「新垣ちんすこう」買ってみた!
こんにちは。石垣島ナビです。
沖縄のお土産といえば「ちんすこう」が有名です。
最近ではどこの会社でも作られるようになり、種類が豊富なちんすこう。
元祖ちんすこうといえば、沖縄本島にある「本家新垣菓子店」です。
その本家ののれんわけのお店が「有限会社新垣菓子店」同じ新垣菓子店なので、間違えちゃいそうですが、別のお店です。
今回はのれんわけのお店「有限会社新垣菓子店」が作っている「新垣ちんすこう」について紹介します。
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目次
「新垣ちんすこう」
本家新垣菓子店の流れを継ぐお店
有限会社新垣菓子店
「新垣ちんすこう」を作っている「有限会社新垣菓子店」は昭和7年に「本家新垣菓子店」から暖簾分け(のれんわけ)して誕生した会社です。創業1932年の歴史のあるお店です。
那覇市牧志に移転したり、工場を建てたりと徐々に大きくなっていった会社。有限会社になったのが2000年。
離島でも買える
今では、沖縄本島だけでなく、離島の石垣島でも買うことができるほど、有名です。
黄色いパッケージに冊封使の船のデザイン。字体も昭和を感じさせるデザインな商品が「新垣ちんすこう」。
どこか懐かしい雰囲気。
本家新垣菓子店と新垣菓子店
もともと、中国の皇帝からの使者「冊封使(さっぽうし)」をもてなすために生まれたと言われている琉球銘菓の数々。「ちんすこう」もその中の一つ。王朝における儀式などでも食べられ、特別な意味を持つ食べ物でした。
そして本家新垣菓子店を作った創業者は王府の料理人「包丁役」として3代の王様に仕えた人物。沖縄初の菓子店として「本家新垣菓子店」を創業しました。
そんな伝統を引き継いでいるのが新垣菓子店のお菓子なんです。
新垣ちんすこうの特徴
味
新垣ちんすこうの味は、素朴な味です。小麦粉、砂糖、ラードを混ぜ合わせてサクッと焼かれています。砂糖の甘みを強く感じるお菓子です。口の中に入れていると甘みが増す。
噛み始めた瞬間から甘さが徐々に強くなっていくのを感じます。昔、砂糖は高級品だったので、「ここまで砂糖をふんだんに使ったお菓子を食べた中国の冊封使はとても驚いただろうな」って思える優しい甘さです。
甘いといっても、ただ、甘いだけでなく、小麦の風味も引き出してくれている甘さのお菓子。
焼き上げられているので、ほのかな香ばしさもあるお菓子です。目をつぶって食べると、目の前に広がる草原、吹き抜ける風。琉球王朝時代にタイムスリップしてしまいそうなどこか懐かしい風味を感じます。
食感
食感は固めのクッキーのような食感です。パキッとした音がするほど、サクッと焼きあげられているお菓子。ちんすこうの中は空気が含まれているので、硬すぎず、ホロホロとした食感で崩れていきます。
固めなんですが、固くない。不思議なお菓子です。
お茶や牛乳なんかと合わせて食べるとさらに美味しいです。硬さがなくなり、水分をギュギュッと吸ってくれるので、マイルドでクリーミーな食感、味に変化します。
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沖縄本島だけじゃなく石垣島でも買える
石垣島で買えるのは「新垣ちんすこう」
伝統のある新垣菓子店の「新垣ちんすこう」は沖縄本島だけじゃなく石垣島でも買えます。「本家新垣菓子店」の元祖ちんすこうは沖縄本島の本店に行っても、予約しないと買えないので、「元祖ちんすこう」を買いたい人は沖縄本島の「本家」へ直接行って買ってください。
本家は、事前の予約をしておいた方がいいです。予約しないと店頭での予約になって後日配送になります
お土産にピッタリ
賞味期限が長い
新垣ちんすこうの賞味期限は50日と長めなので、お土産にもピッタリなお菓子です。最近は紅芋タルトが定番になりましたが、紅芋タルトが販売される前の沖縄の定番お土産といったら「ちんすこう」でした。
ちんすこうを渡されると、何も言わなくても「あぁ、沖縄行ってきたんだなぁ」って感じるお菓子。食べると、沖縄に行ってないけど、沖縄に行ったような感覚になるお菓子は「ちんすこう」以外にないんじゃないでしょうか。
学生の頃、お土産でもらって、初めて食べた「ちんすこう」は「なんだこれは!?美味しい!!」って思える美味しさでした。衝撃の味。
どこの会社のものかは忘れましたが「ちんすこう=沖縄」っていうのを一発で覚えさせてくれたお菓子。
新垣ちんすこうの通販
新垣ちんすこうは、Amazonで買うこともできます。
お取り寄せをして味見してみるのもいいですね!
まとめ
石垣島で買える「新垣ちんすこう」は沖縄初の菓子店「本家新垣菓子店」の流れをくむお菓子屋さんです。
本家とは違うお店なので、注意してください。「元祖ちんすこう」は沖縄本島の「本家」でしか買えません。
「新垣ちんすこう」の味は、素朴な味。砂糖の甘みが強いですが、小麦の風味も引き立ててくれています。「伝統の味」って言葉がピッタリなお菓子です。
沖縄本島では「ちんすこう」の他にも「ちんるいこう」「闘鶏餃(たうちいちゃう)」「花ぼうろ」「千寿こう(千せんじゅこう)」などの琉球菓子も買うことができます。沖縄以外では手に入らないお菓子なので、お土産に買ってみてください。
新垣ちんすこうは、元祖ちんすこうの流れを汲んでいる老舗な会社です。
今回紹介した以外の商品も売られているので、見つけたら買ってみてください。
昔ながらの懐かしい味、レトロなパッケージがお土産にピッタリ!
こちらの記事も参考にしてください。
「新垣ちんすこう」が買える場所
石垣島では、お土産屋さんだけでなく、スーパーのお菓子売り場でも買うことができるお菓子です。一般家庭の常備菓子としても愛されている「新垣ちんすこう」。少し大きめのスーパー「サンエー」や「マックスバリュ」に行けば買えます。
関連記事>>>マックスバリュ<やいま店>石垣島のサンエーすぐそば
それじゃあ、楽しく旅してね!
マックスバリュ<やいま店>について
【アクセス】石垣島離島ターミナルから約2.6km
【路線バス】系統④平得大浜白保経由空港線「サンエー前」下車、徒歩約1分
【おすすめの時期】通年
【みどころ】お土産物豊富
【滞在時間】約1時間
【営業時間】24時間営業
【住所】石垣市真栄里292-1
【電話番号】0980-83-2829
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