【デイゴ】沖縄の県花・沖縄三大名花【石垣島ではどこで見れる?】
こんにちは。石垣島ナビです。
「デイゴ」って知ってますか?
「デイゴ〜の花が咲き、風を呼び…」の歌詞にも歌われている<デイゴ>。
南国の植物で、『デイゴの花が満開になる年は強い台風が来るから気をつけろ!』と言い伝えられている木です。
今回は、「デイゴ」について紹介します。
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デイゴとは?
デイゴは、インドやマレー半島が原産の「マメ科植物」です。
デイゴの花は、沖縄県の県花です。
沖縄の街路樹としてよく植えられている植物がデイゴです。
大きな木になりやすい植物。
石垣島では、
・石垣市役所
・登野城漁港
・「農高前」交差点
で、見ることができます。
花が咲くのは3月下旬。
石垣島に春の訪れをもたらしてくれる花が「デイゴ」です。
きいやま商店のデイゴが有名
きいやま商店とは、石垣島にある商店の名前ではなく、「きいやま商店」と言う名前のミュージシャン。
音楽グループの名前なんです。
石垣島出身の3人が組んだバンドで、おばあちゃんが経営していた商店の名前をもらって「きいやま商店」という名前になりました。
そんな、きいやま商店のメンバーが通っていたのが「登野城小学校」。
小学校近くの交差点に生えていたデイゴですが、2009年ごろに石垣島で大量発生した「デイゴヒメバチ」によって枯れてしまう寸前にまで弱ってしまいました。
デイゴヒメバチは、デイゴに侵入し、デイゴを枯らしてしまう虫。
2010年の調査では、石垣島で調査したデイゴの30%ほどが被害にあっていることがわかりました。
駆除剤を使って防除できるので、「NPO 花と緑の石垣島」が中心となり、寄付金を募り「デイゴ再生プロジェクト」を実施!
きいやま商店も2011年に「デイゴ特命大使」に任命され、活動に参加しています。
その時の再生プロジェクトで復活したのが、「きいやま商店<デイゴ>」です。
場所は、石垣市の中心部「登野城小学校」そばの「<農高前>交差点」に植えられています。
一時は、デイゴヒメバチの被害にあったデイゴですが、見事再生し、立派花を見せてくれています。
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デイゴの花は、どんな花かを紹介します。
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デイゴの花
デイゴは沖縄の三大名花に選ばれています。「デイゴ」「オオゴチョウ」「サンダンカ」が三大名花。燃えるように真っ赤な赤色の花をつけるのが特徴です。
開花の時期は3月〜5月にかけて。デイゴの花が満開になる年は「台風の当たり年だ!」とも言われる木です。
卒業式や入学式の時期になると咲く花は、小学生にとっては、思い出深い花となります。石垣島では1月下旬〜2月中旬がサクラの時期。3月〜4月は「デイゴ」や「ツツジ」の時期です。
なので、卒業式はデイゴ。市内には1,300本以上もあると言われています。
昔から、琉球漆器の材料として使われていたデイゴは沖縄の人にとって身近にある木です。沖縄県の県花にも選ばれています。
関連記事>>>沖縄の県花「デイゴの花」の特徴、見れるスポット
まとめ
デイゴは沖縄にたくさん植えられている街路樹です。
デイゴの花は「沖縄の県花」。
石垣島では、3月中旬になると、真っ赤な花を咲かせてくれます。
石垣島で有名なデイゴは、「きいやま商店のデイゴ」です。
登野城小学校そばの「農高前」交差点の南東に植えられてます。
一時、デイゴヒメバチという害虫の影響を受けましたが、きいやま商店のメンバーたちによる「デイゴ再生プロジェクト」で息を吹き返したデイゴ。
3月〜5月にかけて、燃えるように真っ赤な花を咲かせてくれます。
デイゴが満開に咲く年は「台風の当たり年」とも言われているので、台風には気をつけてください!
それじゃあ、楽しく旅してね!
【アクセス】離島ターミナルから約1.3km
【おすすめの時期】3月〜5月
【みどころ】真っ赤なデイゴの花、沖縄三大名花
【滞在時間】約30分
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