンズ」

メンズのギョサンは、鼻緒が1本で太いのが特徴です。

しっかりした鼻緒なので、歩きやすく安定感があります。

 

ただ、日焼けするときは、足の甲にしっかり「V字型」の太いラインが着くのはご愛嬌。

また、メンズのギョサンの底は細かいギザギザの網目状になっています。

このソールが地形にフィットしてグリップがうまれます。

ソールが柔らかく、形を変えるのでグリップが増すんです。

 

硬いソールだと、形が変わらないので、グリップ力がうまれません。

そうなると、ツルツル滑ってしまいます。

購入するときはソールに気をつけて買ってください。

 

 

ギョサンのレディース

レディースのギョサンは、鼻緒が細い3本のラインになっていておしゃれです。

切れやすそうに見えますが、しかりしています。

素材もメンズの素材に比べると、少し硬めで強度があります。

 

 

メンズのギョサンに対してレディースのギョサンは、底の構造が違います。

ソールのかかと部分が高くなっていて、靴底も大きく区切られている。

男性より女性の方が体重が軽いので、水はけをよくしているんでしょうか?

地面との接地面積が少ないので、水はけがいいです。

サンダルが滑る時は、サンダルと地面の間に水が入ったとき。

水の上に乗っている状態になると、滑ってしまいます。

 

メンズのギョサンは、体重が重い男性用に、水が隙間に入りにくいように網目構造でグリップよく作られています。

ですが、女性は男性よりも体重が軽いので、体重の重みで水をシャットアウトできない。

 

逆に水が入っても、滑りにくいように、地面と接地する面積を小さくして滑りにくくしています。

 

また、レディースのギョサンの方がヒールが高くなっています。

かかとの部分が少し高くなっていて、歩くとカツカツと音を立てます。

 

レディースのギョサンはメンズのギョサンに比べると、素材的に硬いのも特徴です。

 

 

ギョサンのサイズ

メンズとレディースは、鼻緒の形だけでなく、サイズも少し違います。

メンズのMが25cm、Lが26cm、LLが27cm、3Lが28cm。

レディースはMが23cm、Lが24cm、LLが25cm。

 

表にしてみると、

サイズ メンズ レディース
M 25cm 23cm
L 26cm 24cm
LL 27cm 25cm
3L 28cm

 

「メンズ」と「レディース」で大きさが違うので、注意が必要です。

 

その他の特徴は、

メンズは『底が網目』『素材が柔らかめ』。

レディースは『底が大きく区切られている』『素材は固め』『ヒールが高い』。

 

サイズさえ合えば、あとは好みの問題なので、メンズ、レディース好きなタイプのギョサンを選んでみてください。

 

 

ギョサンで「痛い」理由

サイズが合わないと、足が痛くなります。

 

特に気をつけて欲しい人は、

・普段サンダルを履かない人

 

・靴づれしやすい人

 

痛くなる理由は、ギョサンの重さです。

 

具体的に説明すると、

サイズが大きくなると、重量が重くなります。

 

大した重さではないんですが、1日に歩く歩数は「5,000歩〜1万歩」。

旅行だと、もっと増えて「1万歩〜1万5,000歩」ぐらいは、普通に歩くことになります。

重さの違いは少しでも、これだけ歩くと、重りをつけて歩いているのと同じ。

 

さらに、鼻緒を指に引っ掛けて履くタイプのサンダルは、足の親指の付け根に負担がかかりやすいです。

足の指の力で、サンダルの重さを支えなくちゃいけないので、普段鍛えてない人は、痛くなっちゃうってわけなんです。

 

対策としては、適切なサイズを選ぶこと!

これが一番大事、絶対、覚えておいてください!

 

ギョサンを選ぶ時のポイント

履くときは自分の足よりワンサイズ小さいのを選んだ方がいいです

例えば、普段の靴のサイズが26cmの人は、ワンサイズ小さい25cm対応のもの(メンズなら「M」、レディースなら「LL」)。

 

ちょうどいい大きさを選ぶと、歩いたときに「かかとを置く部分」が重たく感じます。

かかとの部分に乗った砂をまき上げたり、水をまき散らしてしまったりしてしまうこともしばしば。

 

ワンサイズ小さいものを選ぶと、かかとは少しサンダルから出ますが、歩きやすい。ギョサンを履いて走っても問題がないぐらい、快適な履き心地です。

 

 

ギョサンは「Pearl」印が入ったものを選ぼう!

石垣島のホームセンターやおみやげ屋さんには、ギョサンがたくさん置いてあります。

ギョサンを選ぶ時は、「Pearl」印があるか?をチェックしてください。

 

 

ギョサンを履いて「釣り」に行こう!

そんなギョサンを履いてする、おすすめのアクティビティは「釣り」です。

 

理由は、ギョサンが水に浮くから。

 

波止場や干潟などで釣りをしている時に、万が一ギョサンが脱げてしまっても、水に浮くので拾いに行くことができます。

しかも、「水辺で滑りにくい」っていう最大の特徴があるので、怪我もしにくい。

ギョサンは、釣り史上、最強の履物です。

 

また、水辺でのアクティビティ、干潟散策にも、タウンユースとしても使える万能な履物。

 

石垣島をギョサンで散歩すると、開放感が味わえると共に「島に遊びに来てる」って感じがして楽しいですよ!

 

 

ギョサンを1年履いてみた!

「実際にギョサンは、どのくらいもつの?」って思いません?

普通のサンダルなら1シーズン(3~4ヶ月)もてばいい方だと思います。

 

ギョサンは短くても1年、長ければ2年ほどもちます。

しっかりした作りのサンダルなので、耐久性もバッチリ。

 

実際に、1年履いたサンダルがこちら、

最初にする減ってくるのはかかとの部分です。

かかとが丸くなってくると、小さな穴が空きます。

・小石が挟まりやすくなる

・水の上を歩くと「プシュー」って音がする

 

かかとがすり減っても、グリップはしっかりしているので、大丈夫。

次に、足の裏「親指の付け根」の部分が削れてきます。

アスファルトの上を歩いていると徐々に削れていくんですが、経験上、最長2年はもちます。

2年すぎると、穴が空くので、そこまでがギョサンの限界。

最終的には、鼻緒が切れてしまいます。

今回のギョサンは1年2ヶ月で鼻緒が切れました。

それでも、だいぶ長い間活躍してくれるサンダルです。

 

 

ギョサンを交換する目安

ギョサン自体は、かなりしっかりしていて丈夫なんですが、1年ぐらい経ったら交換することをおすすめします。

というのも、ギョサンが古くなると、ゴムが劣化してくるからです。

 

最初はなんともないんですが、1年以上使っているギョサンは、鼻緒の裏の足と接してる部分が痒くなってきます。

ただ、サンダルの履きすぎなだけかもしれませんが、足が痒くなってくる感じ。

 

自分がアレルギー体質(カニ・イネ科の花粉など)なので、より敏感に感じるのかもしれません。

新しいギョサンを履くと、痒くないので、1年周期で新しいものに交換することをおすすめします!

 

 

 

ギョサンの通販

ギョサンは、通販でも買うことができます。

「近くに買えるお店がない」

「沖縄旅行の前に手に入れたい」って人は通販が便利です。

 

ギョサンネットで買う

一番品揃えが多く、安心して買えるのが「ギョサンネット」です。

ギョサンネットは、インターネット販売でギョサンを購入できるギョサンの専門店。

 

ナル店長さんのギョサン愛が感じられるお店です。

 

 

「ギョサン」の販売店

石垣島のギョサンの販売店を一覧にまとめてみたので、買いに行く時の参考にしてください!

名前 住所 電話番号 種類
サンエー 石垣シティ(2階売り場) 石垣市真栄里301−1 0980-83-2111 ギョサン、島ぞうり、サンダル
メイクマン 石垣店  石垣市真栄里262-1  0980-82-1000  ギョサン、島ぞうり、サンダル
 東京靴流通センター 石垣島店  石垣市真栄里266-1  0980-88-1414 ギョサン、島ぞうり、サンダル
 サンキマルエー 石垣店  石垣市新栄町75-27 マックスバリュ新川店2階  0980-83-8757 ギョサン、サンダル
 服飾・雑貨の店 海のなかま  石垣市美崎町3  0980-82-9545  ギョサン、サンダル
 琉球まぶやー 雑貨と手作り体験工房  石垣市大川257−1  0980-83-1728  ギョサン
 やーるー(yahruu)  石垣市大川207 (ユーグレナモール内)  0980-87-0192  サンダル
石垣島セレクトショップYOU I(ゆい)  石垣市大川207-1 (ユーグレナモール:いしがきいちば内) 0980-87-8170  ギョサン
 (株)木田商会  石垣市新栄町5-5  0980-82-2211  ギョサン
 とぅもーるショップ  石垣市美崎町1 (離島ターミナル内)  0980-88-0822  サンダル
 ドン・キホーテ 石垣島店  石垣市大浜462-1  0980-82-0411 ギョサン、島ぞうり、サンダル
 ハッピーマートほんな  石垣市大川302  0980-83-3880 ギョサン、島ぞうり

 

販売店の中でも、「安い」「数が多い」のが木田商会です。

 

 

石垣島のホームセンター「木田商会」

木田商会は石垣島のホームセンター。

おみやげ屋さんにもギョサンは売っていますが、欲しいサイズが売り切れていることも多いです。

 

ですが、木田商会は売っている量が違うので木田商会なら「売り切れてた…」なんてことは、ほぼ無いので、おすすめです!

 

木田商会について

【アクセス】石垣島離島ターミナルから約800m

【路線バス】全系統「バスターミナル」下車、徒歩15分

【おすすめの時期】通年

【みどころ】ギョサン豊富、身軽なお散歩にギョサンを!

【滞在時間】約30分

【営業時間】8時30分~18時30分

【住所】沖縄県石垣市新栄町5−5

【電話番号】0980-82-2211

 

 

 

あわせて読みたい

ギョサンがどれだけ便利か、わかりましたか?

海では『ギョサン』で過ごすのがいいですが、観光では『靴』がおすすめです。

 

理由は、観光スポット同士が離れた場所にあるから。

長い移動を、ギョサンで移動すると、痛くなる場合があります。

 

あわせて、石垣島を観光する時は、服装選びも大事なポイントになります。

時期・シチュエーションに合わせた服装だと、旅行中、快適に過ごせますよ。