【石垣市】名蔵(なぐら)
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島の西部にある街「名蔵」。ラムサール条約湿地に指定されている「名蔵アンパル」がある地区です。「名蔵」と書いて「なぐら」と読みます。
今回は、「石垣島の名蔵(なぐら)」について紹介します。
目次
名蔵(なぐら)
名蔵の由来・歴史
名蔵は石垣島の西部にある街。
石垣村、登野城村から移住したお百姓さんによって作られた集落です。
古くから、於茂登岳から流れ出る水により、水が豊富に得られる地域でした。
於茂登岳から流れ出る水を生活用水として栄えた集落。
水の神様を祀る祠があったりと、「水」にまつわる言い伝えが多く残る集落です。
市街地と川平を結ぶ、交通の要所としても重要な拠点となった場所。
「アンパルヌミダガーマユンタ」という民謡にも歌われているように昔から豊かな湿地が広がっていた場所でもあります。
名蔵の観光名所
そんな名蔵地区の観光名所は、東に大きく広がる名蔵湾沿いを中心に、主な観光名所が広がってます。
石垣島で2番目に大きいかわ名蔵川から注ぐ豊かな水が育む地域。河口付近には大きな湿地「名蔵アンパル」に代表される自然豊かな場所です。
観光名所には、「名蔵アンパル」「南の島展望台」「石垣やいま村」などがあります。
名蔵アンパル
出典:アソビュー
名蔵川の河口に広がる干潟です。数多くのマングローブが生い茂る場所で、ラムサール条約の指定湿地にも選ばれています。
満潮時には、海水が入ってきて、マングローブが水に浸かります。干潮になるに従って、塩水が海に戻っていき、大きな干潟が出来始めてくる。
干潮の時間帯はマングローブの根元にシオマネキやコメツキガニが現れて、賑やかな雰囲気になります。干潟を歩いていると、シレナシジミなどの手のひらサイズの貝を見つけることができたりと、生き物が豊富な場所です。
アンパルという地名は「網張る(あみはる)」からきていると言われています。
南の島展望台
バンナ公園北口近くにある展望台です。名蔵湾方面の景色を一望できる展望台。山の上からみる名蔵湾は圧巻の美しさです。「宮良農園」のような海のそばで眺める名蔵湾とは、また違った景色。宮良農園から眺める名蔵湾は海に近い場所なので、迫ってくるような迫力があります。
宮良農園からの景色に比べて、南の島展望台からの名蔵湾は「一枚の絵画」のような景色です。
森の緑と、海の青、白い雲のコントラストが鮮やかな光景を作り出してくれています。
石垣やいま村
出典:アソビュー
名蔵湾そばにある観光施設です。リスザルとのふれあい体験、三線体験、琉球衣装の貸し出し、マングローブウォークなど、様々な遊びができる施設。レストランも併設されているので、食事をすることも可能です。
おすすめ観光スポット
名蔵地区の観光スポットは、「石垣焼窯元」「波ん馬」「名蔵アンパルパイナップル直売所」などがあります。
石垣焼窯元
琉球ガラスを流し込み、焼き付けた美しい器が特徴の石垣焼窯元さん。「台風の時でも営業しています!」という面白い看板を掲げているお店で、雨の日などに訪れるといいスポットです。
器の販売だけでなく、陶芸体験もできるお店なので、石垣島へ行く記念に作ってみるのもいいですよ。
名蔵湾を思わせる濃いブルーの器は、見るたびにドキドキすること間違いなしの器です。
波ん馬
名蔵湾のビーチで乗馬体験ができるスポットです。歩くだけでも綺麗な砂浜ですが、馬に乗って歩くと、また違った雰囲気の景色を楽しむことができます。
牧場のスタッフさんがマンツーマンでサポートしてくれるので、馬に乗ったことがない人でも、安心して乗ることができます。
石垣島の美しい海で、人生初の乗馬体験をしてみませんか?
名蔵アンパルパイナップル直売所
石垣島にはパイン農家さんがたくさんあるので、無人販売を始め、島のあちこちでパイナップルを買うことができます。でも、パイナップルって、実は「品種」があるっての、ご存知ですか?
ピーチパインやハワイ種、スナックパインなど、様々な種類が売られています。
名蔵アンパルパイナップル直売所では、新品種サンドルチェを買うことができます。2017年に作り始められた品種で、栽培している農家さんが少ない。糖度が高く、酸味が少ない品種として知られています。
石垣島でもレアな品種「サンドルチェ」。名蔵方面に行くことがあれば、寄って食べてみてください!
名蔵へのアクセス
【アクセス】離島ターミナルから約9km(名蔵川まで)
【おすすめの時期】4月〜9月
【みどころ】名蔵アンパル、ビーチでの乗馬体験、名蔵湾の展望
【滞在時間】約3時間
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それじゃあ、楽しく旅してね!
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