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イカ墨(イカスミ)沖縄ではスーパーで買える食材、効能、成分、食べ方

 

こんにちは。石垣島ナビです。

石垣島では、イカ墨を使った料理がたくさん食べることができます。疲れた時は「イカスミ料理」を食べるといいよって話をよく聞くほど、イカ墨は家庭の味として親しまれています。

今回は「紋甲イカ墨」について紹介していきます。

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「紋甲イカ墨」

 

 

 

沖縄でイカスミ料理は定番

沖縄でイカスミ料理といえば定番の料理です。一番有名なのが「イカスミ汁」。暑い夏の日なんかは、ランチで食べると体から疲れを吹き飛ばしてくれます。疲れた時に食べるのがいいイカスミ料理。家庭でも作って食べるので、沖縄のスーパーでは「イカ墨」が売られていて、買うことができます。

 

沖縄本島で作られているイカ墨

紋甲イカ墨は沖縄本島の会社「株式会社丸昇物産」さんが作ってくれている商品です。漁師町で有名な糸満にある会社です。

 

原料はタイ産

原料はタイ産の紋甲いかスミを使っています。タイから仕入れた「いかすみ」を、丸昇物産さんが最終加工者として、小分けのパックに詰め替えてくれているみたいです。

漁師町「糸満」の会社さんなので、目利きは十分でしょう。安心して食べれるいかすみです。

 

イカ墨の効能

イカスミには抗菌作用、整腸作用、血流を良くする効果があり、 動脈硬化、糖尿病予防にも効果があるといわれています。

また、新陳代謝を上げる効果もあり、腎臓、肝臓にもよいと言われており、体が弱っている時の滋養強壮の食材として親しまれています。

最近の研究では、イカ墨から抽出されるペプチドグリカンという物質には抗がん作用があるということがわかってきています。

 

 

イカスミの成分

粘液性のある「ムコ多糖類」と「タウリン」が主な成分です。ムコ多糖類は糖分とタンパク質、タウリンはアミノ酸の一種で、体の細胞を正常に保つ作用があります。

 

特にタウリンは肝臓に対して働きかける効果が大きく、肝機能の改善や、肝臓の再生などにも役立ってくれる成分です。リポビタンDなんかにも入っている成分なので、聞き馴染みがあると思います。

高血圧の抑制や、脂肪肝を正常な状態に戻してくれるので、とても身体にいい成分です。

 

糖質やタンパク質も同時に取れるので、身体の調子を整えてくれて、疲労回復にも効果があるのは「ムコ多糖類」と「タウリン」のおかげです。

疲れた時にイカスミ料理を食べるのも、成分的な面でみても理にかなっているということができます。

 

 

 

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イカ墨の使い方

イカスミを買ったはいいけど、「どうやって使ったらいいかわからない」って人のために調理例を考えてみました。イカスミは結構どんな料理にも合う万能食材です。好きな料理にかけて食べてもらっていいんですが、調理例も参考にしてみてください。

自分のオリジナルイカスミ料理を作ってみるってのも料理の楽しみのひとつです。

「あぁ。これには合わなかったぁ」「まずいのできたぁ」なんて経験も笑えて楽しいですね。

 

調理例

 

 

イカスミキムチチャーハン

定番のイカスミチャーハンです。イカスミチャーハンにキムチを混ぜてみました。

キムチには唐辛子が含まれているので唐辛子の主成分「カプサイシン」による脂肪燃焼効果、発汗効果が追加され、より疲れをとってくれます。

イカスミキムチチャーハンを食べて、汗をかくと、よく眠ることもできます。翌日スッキリ爽快な気分で目覚めることができる料理です。

最初にキムチを混ぜ込んでみたんですが、色がイカスミに染まってしまい「見た目が…」ってなってしまった。見た目を美しくするなら、イカスミチャーハンを作ったあとにキムチを後乗せすることをおすすめします。

 

 

 

 

イカスミ汁

定番のイカスミ汁です。イカスミ汁を一から作ろうと思うと大変なので、簡単な作り方をお教えします。

 

石垣島にいる時ならパックで売られている「八重山そばのだし」とイカの身(刺身でOK)を買ってきてあっためてからイカ墨を混ぜるだけで出来上がりです。

具材をあっためるだけでできる即席イカスミ汁。調理が簡単だし、イカスミの味の濃さを自分で調整できるので好みの味に仕上げることができます。

イカ墨を多めに入れると、コクが出て美味しいです。イカの香りが気になる人は「ヨモギ」などの匂い消しを加えると、さっぱりと食べることができます。

 

本州に帰ってからだったら、市販のそばだしを薄めてあっためる。その中にイカ墨を加えればOKです。

これまた簡単。料理は簡単に作れるのが一番。長続きするコツです。

ただ、そばだしは醤油が入っているので濃すぎると飲みづらくなります。そうめんに使うタレの半分ぐらいの濃度にした方が美味しく食べれます。鰹の風味を加えたかったら顆粒状の鰹だしを追加で加えてください。

 

 

料理好きって人は、鰹出汁をしっかり引いて作ってもらうと、さらに美味しく食べることができます。個人的には昆布をひとかけら加えると、さらにコク、旨味が増すのでおすすめです。上品な味に仕上がりますよ。

 

 

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「イカ墨<イカスミ>」が買える場所

イカスミは沖縄のスーパーに行くと買うことができます。石垣島でいうと「サンエー」や「かねひで」のような沖縄の食材を扱うスーパーで買うことができます。小さい商店などには置いてないことが多いので、ちょっと大きめのスーパーで探すことをおすすめします。

 

小さい商店には長浜水産さんの「いかすみ塩から」が置いてあることが多いです。こちらも、イカスミを濃い濃度で使っているので、イカスミの代わりとして使うことができます。ただ、「イカスミ塩から」は塩辛なので塩分が高めです。塩分が気になる方は「イカ墨」を探してみてください!

 

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