石西礁湖とは?
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島と西表島の間の海域を、石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼びます。石垣島の「石」、西表島の「西」、サンゴ礁の「礁」、の頭文字をとって「石西礁湖」。
浅い海域で広大なサンゴ礁が広がる海域です。
石西礁湖とは?
石垣島と西表島の間に広がる広大なサンゴ礁海域。東西に約20km、南北に約15kmの広さで、日本最大規模のサンゴ礁海域です。400種類を超える造礁サンゴが分布する、多様性の高い海域。
沖縄本島や高緯度地域はのサンゴ幼生の供給源としても、重要な役割を担っていると考えられている海域です。ダイビング、グラスボートなどのレジャー、漁業活動にも利用されています。
1972年に西表国立公園に指定されています。2007年には西表石垣国立公園と名前を変え、現在でも大事に利用されている場所です。1977年にはタキドングチ、シモシビ、キャングチ、マイビシの4地区が海中公園地区に指定されています。
石西礁湖、上空からのイメージ
上空から眺めると、海の深い場所、浅い場所で青色の濃淡をはっきりと見分けることができます。絵にすると下のようになります。
サンゴ礁に囲まれた島々
島の周りを囲んでいる黒い線がサンゴのエッジです。
島の周りをぐるっとサンゴで囲まれているため、島の近くの海は比較的浅く、穏やかな海が多いのが特徴です。
エッジから外洋は急に深くなるので、危険なポイント。波が高くなると、エッジに沿って白波が立つので、陸から見ていても、どこまでサンゴがあるのかがわかりやすいです。
グラディエーションが綺麗な海
島の周りの薄い水色の部分は、海底が白い砂だったり、バラス(サンゴのかけら)だったりすることが多い場所です。光が反射しやすいので、薄い水色に見えます。
島の周りのエッジから薄い水色の部分は干潮になると、一部が陸化したりもします。冬の夜の大潮などでは、普段海の底にあるサンゴがむき出しになるまで水が引いてしまうこともあるぐらいです。
干潮と満潮の差が激しいのも、石垣島周辺の海域の特徴です。
まとめ
石垣島と西表島の間の海域を「石西礁湖」と呼びます。日本有数のサンゴ礁海域で、数多くのサンゴ、色鮮やかな熱帯魚を見ることができます。
上空から眺めているだけでも、綺麗な海。
石垣島空港に着陸する寸前に眺めることもできます。石垣島に行く時は、飛行機は窓側の席を確保して、綺麗な海を上空からも堪能してみてください!
サンゴのリーフに沿った場所には、無数のダイビングポイントも点在しているので、サンゴ礁の周りでのダイビング、シュノーケリングも存分に楽しめるのが特徴です。
場所によっては、潮の流れの早い海域があるので、泳ぐ時は、海をよく知っている地元のインストラクターさんに連れて行ってもらってください。
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それじゃあ、楽しく旅してね!
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