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【ピパーチ】南国の異国情緒を感じる香辛料

by 石垣島ナビ編集部 · 公開 2019年9月25日 · 更新済み 2023年9月23日

石垣島特産には「ピパーチ」という香辛料があります。「ヒハツ」や「ピパーツ」とも呼ばれるものです。その正体は「こしょう」なんです。「島こしょう」と呼ばれる香辛料。

甘い香りがしますが、ピリッと辛い。しっかりと「こしょう」の味がします。香りは、なんと不押弦したらいいかわかりませんが、インドの香り。

1 「ピパーチ」
2 「ピパーチ」が買える場所
- 2.1 石垣島で、まとめてお土産を買うなら
- 2.2 ゆらてぃく市場について

「ピパーチ」

甘い香り香る香辛料

エスニックな香りがする香辛料です。焼きそばなどのソース味に合ったり、八重山そばに入れても美味しい調味料です。暑い石垣島では、「島とうがらし」や「島こしょう」などのピリッとするものが好まれます。

味はピリ辛ですが、香りは甘い。不思議な気分になる香辛料です。さながら、インドのバザールに迷い込んだみたいな気分です。

エスニックな雰囲気が似合う香辛料「ピパーチ」。石垣島だけでなく、八重山地方の離島でも栽培されており、人々の生活に根付いた香辛料です。

貴重な香辛料

「島とうがらし」に比べると、取れる量も少ないので、高級な香辛料として重宝されています。香辛料なんて買うモノだとお思いだと思いますが、南国では作るもの。という認識の場所が多いです。香辛料を乾燥させるための、日光が惜しみなく降り注義ます。その日光の恩恵を受けて作られる香辛料。美味しくないわけがありません。

ピパーチの使い方

太陽の恵みによって作られた香辛料。ササミのような脂身の少ない肉に塩と一緒にまぶして、オリーブオイルでジュっと焼く。ローズマリーを添えて、レモンをさっとかける。それだけで簡単に一品が出来上がってしまします。海が見えるテラスで食べると、地中海に来てしまったような気分になれますよ。

もちろん、八重山そばなどの麺類。焼きそばなどのソースがかかった料理にも相性抜群です。香りがいいので、海鮮チャーハンを作るときにブラックペッパーの代わりとして、パラパラと混ぜ込んでも美味しいでしょう。石垣島で「ソーメンチャンプルー」という料理があるんですが、それにかけるのが一番のおすすめです。

ソフトな味のものにかけると、香りたち。ハードな味ののものにかけると、ピリッとスパイシー。どんな味にもあう「ピパーチ」。食べたことがない人は、石垣島に来た際に買って食べてみてください。

食堂にも置いてあることがあるので、ソーメンチャンプルーを食べる時は、軽く2〜3振り、ふりかけてみてください。日本じゃない、どこか遠くの異国に迷い込んだ気分を味わえますよ！