石垣島ナビ

島バナナ|熟成期間と変化の様子(写真あり)

 

島バナナの熟成期間を調べてみた記事です

 

 

島バナナ|熟成期間

結論から言うと、島バナナが熟成するまでの期間は、7日〜15日ほどでした。

バナナの状態や気温などによって期間が変わりますが、1週間ほどは必要です。

 

【緑のバナナ】熟成期間

 

【黄色いバナナ】熟成期間

 

ちなみに、バナナは「りんご」と一緒に保管しないでください。りんごから出る「エチレン」という成分のガスがバナナの熟成を早めてしまいます。冷蔵庫に保管して熟成させる場合は特に気をつけましょう!

 

 

緑色の島バナナを熟成させる方法

今回、島バナナを熟成させる方法は、「房をひもで吊るす」方法を使いました。

バナナスタンドなど「専用の道具」を使っても良いのですが、今回は簡単にできる方法で熟させてみます。

 

保管する場所の気温に注意

気温が高すぎたり、直射日光が当たる場所では、バナナが痛みやすくなるので、できるだけ風通しのいい日陰で吊るすことをおすすめします。

果物は気温の変化に敏感ですので、できるだけ冷暗所などの「ひんやりとした場所」で吊るしましょう。

 

床に置いておくと痛みやすくなる

床に置いておいてもいいんですが、置いておくと床と接地している面が痛みやすくなります。痛みやすくなる理由は、「重力で押される」や「床と接しているところは温度が違う」など。

できるだけ、全体を均一に熟成させるためには、ぶら下げて保管するのが一番です。

 

ひもはなんでもOK

吊るすヒモはなんでもいいんですが、今回は身近にあった「麻紐」を使いました。ビニールの紐でもゴム紐でも構いません。紐で吊るすのは、バナナにできるだけストレスを与えないようにするためです。

 

 

島バナナ|熟成させてみた

実際に市場で買ってきた緑色のバナナを、ひもでぶら下げて熟成させてみました。

 

【緑の島バナナ】熟すまでの目安の期間

緑色のバナナを買ってきて吊っておくと、だいたい1週間(7日)ほどで黄色くなり始めます。

10日も経つと一気に黄色く変色。

14日後ぐらいにスターも出始め、甘く熟してきます。

体感としては、黄色くなってから7日以内に食べきるのがおすすめです。

 

ここからは、実際に熟成してみた様子を、一緒に見ていきましょう。

ちなみに、黄色い方は味見をしているので、1日1本づつ減っていきます。色の変化にもご注意ください。

 

島バナナ|熟成|0日目

買ってきた初日です。緑色の島バナナの他に、黄色い島バナナも売っていたので一緒に買ってきました。

黄色い島バナナの方を食べてみたんですが、まだちょっと硬くサクサクした食感。甘みも少なかったので、同時に熟成させていきます。

 

黄色く色づいた島バナナでも、硬かったり、甘みが少なかったりしたら、ヒモでぶら下げてみてください。熟成が進めば、とても甘くなります。

 

島バナナを初めて食べる方は、「黄色くなっているので、熟してるはず」と思って食べても甘くなく、芋を食べているみたいに感じることがあるかもしれません。

 

甘く感じない場合は、熟成不足のことが多いです。

熟成させると、想像以上に甘く熟成され「えっ、島バナナってこんなに甘いの?」と思うぐらい甘くなります。

 

島バナナ|熟成|1日目

初日に比べて、ほとんど見た目には代わり映えはないです。

見た目は変わらないんですが、黄色い島バナナの方はかなり甘くなっています。触った感触も少し柔らかくなってきました。

初日は硬い感触だったので、黄色く熟したあとは、見た目だけでなく、触った感じの柔らかさも重要になってきます。ちょっとクニュっと潰れる感じがあると甘みが増している証拠です。

 

島バナナ|熟成|2日目

2日目もほとんど見栄えは変わらずです。

黄色い島バナナの方は、食べたときのサクサクとした食感がなくなり、甘みも格段に増しました。「ちょうど、食べごろに近いかな?」と感じます。味も本州で買える大きいバナナと同じ味。

やっと、バナナっぽくなってきました。

 

拡大してみると、スター(茶色い斑点)が綺麗に出ているのがわかります。このくらいスターが出始め、柔らかくなってきたら美味しく食べれます。

本州で買える大きいバナナと比べると、少し熟成が遅く感じました。

 

お店で買うときも、すぐに食べたい場合はできるだけスターが出ているもので、触感が柔らかめなものを選んでください。黄色く綺麗なものが美味しそうに見えますが、島バナナは黄色一色のものは硬く、甘くない場合が多いです。

フィリピンなどから輸入するバナナと違って、ガス処理などをしていないので、自然のまま、あるがままでの熟成です。

すぐに食べたい時は『スターが出ていて、柔らかめなもの』と覚えておいてください!

 

島バナナ|熟成|3日目

相変わらずの見た目の変化なしです。が、黄色い島バナナの方は、かなり熟成が進んで甘みも強くなりました。このくらいになると、本州で買える大きいバナナより、甘みがグッと強くなる。

島バナナのサイズは小さいですが、甘みがギュギュッと濃縮された感じを受けます。

 

食べる時も皮が柔らかくなり、むきやすくなる。皮ごと食べれるんじゃないかと思えるぐらい、やわからかくなります。

見た目では、スターがつながってきはじめている。スターがつながり始めるぐらいがベストなタイミングです。

 

柔らかさ、味、甘み、コクともにベストなタイミングです!まさに「完熟」!

 

島バナナ|熟成|4日目

3日目と比べてまた、見た目に大きな変化は見られません。黄色い島バナナは味も3日目と変わらず、美味しいです。「甘みがさらに強くなるかな?」って思っていたんですが、ほとんど変わらずです。

ここまでくると、一番熟した状態なんでしょう。中身も白く、痛んでいたり、一部だけ柔らかく変色したりもしていません。皮とは違って、綺麗なバナナです。

 

島バナナ|熟成|6日目

緑色の島バナナは相変わらず変化なしですが、黄色い方は、先端が少し黒ずんできました。熟成もかなり進んできた証拠です。ここまでくるとサクサク感は全くなくなり、ニチャッとした触感に変わります。

 

甘くて柔らかいバナナが好きな人はいいですが、ちょっと変色している部分があるやつは苦手って人は、4日目ぐらいの状態の時に冷蔵庫へ移して保管することをおすすめします。

ここからは、熟成が進み、ちょっと発酵し始める段階なので、温度を下げて保管する方がいい。

冷蔵庫に入れておけば、熟成がゆっくりと進むので、長い間、美味しい状態を保つことができます。

 

島バナナ|熟成|8日目

8日目になると、心なしか緑色の方もうっすら、ほんのうっすら黄色くなりはじめているのがわかります。本当に若干ですが、緑から黄緑になりかけています。

黄色い島バナナの方は、かなり熟成が進み、中身も少し変色気味になってきました。甘みは変わらず、甘いんですが、皮が柔らかくなりすぎて、皮が剥きづらい。

中身も柔らかいので、バナナの筋が取りづらいです。これ以上おくと発酵してしまうので、食べちゃいましょう!

 

黄色いバナナは買ってから7日以内に食べることをおすすめします。

 

島バナナ|熟成|9日目

9日目になると、黄色がかってきているのがハッキリと分かるようになってきました。初日と比べると、全然違いますね。

 

初めて島バナナを成熟させた時は、「バナナって、本当に熟成するの?」と思うぐらい変化が遅く感じました。

緑のバナナが黄色っぽくなるまでに9日。1週間以上の期間が必要です。

夏休みの自由研究をしているような気分になれますよ。

 

島バナナ|熟成|10日目

10日目になると、部分的に緑の部分が残ってはいますが、ほとんどお馴染みの「バナナの色合い」ですね。

この状態で、食べたくなるんですが、これでは、まだ硬い。

硬いと、甘みもほとんどなく、生の里芋を齧っているような感じの味と食感です。里芋というより、タロイモに近い感じ。

まだ、美味しくなるので、グッと我慢です。

 

島バナナ|熟成|11日目

さらに黄色に変化してきました。こうして写真で見ていくと、だんだんと変化してくるのが分かると思います。触ってみるとまだ硬いです。

食べれるぐらいの食感。食べてみると、ちょっとサクサクで、甘みが弱い。初日の黄色い島バナナと同じぐらいの熟成具合になってきました。

 

黄色いバナナは買ってから3日後ぐらいにベストな状態になったので、このまま熟成が進めば、14日目ぐらいのバナナが一番美味しくなるはずです。

美味しくなるのを楽しみにして、もうちょっと熟成させてみましょう。

 

島バナナ|熟成|12日目

12日目になると、甘みも強くなりはじめています。ずっと吊るしていたので、スターはできにくいですね。

スター(茶色い斑点)は移動させた時などにぶつかった傷が膨らんできてできる現象です。

緑色のものを買ってきて吊るしておくと、バナナにほとんどストレスがかからないので、スターがあまり出ないことが多いです。そういう時は、触って柔らかさを確かめてみてください。

 

バナナの量が多くて食べきらない場合は、このくらいの状態で冷蔵庫に移動させて保管するのがいいです。ここまで熟成すると、あとは、温度が下がっても3〜4日で完熟まで熟成します。

長く美味しい状態を保ちたい人は、このタイミングで冷蔵庫へ移動させてください。

 

島バナナ|熟成|14日目

14日目になると、ほとんど、ベストな状態と同じぐらいの熟成具合になっています。美味しいです。

甘みもかなり増して「完熟」なバナナが完成しました!

ここまでくると、もう甘みが強くならないので、冷蔵庫に移動するか食べきってしまうのが一番です。

 

ちなみに、ここからどう変化していくのかを見るために実験は続行することにします。

完熟な状態から、どう変化してくのかの参考にしてみてください。

 

島バナナ|熟成|15日目

15日目になると、甘みの増しもなくなり、完熟な状態を保っています。心なしか島バナナの先端部分が黒ずんできたようにも見受けられます。

 

島バナナ|熟成|16日目

16日目になると、黒ずみもハッキリと分かるようになってきました。柔らかさも増して、ニチャッとした食感に変わってきます。これ以上熟成させると中身の変色も進むので、全て美味しくいただくことにします!

 

以上、緑色の島バナナの熟成期間と変化の様子でした!

 

 

まとめ

緑色の島バナナは、ヒモで吊るして熟成させると、買ってから7〜9日で色が黄色く変化しはじめます。

 

11日目ぐらいから「バナナ」として食べ始めることができ、14日目(約2週間)でベストな「完熟」になります。

 

完熟になったバナナは2〜3日間は美味しく食べることができますが、だんだんと変色してくるので、完熟になった状態(買ってから約2週間後)で冷蔵庫に移動させることをおすすめします。

 

黄色い状態のバナナは、固ければ2日間ぐらい熟成させてから食べると甘みが増します。

黄色くなってから3日目ぐらいがベストな状態です。

見た目で判断できない場合は触って質感を確かめてみてください。指で押すとクニュっと潰れるぐらいが甘みがあり美味しいです。

 

量が多い場合は、黄色い状態になったら冷蔵庫で保管することをおすすめします。

冷蔵庫に入れておくと、熟成のスピードが遅くなるので、2〜3日後に食べごろになり、その状態を長く保つことができます。

黄色く色づいてきたら冷蔵庫へ移動、1週間以内に食べきることをおすすめします!

 

 

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