【八重山諸島(やえやましょとう)】石垣島周辺の離島への行き方
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島に何回か行ったことがある人は、石垣島だけではなく、周辺離島も一緒に行くのがおすすめです。
「でも、たくさんありすぎて、どの島へ行ったらいいかわからない」って、思いません?
「石垣島周辺の離島の特徴は?」
「離島への行き方は?」
「離島のホテル、観光スポットは?」って疑問に、お答えします。
本記事を読むと、
・石垣島周辺の離島の特徴がわかる
・石垣島から各離島へのアクセスがわかる
・各離島の観光スポットがわかる
石垣島と西表島に5年以上住んでいる、現地ガイドが紹介する「沖縄の生の情報」です。
記事を読んで「石垣島のフェリー乗り場から各離島へのアクセス」を知って、快適に旅行を楽しんでください!
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目次
【八重山諸島(やえやましょとう)】石垣島周辺の離島への行き方
沖縄は『沖縄本島』『宮古島』『石垣島』『大東島』を中心に4つのグループに分けることができます。
沖縄本島から石垣島までは『411km』も離れているので、同じ沖縄でも方言、文化、島の特徴が違います。
沖縄を旅行する際は、どの地域に行くかで、遊びかた、観光の仕方が変わってくる。
飛行機のチケットを買う前に『どの島へ行きたいか』だけは、しっかりと決めておきましょう!
八重山諸島以外の島を詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
関連記事>>>【沖縄の離島】地図、一覧、沖縄の離島巡り
本記事では、石垣島を中心とした『八重山諸島(やえやましょとう)』について詳しく紹介していきます。
八重山諸島の特徴
石垣市、竹富町、与那国町の島々を総称して八重山諸島と呼びます。
宮古島より西にある『石垣島』から西にある島々が八重山諸島です。
日本最西端の地域。
八重山諸島は、石垣島、竹富島、西表島、黒島、小浜島、鳩間島、新城島、波照間島、与那国島の9島が代表的な島です。
小さい島では内離島、外離島、由布島、嘉弥真島なども八重山諸島に属します。
上陸できる無人島も複数あり、南の島の雰囲気を楽しめる地域です。
※中には、上陸禁止の無人島もあるので、ガイドの案内にしたがってください
石垣島
八重山諸島の中で、一番人口の多い島。
沖縄県内では面積が3番目に大きい島です。
石垣島空港があり、本州・九州・四国と八重山諸島を結ぶ、八重山諸島の玄関口。
八重山諸島の各島々への交通の中心となっている島でもあります。
2013年には新石垣島空港(南の島石垣空港)が開港し、日本国内からだけでなく、海外(台湾、香港など)からも観光で訪れる人でにぎわっています。
八重山諸島の島々へは、石垣島出発のフェリー・高速船に乗って出港する必要があります。
八重山諸島のそれぞれの島は、お互いに行き来できるわけではありません。
石垣島の『離島ターミナル』を中心に、それぞれの島へフェリーが出ている構造です。
なので、一度、石垣島へ行かないと、別の島へ行けないってことがほとんど。
『石垣島空港』『離島ターミナル』の交通の要所となっている島が石垣島です。
ミシュラン三ツ星にも選ばれた『川平湾』、ラムサール条約指定湿地の『名蔵アンパル』、国立の天文台『石垣島天文台』など、自然豊かな観光スポットも多くある島です。
八重山諸島の中で一番人口が多いので、飲食店、ホテルも充実しています。
【アクセス】新石垣空港から市街地までバスで約50分
関連記事>>>石垣島の観光情報サイト「石垣島ナビ」
竹富島
竹富町に属する島で、昔ながらの赤瓦の家が建ち並ぶ島です。
国の重要伝統保存地区に指定されている島でもあります。
町の中を水牛車で観光できたり、星砂の浜(カイジ浜)があったりもします。
島には伝統的な行事が数多く残っており、島人は伝統芸能を大事にして、若い世代へ引き継いでいる島でもあります。
【アクセス】石垣島⇄竹富島、高速船で約15分
関連記事>>>竹富島を徹底解説!竹富島の観光スポット・ホテル・フェリーなど
西表島
八重山諸島の中で一番面積が大きい島です。
沖縄県内では、沖縄本島に次いで2番目の大きさ。
東洋のガラパゴスとも呼ばれ、自然が多く残る島でもあります。
人口は2400人程度ですが、竹富町の島々の中で一番人口が多い島です。
イリオモテヤマネコを中心に天然記念物が数多く生息する島。水が豊富で、亜熱帯植物が生い茂るジャングルの島です。カヌーツアー、ダイビングが人気で自然の中でのアクティビティも楽しめる島です。
【アクセス】石垣島⇄大原港(西表島)高速船で約40分、石垣島⇄上原港(西表島)高速船で約60分
関連記事>>>西表島を徹底解説!西表島の観光スポット・アクティビティ・ホテル
黒島
人よりも牛の数が多い島。
畜産が盛んな島で、毎年2月には「黒島牛まつり」が開催され牛1頭が当たる抽選会もあります。
島の形がハート型で、別名「ハートアイランド」とも呼ばれてます。
黒島研究所(ウミガメ研究所)やマンタ(オニイトマキエイ)が見られるダイビングポイントなど自然にも多く触れられる島です。
【アクセス】石垣島⇄黒島、高速船で約30分
関連記事>>>黒島を徹底解説!観光スポット・宿・フェリー・レンタルサイクルなど
小浜島
ドラマ「ちゅらさん」の舞台にもなった島。
リゾートホテルやゴルフ場があり、のんびりと過ごせる島です。
八重山諸島在住のゴルフ好きなおじいさんもよく訪れる島。
サトウキビ畑、牧場が広がり、西表島が見える小高い丘があります。
島一周、約17km。
ゴーカートのような公道を走れるカートのレンタルもあります。
【アクセス】石垣島⇄小浜島、高速船で約30分
関連記事>>>小浜島を徹底解説!観光スポット・リゾートホテル・フェリーなど
鳩間島
人口約50人程度の小さい島。
島の周りはサンゴで囲まれており、晴れた日は海の色が格別です。
日本じゃないような美しい海とサンゴ。
ドラマ「瑠璃の島」のロケ地ともなった島です。
「鳩間節」などの沖縄を代表する民謡が語り継がれていたり。
小さい島ですが島には学校もあります。
島外からの留学生を受け入れる制度もあり、子供たちもノビノビと生活しています。
【アクセス】石垣島⇄鳩間島、高速船で約40分
関連記事>>>鳩間島(はとまじま)を徹底解説!宿・フェリー・シュノーケルなど
新城島
別名「パナリ島」。
パナリ焼き発祥の島で、焼き物に適した土がとれることでも有名です。
上地、下地の2島からなる島で、基本的に定期船は出ていません。
シュノーケリングツアーなどのアクティビティに参加しなければいけないレア島です。
新城島出身のガイドがやっているツアー「パナリ島観光」などで、のんびり訪れてみてください。
【アクセス】なし
関連記事>>>新城島
波照間島
日本最南端の島。
南十字星が見える島で、星空観測タワーなどもあり、7月には空一面の天の川も観れます。
島の名前の由来は「果てのウルマ(サンゴ礁)」波照間ブルーとも呼ばれ、海が綺麗な島でもあります。
「ニシ浜」は人気の観光スポット。
他にも、波照間の黒蜜、黒糖も有名でお土産に、ぜひ買ってかえりたい一品です。
【アクセス】石垣島⇄波照間島、高速船で約1時間
関連記事>>>波照間島
与那国島
日本最西端の島。
「Dr.コトー診療所」のロケ地ともなった島で、切り立った崖の島です。
与那国馬(よなぐにうま)や日本最大の蛾「ヨナグニサン」を見ることができます。
台湾に最も近い島で、晴れた日には台湾が見えることも。
与那国近海には謎の海底遺跡もあり、ダイビングも楽しめる島です。
【アクセス】新石垣空港⇄与那国空港、飛行機で約30分
石垣島⇄与那国島、フェリーで約4時間
関連記事>>>与那国島
八重山諸島の無人島
石垣島や西表島周辺には、複数の無人島があります。
現地には、それぞれの島についての説明がほとんどないので、紹介する記事を作りました。
八重山諸島の無人島について興味がある人は、こちらの記事も読んでみてください。
関連記事>>>八重山諸島の無人島
八重山諸島への行き方
八重山諸島で空港があるのは『石垣島』『波照間島』『与那国島』の3島です。
『波照間島』の空港は現在運航している飛行機がないので、稼働している空港は『石垣島』『与那国島』の空港のみです。
石垣島にある『石垣空港』が八重山諸島の玄関口。
「東京」「大阪」「名古屋」「福岡」「那覇」と直行便が運航しています。
石垣島から、周辺の『八重山諸島の島々』へ行くには、石垣島にある『離島ターミナル』というフェリー乗り場から、「フェリー・高速船」に乗り換えて向かう必要があります。
離島ターミナルから各島々へのアクセスは、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
関連記事>>>石垣島のフェリー乗り場から出発!おすすめ離島の魅力とアクセス方法
それじゃあ、楽しく旅してね。
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