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沖縄|郷土菓子|15選

 

沖縄の郷土菓子をまとめた記事です

 

 

目次

沖縄|郷土菓子

沖縄では、昔から沖縄で伝わる伝統的なお菓子が販売されています。

「ちんすこう」など有名なものから、「くんぺん」などあまり馴染みがないものまで種類もいろいろ。

いろんな種類があるので、気になる伝統菓子を探してみましょう。

 

沖縄|郷土菓子|15選

沖縄の郷土菓子は、次のようなものがあります。

  1. ちんすこう
  2. 黒糖
  3. サーターアンダギー
  4. ジーマーミ豆腐
  5. ポーポー
  6. ムーチー
  7. タンナファクルー
  8. くんぺん
  9. ふちゃぎ
  10. 三月菓子
  11. あがらさー
  12. 塩せんべい
  13. 紅芋タルト
  14. バナナケーキ
  15. レモンケーキ

 

ちんすこう

「ちんすこう」は、沖縄に古くから伝わる郷土菓子です。琉球王朝時代から食べられており、クッキーのような食感をしています。

「小麦粉」と「ラード」を練り合わせて焼いた焼き菓子。沖縄土産としても人気です。

 

黒糖

黒糖は、沖縄で古くから作られているお菓子です。

サトウキビの絞り汁を煮詰めて作られており、沖縄県内の16島にある製糖工場で生産されています。

「黒糖菓子」「ピーナッツ糖」など、黒糖を使ったお菓子もあり。

 

サーターアンダギー

サーターアンダギーは、小麦粉と卵を混ぜた生地を揚げて作ったお菓子です。

沖縄の方言で、「サーター(砂糖)」「アンダ(油)」「アギ(揚げ)」の意味。

いろんなメーカーで作られているお菓子で、食感や味もいろいろあります。

 

ジーマーミ豆腐

ジーマーミ豆腐は、ピーナッツを原料にして作っているお菓子です。デンプンなどで練り上げて作られています。

「ジーマーミ豆腐」「ジーマミ豆腐」「ジーマミー豆腐」など、呼び方はさまざま。「地豆(じまめ:ピーナッツの別名)」から名前が付いたと言われています。

 

ジーマーミー豆腐|商品|一覧

琉球じーまーみとうふ

沖縄のスーパーで販売。
トロトロ食感!

石垣島プリン(じーまみどうふ)

石垣島で販売。
トロトロ食感!

多宇モチ屋|ジーマーミー豆腐

石垣島のスーパーで販売。
モッチモチ食感!

玉城もち屋|ジーマーミ豆腐

石垣島のスーパーで販売。
食感は固め!

かみや食品|じーまーみどうふ

石垣島のスーパーで販売。
食感は固め!

 

ポーポー

ポーポーは、水で溶いた小麦粉を薄く焼いたお菓子です。

薄く焼いて巻いたホットケーキのような見た目をしています。

一般的には、油みそを塗って巻いたものが「ポーポー」、そのまま巻いたものが「ちんびん」と言います。

 

ポーポー|商品|一覧

黒糖ポーポー

沖縄のスーパーで販売。
黒糖風味。

紅いもポーポー

沖縄のスーパーで販売。
紅芋風味。

 

ムーチー

ムーチーは、月桃やクバの葉に包んで蒸した「お餅」です。

沖縄の方言で、「餅(もち)」を「ムーチー」と呼びます。

旧暦の12月8日に邪鬼払いの行事で食べられるお餅で、沖縄では縁起のいい食べ物。

 

月桃の香り

古くから食べられている伝統菓子のひとつです。

月桃の葉で包まれているものは、月桃の葉の甘い香りが餅に移っていい香りがします。

 

邪鬼払いの行事で食べる

沖縄では「昔、鬼が出て、鬼を退治させるために釘入りのムーチーを食べさせて懲らしめた」という昔話が伝えられています。

このことから「ムーチー」は鬼を払う効果があると伝えられており、鬼払いの行事で食べられるようになりました。

ムーチーの日

旧暦の12月8日(新暦では1月上旬)は「ムーチーの日」という名前が付けられています。

ムーチーの日は、「家族の息災」「健康」「スクスクとした成長」を祈る日です。

 

具体的には、「ムーチー」を、神棚や火の神(かまどの神様)にお供えします。

子供がいる家庭では、大きいムーチー「力餅(ちからむーちー)」を子供の歳の数だけ縄に結び、天井から吊るして健康を祈願したりもします。

 

タンナファクルー

タンナファクルーは、水で溶いた小麦粉に黒糖を入れ、焼いたお菓子です。

「丸ぼうろ」のような見た目をしており、小さなパンみたい。

メーカーによっては、水飴を混ぜて固めの食感に仕上げている商品も販売されています。

タンナファクルー|商品|一覧

マルタマのタンナファクルー

沖縄のスーパーで販売。
ふかふか食感。

宮城菓子店のタンナファクルー

石垣島のスーパーで販売。
食感は固め。

 

くんぺん

くんぺんは、餡(あん)を小麦粉と卵を混ぜて作った生地で巻いて作った焼き菓子です。

餡(あん)には、ピーナッツや胡麻で作ったピーナッツ餡を使われることが多め。

琉球王朝時代は、献上品としていた高級なお菓子でした。

くんぺん|商品|一覧

宮城菓子店|くんぺん

石垣島のお土産屋で販売。
ピーナツ餡。

宮城菓子店|みやぎのひと口くんぺん

石垣島のスーパーで販売。
ミニサイズ。

宮城菓子店|生くんぺん

石垣島のスーパーで販売。
しっとり食感。

那覇ベーカリー|石垣島手作りくんぺん

石垣島のスーパーで販売。
ビッグサイズ。

 

ふちゃぎ

ふちゃぎは、お餅に小豆をまぶしたお菓子です。

旧暦の8月15日ごろの、十五夜にお供えするお菓子。

 

十五夜のお菓子

沖縄では、塩茹でした小豆をまぶして作った「吹上餅(ふちゃぎ)」をお供えします。

基本的に十五夜の季節にしか販売していないお菓子なので、期間限定。

 

三月菓子

三月菓子は、小麦粉と卵を混ぜて揚げて作るお菓子です。

見た目はサーターアンダギーにそっくりですが、棒状の形をしています。

 

旧暦3月3日のお菓子

旧暦の3月3日の「サニツ」という女性の節句に食べられるお菓子。

現在では、「浜下り」と言う行事が行われており、浜下りで食べる御重にも入れられます。

 

あがらさー

あがらさーは、「小麦粉」「ふくらし粉」の黒糖液を混ぜ、蒸して作ったお菓子です。

見た目も味も蒸しパン。

 

蒸すと言う意味がある

「アガラサー」は沖縄の方言で、「蒸す」という意味があります。

黒糖で味付けするものが多く「黒糖アガラサー」とも呼ばれているお菓子です。

 

塩せんべい

塩せんべいは、水で溶いた小麦粉を、パリッと焼き上げたお菓子です。

油を含んでいるので、少しオイリーな感じのおせんべい。

食感は軽く、噛むと「パリッ」「パキッ」としたいい音がします。

塩せんべい|商品|一覧

丸吉|塩せんべい

沖縄のスーパーで販売。
パリパリ食感。

西里製菓店|塩せんべい

石垣島のスーパーで販売。
オイリーな塩味!

本原せんべい屋|塩せんべい

石垣島のスーパーで販売。
サクッと固めで、ライトな食感。

サンシオ|われ塩せんべい

沖縄のスーパーで販売。
割れてる訳アリだけど、大容量!

サンシオ|塩せんべい(ラー油味)

沖縄のスーパーで販売。
ラー油風味!

 

紅芋タルト

紅芋タルトは、「紫いも(紅芋)」を使って作られているお菓子です。

その土地で採れた紅芋を使うメーカーも多く、商品によって「見た目」や「味」が違います。

沖縄土産として、人気が高いです。

紅芋タルト|商品|一覧

御菓子御殿|元祖紅いもタルト

沖縄のお土産屋で販売。
紅いもタルトの元祖!

八重山南風堂|紅芋タルト

石垣島で販売。
石垣島産「沖夢紫」を使用

宮城菓子店|紅いもパイタルト

石垣島のスーパーで販売。
パイ生地を使用。

 

バナナケーキ

沖縄で親しまれているお菓子が「バナナケーキ」です。

昔ながらの老舗のお菓子屋さんで作られていることが多く、スーパーや商店で買うことができます。

甘さ控えめな商品が多いので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。

バナナケーキ|商品|一覧

那覇ベーカリー|バナナケーキ

石垣島のお土産屋で販売。
しっとり食感!

 

レモンケーキ

昔ながらのレモンケーキが、沖縄で販売されています。

正確には郷土菓子ではないのですが、沖縄で親しまれているお菓子として紹介します。

メーカーも多く「味」「食感」が違います。行事のお供えものとしても使われているお菓子。

レモンケーキ|商品|一覧

御菓子御殿|レモンケーキ

沖縄のスーパーで販売。
しっとり!ブランデーの風味

那覇ベーカリー|レモンケーキ

石垣島で販売。
懐かしい味。

与儀菓子店|レモンケーキ

石垣島のスーパーで販売。
パリパリなチョコ。

 

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