石垣島の天気『台風』を解説!台風が近づいてきたらどうする?
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島を含めた沖縄は台風が来やすい地域です。
本記事では、石垣島の天気の中で、特に『台風』に関して「天気」・「過去データ」などを交えて、詳しく紹介していきます。
本記事を読むと、
POINT
・石垣島の天気『台風』がわかる
・石垣島の台風が来る回数がわかる
・石垣島に台風が来た場合の対処法がわかる
石垣島と西表島に5年以上住んでいる、現地ガイドが紹介する『石垣島の天気、台風について』です。
石垣島の台風を知って、旅行を楽しんでください!
目次
石垣島の天気『台風』を解説!台風が近づいてきたらどうする?
石垣島を含めた沖縄は、台風が来るのが多い地域です。
2009年〜2018年の10年を調べてみると、『年間で平均8個』の台風が沖縄地方に接近しました。
台風が来ると、飛行機・フェリーは欠航し、島からの出入りができなくなります。
勢力にもよりますが、強い台風だと台風が通り過ぎた翌日も欠航。
長ければ1週間ぐらい、スーパー・コンビニの棚に商品が並ばないこともしばしばです。
特に、8月に台風が接近することが多く、多い年では『8月に4回(2018年)』台風が来た年もあるぐらいです。
月別に見てみると、1位『8月』、2位『9月』、3位『7月』の順番で、沖縄付近に台風の接近が多いです。
台風が接近している時は、『気象庁の台風情報』『米軍レーダー』『Windy.com』などのサイトをチェックすると進路、台風の大きさ、風の強さがわかります。
石垣島では、台風が接近すると、スーパーに『台風接近中』の情報が張り出されます。
旅行中に、台風が近づいているとわかったら、『台風情報』をしっかりとチェックしましょう!
石垣島の天気『台風』
石垣島に台風が近づくと、天気が悪くなります。
具体的に、どう天気が悪くなるかというと、
POINT
【台風接近2日前】曇りがちな天気で、湿度が高くなります
【台風前日】風が強くなり、大雨が降ったり止んだりを繰り返します
【台風当日】大雨、暴風、波浪、外出はできません
【台風通過後】風が強く吹き、波が高い状況が4日ほど続きます
台風通過後は、海にうねりが入ってくるので、マリンレジャーは出来るだけ控えた方がいいです。
特に、水面で遊ぶ『シュノーケル』『カヌー』『カヤック』などは注意が必要です。
実際、風速50mの台風が直撃するとどうなるかは、こちらの動画で確認してみてください。
台風翌日も、波風が強いので海辺、水辺には近づかない方がいいです。
実際の動画がこちら、
台風が接近している場合は、旅程を早めに切り上げて、『来る前に帰る』のがおすすめです。
理由は、飛行機が飛ばなくなる可能性があるから。
ここからは、石垣島に台風が来た時の交通機関に関して詳しく解説していきます。
台風の時、飛行機は?
石垣島に台風が接近すると、『雨』『風』『波』が激しくなります。
『風』が強いので飛行機は欠航することが多いです。
石垣島にくる台風は、最低でも風速30m/s以上の風速です。
強い台風の場合、風速60m/s以上にもなります。2015年には与那国島には、風速81.1m/s(国内歴代5位)の台風21号が通過しました。
東京・大阪へ行く台風が風速35m/sほどの強さ、大阪で関空の連絡橋が被害にあった2018年の台風21号で風速55m/s。
2018年の台風21号クラスの台風がザラに来ると考えてもらえると、わかりやすいと思います。
台風当日は飛行機は、確実に欠航します。
台風前日は、台風の勢力、速さ、位置などで運航か欠航かが決められます。
台風が接近し始めてからは、暴風になるので、飛行機・フェリーは欠航すると考えてください。
前日に風が強い日は、バスも運休になったりするぐらい、風が強く吹きます。
石垣島には年間、何個の『台風』がくるの?
沖縄に年間で何個の台風が来るのか?
気象庁の公式発表によると、沖縄地方に接近した台風の数は、2018年で『13個』でした。
2009年〜2018年の沖縄地方への台風の接近数を表にすると、
出典元:気象庁
10年間を平均してみると、年間で『平均8.2個』の台風が接近していました。
7月〜10月の『4ヶ月間』に台風が接近することが多いので、『1ヶ月に2個』の台風が接近した計算になります。
単純に考えると、7月〜10月は、2週間に1回は台風が近づいてくる計算になります。
【石垣島の天気】8月に台風が来る数は?
特に、台風の接近が多いのが『8月』です。
2018年の8月に沖縄地方に台風が接近したのは『4回』。
少ない年でも1回は接近しているので、ほぼ確実に1回は台風の影響をうける月です。
8月は10年間で合計21個の台風が来ています。
年間平均にすると、1年で『2.1個』の計算。
多い年は、8月の1ヶ月だけで『4個』の台風が接近します。
1週間に1個の計算なので、ほぼ毎週台風になることもあります。
【石垣島の天気】予報で台風が来るのがわかるサイトは?
そんな台風が来やすい石垣島ですが、「台風が来ているかどうか」がわかるサイトがあるので、紹介しておきます。
石垣島の天気で『台風』について詳しく知れるサイトは3つ。
POINT
1 気象庁の台風情報
2 米軍レーダー
3 Windy.com
1 気象庁の台風情報
「気象庁の台風情報」は、日本で唯一、台風の予報をしているサイトです。
理由は、気象予報士でも台風の予報ができないから。
天気を予想してくれる気象予報士、国家資格ですが、気象予報士でも『台風の予報』はしてはならないという法律があります。
なので、日本で台風情報を確実に知ることができるのは『気象庁の公式発表のみ』です。
台風の進路、勢力を詳しく解説してくれているので、大まかにどのような経路を辿るかがわかります。
2 米軍レーダー
通称米軍レーダーと呼ばれているのが、「アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)」が発表する台風情報です。
日本の気象庁と同じような台風情報ですが、観測地点が違うのが特徴。
台風の進路なども、気象庁の予報とは違うこともあるので、比較資料として参考になります。
3 Windy.com
「Windy.com」は、ヨーロッパにある会社が作ってくれている『風の強さ』を視覚的に見れるサイトです。
風の強さが動画で見れるので、台風が接近してきたときの風の向き、風の強さがわかります。
風が強いと渦の速度が速くなるので、天気図が読めなくても感覚的に判断できます。
風が強くなる時間帯もわかり、長期予報にも適しているサイト。
更新頻度も高いので、何回もチェックしてみることをおすすめします。
まとめ
2009年〜2018年の10年を調べてみると、『年間で平均8.2個』の台風が沖縄地方に接近しました。
気象庁の公式発表によると、沖縄地方に接近した台風の数は、2018年で『13個』でした。
特に、台風の接近が多いのが『8月』です。
2018年の8月に沖縄地方に台風が接近したのは『4回』。
8月は10年間で合計21個の台風が来ています。
年間平均にすると、1年で『2.1個』の計算。
台風が来ると、飛行機・フェリー・バスは欠航します。
旅行中に台風が接近してきた場合は、『旅程を切り上げて早めに帰る』ことをおすすめします。
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もし、「旅行前に台風がきたら?」「旅行中に台風が来たら?」と言った場合の対処法をこちらの記事で詳しく解説しています。
沖縄の台風は勢力が強いので、しっかりと対策をして、安全に過ごしてください。
石垣島についてより詳しく知りたい方は、こちらのから検索してください。
それじゃあ、楽しく旅してね!
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