沖縄に移住してみた!失敗しない【仕事・移住支援・移住費用・計画】
こんにちは。石垣島ナビです。
『沖縄への移住』って、憧れませんか?
自分も、そんな憧れを持った一人でした。
本記事では、
「沖縄への移住って、どんな感じ?」
「沖縄への移住費用はいくら?」
「沖縄って、仕事ある?」って質問にお答えします。
本記事を読むと、
POINT・沖縄への移住の雰囲気がわかる
・沖縄への移住に必要なものがわかる
・沖縄の移住先での生活がわかる
石垣島と西表島に5年以上住んでいる、現地ガイドが紹介する「石垣島の生の情報」です。
『沖縄への移住』を知って、沖縄で住む雰囲気を味わってください!
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目次
沖縄に移住してみた!失敗しない【仕事・移住支援・移住費用・計画】
2014年に沖縄の離島「西表島」へ移住し、その後「石垣島」へ移住。
沖縄への移住歴が5年以上になった元ネイチャーガイドが教える『沖縄の移住情報』です。
沖縄への移住の話を始める前に、
・どんな人が書いているのか?
・どんな状況で移住したのか?
を、少し話していきます。
沖縄への移住は人それぞれですが、ひとつのケースとして参考にしてみてください。
一言でいうと、『沖縄移住を、ガチで考えている人への情報』を書いています。
自分の場合、もともと大学で『森林・植物』について学んでいました。
インドネシアのジャングルに、実際に現地に行って、サンプルを取ってきたりする調査。
電気も、水道もない場所で、目の当たりにした南国の生活。
インドネシアの人たちは、日本人と違い、のんびりと生活していました。
大人の男連中が、昼間から家の前でコーヒーを飲んで話していたり。
その前を歩いていると、全然知らない自分に声をかけてきて「コーヒー飲む?」なんて言われたこともっ!
日本に生まれて、毎日、真面目に勉強し、『人様には迷惑をかけてはいけない』って教えられた自分には、目が飛び出るぐらいの体験でした。
そんな体験をした学生時代でしたが、例にもれず、大阪の企業に就職。
残業代なし、有給休暇なしで、毎日仕事、仕事の生活。
満員電車に毎日揺られながら出勤。
無給の残業を毎日こなし、夜11時ごろに帰宅。
ただ、家から会社までを往復するだけの毎日。
4年ほど、働いたとき、大学時代にお世話になった先輩が四国で結婚式をすることになりました。
有給休暇の制度はあったので、会社に有給休暇の申請をしたところ、却下…
「結婚式ぐらいで有給とるな!」
「普通の休みを使って行け!」
この頃から、「本当にこの会社で働いて、未来はあるのか?」
そんなことを考え始めます。
仕事もせず、残業を他人に押し付けて、上司にすり寄る正社員。
暗にクビにするぞという言葉を使われて、ビクビクしながら働くパートタイマー。
「社会に貢献するため」って理念はあるけど、「会社の利益のために働け」って言われていることは明らかでした。
ですが、雇ってもらった身としては、
「会社の利益のために、最大限に働かなければ」
「利益に貢献できていない自分が悪いんだ」
なんてことを考える毎日。
社員が少ない職場だったので、休みの日も携帯は鳴りっぱなし。
寝ている最中に電池がなくなってしまった翌日は、
「なんで、電源切っていたんだ!?」と、1時間以上の説教。
そんな毎日が続いたある日、帰りの電車でつり革につかまりながら、ふと目の前の窓を見ると、
「誰だ、これ?」
ヨレヨレのスーツに身を包み、目の下にクマを作り、ブサイクに太った人が目に入ってきます。
最初、それが自分だと認識できませんでした。
「あぁ、これが自分なのか…」
自分だとわかった時、思い出したのが「インドネシアでの日々」でした。
インドネシアの人は、決して裕福ではありませんでしたが、子供も大人も目をキラキラと輝かせて楽しそうに生活していました。
それに対して自分は、お金こそあれ、毎日イヤイヤ仕事をする毎日。
あまりにも、対称的すぎる生活。
稼いだお金も、ろくに使い道もなく、
「老後が心配だから、貯金しよう」
「病気になったら困るから、貯金しよう」
って、全く自分のためにお金を使うことはありませんでした。
というか、何にお金を使っていいのかわからない。
欲しいものを全部買っても、お金はあまる。
そして、家に増えていくのは、ろくに使わないものばかり。
「あれっ、なんでこんなにお金稼がなくちゃいけないんだっけ?」
「あれっ、お金持ちになって何がしたいんだっけ?」
自分が欲しかったのは、『目をキラキラさせて幸せに生活する毎日』だったんじゃないのか?
「南へ行くか」
そう思ったのが、沖縄への移住の始まりでした。
そんな筆者が、真剣に調べた『沖縄移住の情報』です。
この記事で全て、紹介していきます!
沖縄への移住を考えている、あなたの手助けになれば、嬉しいです。
もちろん、前向きな気持ちで移住を考えている人にとっても、有益な情報をまとめていきます。
情報として知っていても、実際に移住してみないと、わからないことは多いです。
本州から沖縄へ移住した、移住者が考えたこと、感じたことを参考までに知ってください!
あなたの沖縄移住が、成功することを願ってます!
【沖縄への移住】で失敗しないためには?
沖縄への移住で失敗しないために大事なことは、『沖縄での移住後の生活をイメージしておく』ことです。
沖縄への移住者は、実際に多いです。
ですが、大半の移住者は定住せずに本州へ帰っていきます。
実際に、沖縄から本州へ帰った人の話を聞くと、
「イメージと違った」
ってことが、ほとんど。
もちろんそれは、生活環境だったり、人間関係だったり、仕事のやりがいだったりと人それぞれ。
ですが、
『南国での生活のイメージ』
『想像していた生活とのギャップ』
が大きすぎて、諦める人が多いようです。
「せっかく、一大決心をして移住したのに、失敗したくない!」
そう思うのが普通だと思います。
そのためには、『沖縄へ移住した後の生活をイメージする』ことが大事なんです!
どの島へ移住するか?
沖縄への移住といっても、まず、「どこの島に移住するのか?」を決める必要があります。
移住先を決める必要があるのは、『島間での移住が難しい』から。
「沖縄へ移住した後で、島を移動すればいいや」って思うかもしれませんが、それは難しいです。
理由は、「仕事」「住居」の確保。
フリーランスで仕事をしていて、十分な収入がある人は別。
普通の人は、会社に勤めてお給料をもらうのが普通だと思います。
実際に、自分もそうでした。
そうなると、島を移動すると「仕事」を変えなくてはならなくなります。
実は、沖縄の島々は『島によって産業が違う』んです。
ある島では、農業・牧畜が盛んだったり、別の島では観光業が盛んだったり。
どの島も人手不足なので、選ばなければ仕事はあるんですが、過酷な仕事もあります。
「住居」も、小さな島には、不動産屋さんが無い島も多いです。
不動産屋がない島では、大家さんと直接交渉だったり、会社の寮に住んだり。
逆に、沖縄県内の島々を移住する方が、本州から移住するより難しいこともあるんです。
なので、『移住する島』を、最初に決めておいた方が後々、後悔することが少ない。
実際にイメージしやすいように、それぞれの島の雰囲気を紹介していきます。
沖縄本島
沖縄の中心が「沖縄本島」です。
沖縄本島の人口は「138.5万人(2009年)」。
沖縄県の人口が「145.3万人」(2019年)なので、沖縄のほとんどの人が『沖縄本島』に住んでいます。
琉球王朝時代は、行政の中心地だったため、生粋の沖縄の人がいる島。
「那覇空港」、「那覇港」など、大規模な施設があり、日本・アジア・東南アジアをつなぐ重要な拠点になっています。
沖縄の中では、最大の都会!
コンビニはもちろん、ドンキホーテ、デパート、アウトレットモールも完備されているので、本州と同水準の生活の生活ができる島です。
ただ、都会なので、他の離島より生活費はかかります。
沖縄本島の【家賃】
家賃の相場は「那覇市」の場合、
・1K「5万円〜8万円」
・2LDK「8万円〜13万円」
・3LDK「10万円〜21万円」
本州の都会並みの家賃が必要です。
沖縄本島の【食生活・物価】
イオンなどもあるので、食費はそこまで本州と大きく変わりません。
「外食」は、値段の上下の幅が大きいのが特徴。
観光地や、中心街に行くと、高いお店が多いです。
ただ、地元のおばちゃんが昔からやっている食堂は500円でお腹いっぱい食べれたり。
沖縄本島の【仕事】
沖縄本島は、人口の多い島なので比較的仕事も多いです。
特に需要が多いのが「介護職」「保育士」「看護師」です。
観光地ならではの「ホテルスタッフ」。
意外に「IT系」の「ネットショップスタッフ」「データ入力」「事務」もあります。
宮古島
宮古島は、沖縄本島の南西にある島です。
沖縄本島と宮古島の距離は約300km。
東京から名古屋までの距離と同じくらいあります。
宮古島の人口は「5.491万人(2012年)」。
沖縄県内では、沖縄本島に次いで2番目に人が多い島。
島の大きさも、沖縄県内で4番目に大きい島です。
宮古島の特徴といえば「海」!
綺麗な青い海が、目の前に広がる島です。
宮古諸島は島々が橋でつながっていることが多く、別の離島まで車で行けたりもします。
宮古島の【家賃】
家賃の相場は「宮古島市」の場合、
・1R, 1LDK「10万円〜11万円」
・2LDK「9万円〜14万円」
・3LDK「8万円〜20万円」
2016年ごろから家賃の値上げが始まり、一部では那覇市より高い物件もあります。
新築マンションは高めで、古めの戸建は家賃が安めな傾向があります。
理由は、入居者が多いから。
宮古島では、募集をかけると、すぐに決まってしまうので住む場所を探すのが一番のネックになるかもしれません。
宮古島の【食生活・物価】
マックスバリュ、マクドナルド、ヤマダ電機などのお店があります。
基本的に不自由のない生活はできますが、物価が少し高めです。
地元産の食品は安く売られていますが、それ以外の食品は少し高め。
宮古島では、日常生活に車が必要ですが、ガソリン代も高めです。
食品、ガソリンなどにも輸送費がかかるので、その分高くなっていると考えられます。
生活費は『少し多め必要』だと、考えておいたほうがいいです。
宮古島の【仕事】
宮古島の仕事は主に「観光関係」「物流関係」「医療・保育」「アルバイト」など。
業種は、いろいろあります。
具体的に紹介すると、
【観光関係】
・空港スタッフ
・マリンレジャースタッフ
・ホテルフロント
【物流】
・配送ドライバー
【医療・保育】
・看護師
・保育士
【アルバイト】
・リゾートバイト
・飲食店(接客・調理)
など…
仕事さえ選ばなければ、仕事を得るのに困ることはないです。
ただ、離島なので給料は安めになります。
正社員で「月収15万円〜25万円」、アルバイトで「時給800円〜1,000円」が相場です。
石垣島
石垣島は、沖縄本島の南西「約410km」にある島です。
宮古島から、さらに西に130kmほどの場所にある島。
石垣島の人口は「4.9万人(2019年)」。
人口は、「沖縄本島」、「宮古島」に次いで3番目に多い島。
島の大きさも、「沖縄本島」「西表島」に次いで、沖縄県内で3番目に大きい島です。
石垣島には、沖縄県内でいちばん高い山「於茂登岳(おもとだけ)」があり、海、山、川と自然豊かな島です。
自然が豊かですが、商業地も栄えています。
「便利なお店」「自然」「サンゴ礁が広がる海」が、コンパクトにまとまっている島。
石垣島の一部は『国立公園』に指定されています。
実際に移住してみた体験談を知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
石垣島の【家賃】
家賃の相場は「石垣市」の場合、
・1K「4万円〜6万円」
・2LDK「6万円〜9万円」
・3LDK「10万円〜15万円」
沖縄県内でも、家賃は安めです。
ただ、物件数が少ない。
なので、賃貸情報も掲載されると1週間も経たずに決まってしまうことも多いです。
新しいマンションなどの建築が進んでいるので、今後、住宅事情も変わってくるかもしれません。
石垣島の【食生活】
石垣島には、マックスバリュ、ダイソーなどのお店があります。
マクドナルド、大戸屋などの全国チェーン店。
A&W、和風亭などの沖縄チェン店もあります。
基本、食生活に不自由はありません。
『無人販売所』や、『ゆらてぃく市場』では、石垣島で作られた野菜が格安で買えます。
どちらかというと、「肉類」の値段が割高。
ガソリン代も本州と比べると、高めです。
車を使う場合は、生活費が多めに必要になります。
石垣島の【仕事】
石垣島の仕事は、「保育士」「介護士」の求人が多めです。
また、「正看護師」の求人もあるので、資格を持っている人に有利な環境です。
「医療・介護」以外にも、「観光」「物流」「建設」「ホテル」「飲食」の求人もあります。
「観光」は、主にガイドなどの接客業。
「物流」は、配送ドライバー。
「ホテル」「飲食」はリゾートバイト系のアルバイトがメインです。
仕事は多いので、選ばなければ大丈夫。
ただ、給料は少し安めです。
正社員で「月収15万円〜25万円」、アルバイトで「時給800円〜1,000円」が相場です。
西表島
石垣島のさらに西にあるのが、西表島です。
『日本最後の秘境』『東洋のガラパゴス』という異名がついているほど、自然豊かな島。
西表島全体が『国立公園』に指定されています。
日本最大級のマングローブ林、特別天然記念物イリオモテヤマネコが有名な島です。
人口は「2,400人前後(2018年)」。
隣の石垣島が「4.9万人」なので、かなり人が少ないです。
ちょっと大きめの私立高校ぐらいの人数。
島に住んでみると、ほとんどが顔見知りになれます。
実際に移住してみた体験談は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
西表島の【家賃】
家賃の相場は、基本『不明』です。
理由は、西表島には不動産屋さんがないから。
賃貸契約をするには、大家さんと直接交渉ぐらいしか方法はありません。
西表島へ移住するときに、一番大きな問題は『賃貸契約』です。
基本的に一見さんには貸してくれないので、
・島で働いて、会社の寮に入る
・知り合いに紹介してもらう
ぐらいしか手段がない。
西表島での家賃の相場は「5万円前後」。
会社の寮だと「2万円前後」です。
ただ、『借りれたら』の条件付きの相場です。
西表島が属している「竹富町」が提供している『町営住宅』があります。
ですが、町営住宅は『応募資格の条件が厳しい』です。
具体的には、
・竹富町に住所を移し、3ヶ月以上の居住歴
・同居する親族がいる
・収入が基準内など…
ちなみに、竹富町町営住宅の家賃は、
・3LDK「2万円〜5万円」
で募集がかかっています。
詳しく知りたい人は、こちらのサイトを参考にしてください。
関連サイト>>>町営住宅(空家・空家待ち)入居者募集|竹富町ホームページ
西表島の【食生活】
西表島にスーパーは5件ほど。
どこも、田舎のおばあちゃん家に遊びに行った時に行く「農協」ぐらいの大きさです。
上原港近くの「スーパー川満」、大原港近くの「玉盛スーパー」以外は、小さな商店。
外食は観光客向けのレストランがほとんどで、地元の人向けの食堂が少し。
食品、ガソリン代など物価は、かなり高めです。
西表島に住んでいる人は、1週間〜2週間に1回ぐらい「石垣島」へ食材を買い出しに行きます。
西表島には、ファーストフード店、コンビニもないので、かなり不便です。
西表島の【仕事】
仕事は主に、
・ホテルスタッフ
・カヌーガイド
・ダイビングインストラクター
・スーパーの接客
・飲食店の接客
・工事現場のスタッフ
・サトウキビの収穫(冬季)
などに限られます。
インターネットを使って応募することも可能ですが、求人数は少ないです。
それぞれの会社のホームページで応募をかけていることもあるので、直接連絡をとってみる方法もあります。
給料の相場は、正社員で「月収13万円〜20万円」、アルバイトで「時給800円〜900円」。
沖縄県内でも、かなり安い水準です。
【沖縄へ移住】移住先での仕事は?
沖縄へ移住するときに、一番大きなネックになるのが【仕事】です。
仕事を選ぶとき、
・年収
・やりがい
・得られるスキル
など、人それぞれだと思います。
でも、移住して生活していくとなると、どうしても重要になるのが【年収】です。
生活を維持していくためには、お金が必要。
そのお金を確保するために『ある程度の収入がある仕事』を選ぶ必要があります。
沖縄の平均年収は、業種によっても変わってきますが、
・「販売・サービス」「観光」で約180万円
・「飲食」で約240万円
・「正看護師」で約240万円
・「保育士」で約180万円
・「事務」で約180万円
引用元:沖縄の平均賃金本 DATA BOOK 2018(採用マッチングメディア ジェイウォーム)
と、『年収180万円〜240万円』の賃金が、ほとんどです。
本州より年収は少ないのが一般的。
生活するには、生活水準を下げる必要がある人も出てくると思います。
少し失敗談を話すと、
自分の場合、『やりがい』『得られるスキル』を重視して仕事を選びました。
その結果、『340日出勤、毎日15時間勤務で年収250万円』って年もありました。
物欲がないので、それで十分生活できましたが、あまりおすすめできる生活ではありません。
沖縄の移住を成功させるためには、『仕事選び』は一番重要です。
沖縄の仕事を探す「具体的な方法」は、
・【転職サイト】に登録して探す
・【求人サイト】から仕事を探す
・【会社のホームページ】から求人を探す
・【アルバイト】から正社員を目指す
10代〜20代なら、仕事は選び放題です。
年収、時給さえ気にしなければ、いくらでも仕事はあります。
居酒屋で飲んでいた時に、隣の人が話しかけてきて楽しくおしゃべりしていると、
実は会社の社長で「うちで働かないか?」って言われたこともあります。
嘘のような話ですが、それだけ「人手不足」なのは、沖縄も同じなんです。
30代前半までは、「観光」「ホテルスタッフ」「飲食」などの求人も多いです。
ただ、35歳を超えると、一般的な職種の求人は減ってきます。
40代〜50代になると、「専門的なスキル」や「資格」を持っていた方が転職に有利です。
どこの島でも「看護師」「介護士」「保育士」の求人は多いです。
また、「IT系」のスキル「マーケティング」「ホームページ作成」などのノウハウを持っていると、仕事の幅が広がります。
最近では、沖縄でも「フリーランス」「自営業」「個人事業主」としての働き方も広がってきます。
行政の方も「ライター」「オペレーター」として個人で働けるような支援もしています。
「自分で仕事を作り出したい!」って意欲の高い人には、「個人で働く」こともおすすめです。
沖縄の島々では、インターネット環境は問題なし。
「ランサーズ」など、フリーランス向けの情報サイトを利用するのもアリ!
ランサーズでは、「記事ライティング」や「体験談記事」など経験が少なくても受注できる仕事も紹介されています。
生活費が少なく済む「沖縄の離島」なら、十分な費用を稼ぐことができます。
【沖縄への移住】移住費用はいくらぐらい?
沖縄への移住に必要な『移住費用』は、
・引越し代
・当面の家賃・生活費
がメインです。
引越し代は『5万円〜10万円前後』
ヤマト運輸を使うと、東京・大阪発160サイズ1個で「4,160円」。
荷物の量によりますが、単身で160サイズ10個ぐらいが目安です。
家電は、洗濯機ぐらいの大きさで「2万円前後」。
大型の冷蔵庫で「5万円前後」かかります。
単身パックなどは、沖縄は対象外なので、小分けして発送した方が安いです。
個人的な経験から、段ボールは潰れます。
個別に箱詰めするときは、『衣装ケース』などの強度のある箱に入れることをおすすめします。
沖縄の移住先での「仕事」が、既に決まっている人は、
・引越し代
・家賃・生活費(3ヶ月分)
あれば大丈夫!
仕事が決まれば、「住居」も決まりやすいので、スムーズに移住することができます。
家賃・生活費も「50万円前後」用意しておけば、安心です。
移住先での「仕事」が決まってない人は、
・引越し代
・家賃・生活費(1年分)
は、最低でも確保しておく必要があります。
島によって「家賃」は変わりますが1人暮らしでも「100万円〜150万円」はあったほうがいいでしょう。
沖縄へ移住するための資金
沖縄への移住費用は、最低「50万円」あれば、なんとかなります。
ですが、沖縄での生活を考えると、『移住費用』以外にも『資金』があった方が安心です。
自分の場合は、沖縄への移住するための『資金』として300万円ぐらい貯めました。
沖縄の移住先での「仕事」も決めてからの移住だったので、『資金』はさほど必要なかったんですが、あるに越したことはないです。
理由は、
・仕事があわない
・暑いので体調を崩す可能性がある
大阪の会社で、かなり消耗していたので、『仕事が辛くなった場合の生活費』として「資金」があると安心です。
また、気候的に暑いので「体調を崩したり」「身体的に仕事ができなくなった」場合の生活費としても使うことができます。
基本的に、『資金』がないと、沖縄県内での移動、転職も難しくなってきます。
沖縄で「仕事」「生活」を楽しくするためにも、ある程度の『資金』は確保しておきましょう!
【沖縄への移住】移住計画はどうすればいい?
「資金をいくらぐらい貯めるか?」を知るには、『移住計画』から逆算しましょう!
今までの内容を読むと、具体的に「どの島で?」「どう生活するか?」をぼんやりとイメージできてきたんじゃないでしょうか?
「なんとなく」でいいので、『沖縄の移住先での生活』をイメージしてみてください。
一度、目を閉じてみてください。
大きく深呼吸をしてみましょう。
心が落ち着いたら、次の質問に答えてみてください。
「沖縄で、どう過ごしているか?」
「どういう気持ちで生活しているか?」
「どういう自分になっているか?」
「どういう環境に囲まれているか?」
「どういう人と友達になっているか?」
それぞれの質問について、自分自身で考えてみてください。
本気で、真剣に。
答えが出ましたか?
この答えが出たようなら、あなたの移住計画は、8割ほど完成したも同然です!
あなたが思い描いた気持ちを、実際の計画に落とし込んでみましょう!
移住計画に必要なことを一覧にしてみます。
参考にしてください!
【移住前】
1 移住先の島を決める
2 移住先の仕事を決める(転職)
3 移住先の住居を決める
4 移住する日にちを決める
5 配送業者を決める
6 移住費用を貯める
7 働いている会社を辞める
【移住準備】
1 会社に「離職願い」を提出する
2 役場に「転出届」を提出する
3 引っ越しの準備をする
4 郵便局で「郵便物の転送手続き」をする
【移住後】
1 役場に「転入届」を提出する
2 「住民票の写し」をとる
3 役場で「離島住民カード」を申請する
4 警察署に行き「免許証の住所変更」をする
5 銀行、保険などの住所変更手続きをする
6 年金・健康保険などの変更て続きをする
【沖縄への移住】家族で移住したい
沖縄へは、単身で移住するより『家族』で移住する方が条件がいい場合があります。
理由は、『町営住宅などの入居条件を満たせる』『家族移住を積極的に支援している』からです。
特に離島だと、「単身だと、1年も経たないうちに移住しちゃう」って思われることが多いです。
ですが、家族連れだと、そう思われることも減ります。
家族連れで移住する際は、
・入学手続き(転校手続き)
・児童手当制度の申請
などの各種手続きもお忘れなく!
【沖縄への移住】移住支援は受けられるの?
沖縄で行われている移住支援は、地域によって違います。
一般的には、
・結婚祝い
・出産祝い
・乳幼児医療助成
・学校給食
・新築補助・助成金
・住宅購入補助・助成金
・空き家バンク
などの支援があります。
各自治体によってサービス内容が違うので、ご確認ください。
関連サイト>>>石垣市移住支援ポータルサイト|石垣に住みたいを応援します。
また、移住支援サイト「おきなわ島ぐらし」というサイトでは、各自治体のサービスを詳しく知ることもできます。
関連サイト>>>沖縄県移住応援サイト|おきなわ島ぐらし
沖縄の移住体験ってある?
石垣市では、移住体験ツアーを開催しています。
平成29年は「保育士の移住体験」、平成30年は「障がい福祉施設での体験ツアー」など。
「実際に住んで、働いてみるとどうなのか?」って、体験ができるイベントです。
また、民間の「沖縄移住支援センター」では、沖縄移住下見サポートという支援もあります。
実際に、移住地に行って確認できるサービス。
有料ではありますが、移住前に一度、現地を下見しておけるサービスです。
【沖縄への移住】フェスに参加してみよう!
沖縄の移住情報を得るには、
・説明会
・移住募集のイベント
に参加してみると、さらに雰囲気がわかります。
特におすすめのイベントが『アイランダー』です。
毎年11月ぐらいに「東京」で開催されるイベント。
沖縄の島々だけでなく、日本全国の島々の人が一同に集まるイベントです。
アイランダーの目的は、
・移住者の募集
・島の観光情報アピール
基本的に、『島へ移住してくれる人』を募集するのを目的に作られたイベントです。
実際に、「役場職員」「島の人」「観光業従事者」など、その島で生活し、働いている人が中心となりブースを作っています。
島によっては、移住相談窓口を開いていて、個人的な質問、相談も受け付けてくれています。
ぼんやりとしたイメージを、ハッキリとさせるためにも窓口で話を聞いてみるのもいいですよ!
自分も、実際に「アイランダー」に参加したことがあるんですが、それぞれの島の特産品などを持ち寄っていて楽しいブースが多いです。
島の人の雰囲気もわかるし、どんな島かもイメージしやすい。
移住情報を手にいれるだけでなく、観光情報も手に入ります。
ガイドブックでは詳しく知れない「小さな島」の情報も手に入るフェス。
アイランダーのブースでは、
「役場」「移住支援センター」の職員さんたちに『移住支援制度』を詳しく聞く。
実際に移住した「観光業従事者」などに島での生活の様子を聞くことをおすすめします。
特に重要なのが『実際に移住した人』から、話をしっかりと聞くこと。
どうしても「役場職員」「移住支援センター職員」「島の人」だと、移住してきてほしいから『メリット』を強調して話すことが多いです。
もちろん、嘘ではないので信じてくれていいんですが、移住は『メリットだけ』ではありません。
移住した人なら「苦労したこと」や「準備しておいた方がいいこと」「気をつけるべきこと」なども、教えてくれることが多いです。
ですが、彼らは『自分たちから話すことは少ない』です。
こちら側から聞けば話してくれますが、あちらから「こうだよ」って積極的に話しかけてくることはありません。
理由は、「観光情報アピール」が目的だから。
実際に、沖縄へ移住するとなると、『大胆さ』『積極性』はあった方がいいです。
モジモジしていると、島で生活するのはしんどくなります。
「自分はこうだ」
「自分はこうしたいんだ」
ってのを、きちんと伝え、相手に納得してもらわないと、相手のいいなりになるしか道はありません。
島で幸せに生活するためには、しっかりと、
・自分がしたいこと
・自分が考えていること
を積極的に伝え、コミニケーションをとることが重要です。
そのためにも「アイランダー」などのフェスを通じて、島の人とコミニュケーションをとってみましょう!
関連サイト>>>全国の島々が集まる祭典 アイランダー2019
さいごに
『沖縄へ移住する』ってのは、大きな決断だと思います。
「移住に失敗したら、どうしよう?」
「移住先でうまくいかなかったら、どうしよう?」
なんて不安に思うことは、誰でもあることです。
そんな不安を、少しでも解消するために必要なのが『準備』です。
具体的には「移住計画」「移住費用」「移住先での仕事」などを決めることが必要ですが、
もっとも重要なのは『気持ち』を決めることです。
「自分は、本当に移住したいのか?」
「移住先でどういう生活をしたいのか?」
「生活を通じて、どうないたいのか?」
自分の将来について、しっかりと『気持ちを決める』必要があります。
人生の一大事だからこそ、しっかりと決める必要があるんです。
移住した後で、「こんなはずじゃなかったはずなのに…」なんて後悔しないためにも、
『自分自身の気持ち』にしっかりと寄り添って、決断してください!
もちろん、移住前に「観光」で島に訪れておくこともおすすめです。
観光で島を巡りながら、
「どのマンションに住もうか?」
「どんな人たちが住んでいるのかな?」
なんてこともチェックすると、さらに具体的なイメージが固まりますよ!
石垣島については、『石垣島ナビ』で詳しく説明しています。
その他の沖縄の離島については『沖縄離島ナビ』というサイトもあるので、参考にしてみてください!
それじゃあ、楽しく旅してね。
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