石垣島ナビ

石垣島のヤギ専門店「一休」でヤギ汁を食べよう!

 

こんにちは。石垣島ナビです。

 

沖縄では、牛、豚、鶏の他に、イノシシ、ヤギも食べます。

イノシシは本州でも食べますが、ヤギは沖縄だけではないでしょうか。

石垣島では、ヤギのことを「ヒージャー」と呼び、ヤギ汁、ヤギそばなどでお肉を食べます。

 

石垣島をはじめ、八重山の離島では、ヤギを飼っているお宅が多いです。

のどかな離島だと、たまにヤギのお散歩を見かけることもできたり。

 

八重山では、ヤギが身近な存在です。

草を食べてくれるので、草刈りがわりに飼ってたり、ペットとして可愛がっている人もいます。

 

飼うのも、目的は「食べるため」

本州ではヤギのミルクなどが美容に良いということで、流行っているようですが、石垣島では「肉」として食べられます

 

そんなヤギ肉を、本場の石垣島ヤギ専門店「一休」で、ヤギ料理を食べて来ました!

ヤギに興味がある人は、参考にしてみてください!

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石垣島のヤギ専門店「一休」でヤギ汁を食べよう!

一休食堂は大人気の食堂!

石垣島には、ヤギ専門店があります。

何件かあるのですが、その中でも有名店の「一休」さんへ行ってみました。

 

一休食堂があるのは、市街地からは少し離れた場所。

県道208号線を北上し、バンナ公園へ向かう途中の小高い場所に「一休」があります。

 

 

歩いて行くとだいぶ遠いので、車かタクシーで行くことをオススメします。

石垣島鍾乳洞の入り口の目の前にあるので、結構わかりやすい。

 

お昼時(12時ごろ)に行くと、駐車場は車がいっぱいなので、注意が必要です。

店内は広々としており、席はテーブル、座敷と席もたくさんあります。

 

カウンターや2人がけの席などはないので、1人で行くと「どこに座ったらいいんだろう」と悩むかもしれませんが、普通に4人がけのテーブルに座ればいいようです。

 

「なんか大きい席1人で使ってしまって申し訳ないなあ」と、ちょっと気がひける感じがしますが、お店の人もおおらかに接してくれます。

 

 

石垣島の一休で食べるべきメニュー

ヤギ汁、ヤギそばとヤギ料理が豊富です。

基本、ヤギ汁を頼む人が多いのですが、ヤギ初心者には「ヤギそば」がオススメです。

ヤギは基本、匂いが強いです。

ヤギに触れたことがある方ならわかると思いますが、ヤギ特有のケモノ臭がします。

 

生きている時のあの匂いが、食べる時もほのかに香ってきます。

食べてしまうと気にならなくなってくるのですが、初めての方、匂いに敏感な方は気をつけてください

 

ヤギ汁は上級者向けガチンコメニュー

以前、お土産用のレトルトパックで売られているヤギ汁に挑戦してみた時、「少し匂うな」とは感じましたが、自分的には全然OKでした。

関連記事>>>ヤギ汁は沖縄料理の定番!専門店とレトルトの味の違いは?

 

今回、ヤギ汁を食べてみようとしたのですが「専門店だから容赦ない量、出て来そうだな」と感じ、今回はライトそうな「ヤギそば」にチャレンジしてみることに。

 

 

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ヤギそば(850円)を食べてみた!

ヤギ汁は食べたことがあったので、なんとなくの想像はできるのですが、ヤギそばは初めて。

「出汁はどうなっているのかなあ」「ヤギ肉はどのくらい入っているのかな」と期待と不安でドキドキです。

今回行った時は、ほぼ満席状態でした。

順番に出てくるので、ちょっと時間がかかりますが気にならない程度です。

 

店の裏でヤギ飼ってる?

そんな待ち時間よりも気になったのが「店内の香り」です。

料理は出てきていないのですが、待っていると遠くからほんのり、ヤギの香りが。

 

「おっ、久しぶりだね」なんてヤギに話かけられている気分になってきます。

「結構パンチが効いたお店だなあ」と感心していると、やってきました。

 

ヤギそばです。

 

「やあ、お待たせ、僕を召し上がれ」なんてヤギの幻聴が聞こえてくるようです。

肉の量、山盛り

思った以上の、ヤギ感。

しかも、きちんと計算されているような盛り付け。

 

バランスいい盛り付け

一休食堂のヤギそばには、

・ヤギの肉(赤身)

・脂身

・内臓(レバー)

が、きちんと入っています。

 

ヤギ汁や牛汁は寸胴という大きいお鍋で作るので、器によそうと「赤身だけ」とか「内臓入っていない」なんて偏りが出てきます。

今回はちゃんと盛り付けてくれたのか、偶然そうなったのかは定かではありませんが、色々な部位が入っていました。

部位の偏りがあると、美味しくても、途中味に飽きてきてしまうことがあるのですが、飽きることなく食べられそうです。

 

しっかりとした味付け

出汁は牛汁のような出汁で、いろんな部位から出汁をとっているんだろうなと思わせる出汁です。

味噌味で、味は少し濃いめ。

 

しっかりとお汁が麺に絡みついて、パ、パ、パンと口の中に広がります。

そして、ヤギ肉。

 

しっかり煮込まれており、ホロホロと口の中でほぐれます。

肉汁がジュワッと出てきて美味しい。

 

繊維が全然気にならないほど、ホロホロの食感です。

そんなに柔らかく煮込まれていますが、噛んで行くと、しっかり肉の味が出てくる。

 

無限ループで食べれます

脂身は滑らかでクリーミー。

少し甘みを感じるぐらいです。

 

レバーはしっかりと中まで火が通っており、少し固めですが、安心して食べれます。

「赤身、脂肪、レバー、麺をすすってからのお出汁」の順で無限ループで食べれそう。

 

ヤギ食ってるっ!」って、しっかり感じれるおそばです。

 

元気になる料理

食べ進めていると、心臓が少しドキドキしてくるような気がして、ワイルドな気分になってきます

 

食べている最中ですが、体が大きくなったような気分

 

「ああ、こういう料理を食べているから、沖縄の人はガッシリした人が多いんだなあ」と納得できる料理。

沖縄の人の元気の源になっている味なんだなと感じます。

 

滋養強壮っぷりがとてつもないです。

マムシ、スッポン、ウミヘビ、ハブなど滋養強壮にいいと言われるものをたくさん食べてきましたが、ヤギは別格な気がします。

 

ヤギを食べると、風邪ひいてても治っちゃいそうなぐらい効きそうです。

疲れた時には「ヤギ」オススメです!

関連記事>>>石垣島で食べれるヤギ料理

 

 

満足感と達成感を味わえる

おそばを頼むと、おにぎりなどのご飯が食べたくなるのですが、「ヤギそば」はこれだけでお腹がいっぱいになります。

見た目は少なく感じますが、食べ終えた後の満足感はハンパないです。

 

ドキドキしながら味わう達成感は、ヤギならでは。

石垣島にお越しの際は、一度は「ヤギ料理」召し上がってみてください。

 

汗をかきながら、フーフー言いながら食べるおそばは、やみつきになりますよ!

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それじゃあ、楽しく旅してね!

 

 

 

【アクセス】石垣島離島ターミナルから約3.2km

【路線バス】系統⑩アートホテル・ANA経由空港線「アートホテル石垣島」バス停下車、徒歩30分

【おすすめの時期】通年

【みどころ】滋養強壮にバツグン、野生の味「ヤギそば」

【滞在時間】約1時間

【営業時間】11時00分~19時00分 (ヤギ汁は売切れ次第終了)

月曜日定休

【住所】石垣市石垣716-1

【電話番号】0980-82-1803

 

 

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