石垣島ナビ

「飲むミドリムシ」ユーグレナのミドリムシドリンク<野菜ジュース>

 

こんにちは。石垣島ナビです。

石垣島には「ユーグレナ」と名前がつくものがたくさんあります。「ユーグレナモール」に代表される「ユーグレナ」。実は、会社の名前だったんです。

今回は、株式会社ユーグレナが出している「飲むミドリムシ」を紹介します。

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「飲むミドリムシ」

 

 

株式会社ユーグレナとは

「ミドリムシで世界を救う」代表取締役の出雲さんは、2000年初頭に「ミドリムシ」を使って世界を貧困から救おうと思い立ち、設立した会社が「株式会社ユーグレナ」です。最近ではメディアでも取り上げられ、有名になりましたが、設立当初はかなりの困難を極めた会社なようです。

「ミドリムシ」で世界を救う?一瞬「はぁ?何いってるの?」と思うかもしれませんが、よくよく説明を聞いていると理にかなったことを言っていることがよくわかります。

 

「ミドリムシ」は動物性、植物性の栄養が豊富な生き物。光合成をして二酸化炭素を減らしてくれる。ゆくゆくはバイオ燃料も作れるかも。そんな夢がある「ミドリムシ」。未来を救う「ミドリムシ」。

「『ミドリムシ』が石垣島と何の関係があるの?」って思っていたんですが、株式会社ユーグレナと石垣島は実は深い関係があったことがわかりました。

 

 

 

ユーグレナと石垣島

「ミドリムシ」で有名な株式会社ユーグレナが世界で初めてミドリムシの人工培養を成功させたのが「石垣島」だったんです。石垣島の養殖プールを使い、世界初人工培養に成功。2005年12月のことでした。

そんな華々しい成功とは裏腹に、2006年から「ある事件」をきっかけに苦しい環境に追い込まれ、運命を翻弄されていきます。

 

 

詳しい内容は「株式会社ユーグレナ」代表取締役社長の出雲充さんの著書『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦(ダイヤモンド社出版)』を読んでみてください。

 

 

ミドリムシとの出会い、鈴木さん・福本さんとの出会い、石垣島でミドリムシを培養しようとした理由などが詳しく書かれている自伝です。

波乱万丈の人生の中、掴み取った成功。ミドリムシを世に広めるまでの苦悩などが鮮明に書かれています。

 

 

 

 

「飲むミドリムシ」を飲んでみた

で、本題のミドリムシドリンク「飲むミドリムシ」。興味はあったんですが、実際「飲む」となるとドキドキ。

 

 

 

 

 

「飲むミドリムシ」の特徴

「ミドリムシ」って聞くと、「ゲェ〜、虫飲むの!?」って思うと思います。「気持ち悪い…」って思うかもしれませんが、飲んでみるとどうなんでしょうか?

 

パッケージ

まず、パッケージ。「飲むミドリムシ」と堂々と書かれています。

ミドリムシ入っていることをアピールしたいんでしょうが、インパクト大!

 

一般消費者目線では、あまり積極的に買いたい商品ではない。

「もうちょっと、改善したらいいのにな」って感じるパッケージです。

 

でも、ミドリムシ愛はヒシヒシと感じるパッケージ。ミドリムシを広めたい!って意気込みはバッチリ。

作っている人の真面目さを感じますね。

 

 

最初飲んだ時、「あっ、これ、にんじんジュースだ!」って感じました。原材料を見てみると、「にんじん」の表記は一切なく、「にんじん入ってない…」。

何で「にんじん」と感じたかを考えてみると、「りんご」と「かぼちゃ」が入っています!「りんご」の甘みと「かぼちゃ」のカロテンが混じり合って「にんじん」と感じたのかもしれません。

 

それだけ、「ミドリムシ」の味じゃなくて「野菜・果物」の味がするドリンクです。飲んでいると、ちょっと青汁感があるかな?って感じるんですが、それは「ほうれん草」と「明日葉」の味なんでしょう。

「ミドリムシ」って聞くと苦々しいイメージがあったんですが、全然『苦味はない』です。それより「甘みがある飲みやすい野菜ジュース」って感じの味でした。

 

 

 

食感

食感はちょっと、ザラッとしています。このザラッっと感がミドリムシなんでしょう。でも、感じるのは少しだけ。

基本的にはサラッとした野菜ジュース。「野菜生活」のようなジュース感が強いドリンクです。喉越しもよく、スルスルと飲めてしまうので、「もう無くなっちゃった」って感じます。

「ミドリムシ」って表示がなかったら「えっ、これ本当にミドリムシ入ってるの?」って疑っちゃうぐらい美味しいジュースです。

野菜ジュースにありがちな「繊維質な食感」は全然ありません。

 

 

 

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ミドリムシの未来

「ミドリムシ」って実は、美味しいんです。

 

 

小学校の理科の時間に顕微鏡で観察したことがある人もいる「ミドリムシ」。人工培養ができなかったのは「美味しすぎるから」増やす前に、他の生き物に食べられてしまって全滅しちゃうから。

それだけ美味しい「ミドリムシ」。栄養も豊富で「動物性・植物性」の栄養を兼ね揃えた万能生物なんです!

 

 

 

実際にミドリムシを増やして、粉にして食品に加えたのが「飲むミドリムシ」をはじめとしたミドリムシ食品シリーズ。実際に「ミドリムシだけ」食べるとどうかはわかりませんが、食品に混ぜるても、味が変わらないので、そんなに特殊な味ではないんでしょう。

実際に、粉状のミドリムシを購入して飲んでみました。味に特徴はなく、少し繊維っぽいザラッとした食感があります。さほど気になる食感ではなく、スッキリとした飲み口でした。※2019年3月20日更新

 

 

「ミドリムシの栄養が追加されるんなら、色々混ぜてみてもいいかも」って感じます。苦い青汁を我慢して飲むよりよっぽどいい。

これからミドリムシが世の中に浸透していけば「えっ、ミドリムシ飲んでないの?大丈夫?」なんてことになっていくのかもしれませんね。

 

 

宇宙食での利用や、バイオ燃料の原料としても期待されているミドリムシ。これからも、ミドリムシ愛を持ち続けながら躍進していってほしいです。

 

 

 

 

 

まとめ

「飲むミドリムシ」飲む前は「ゲェー、ミドリムシィィ??」って感じでしたが、ミドリムシのことを知り、実際に飲んでみると、全然イメージと違ってました。

 

 

飲む前までは「苦い」「臭い」と思っていましたが、飲んでみると「美味しい」「全然ミドリムシ感がない」って印象に変わります。

これで栄養が取れるなら、「むしろ積極的に飲みたい」って思えるドリンクです。

 

 

 

ただ、お値段が高いので(195gで300円前後)毎日飲むのはちょっと難しいのが難点。「もうちょっと安くなってくれたらなぁ」なんて感じます。

でも、そう感じるってことは「飲みたい味」ってことなんです。

 

 

美味しいので、一度チャレンジしてみてください。下手な青汁なんかより全然美味しい「飲むミドリムシ」。

でも、やっぱり、ちょっとネーミングが。。。

 

 

 

「飲むミドリムシ」が買える場所

飲むミドリムシは離島ターミナル内のユーグレナの自動販売機で買えます。他にも「マックスバリュ」各店にも置いてあるので、探して飲んでみてください。

飲んでみると、意外にサッパリしていて「普通の野菜ジュースじゃん!」って感覚で飲めますよ。

 

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また、石垣島にはユーグレナ関連商品が売っていたりもします。

粉状のユーグレナは、お土産やさんやスーパーなどで買うことができます。水に溶かして飲むタイプ。苦味もなく、スッキリとした味わいなので、抵抗なく飲むことができます。

バランスよく栄養を摂ることができるので、健康にも美容にもいい「ユーグレナ」。石垣島へ行く時は、ぜひ、ユーグレナを買って飲んでみてください!