【石垣島の潮位】海へ行くおすすめの時間帯
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島ではシュノーケルや海水浴、グラスボートなど海での遊びを存分に楽しめます。
海を存分に楽しむには、海で遊ぶのに一番いい時間帯を知っておくことが必要です。
どうしてかというと、海へ行く時間帯、その日の天気によって、海の状態も変わっているからです。
せっかく石垣島まで来たので、「一番いい時間帯に海を見たい!」って思うでしょ?
今回は、「石垣島で海へ行くおすすめの時間帯」を紹介します。
目次
【石垣島の潮位】海へ行くおすすめの時間帯
おすすめの時間帯は『満潮時間の2時間前』です。
どうしてかというと、海から水が入ってきている時間帯で泳ぎやすい時間だからです。
これが、干潮になり始めると陸の栄養分が水にまじり、海へ流されてきます。
潮が満ちるってのは、海から水が入ってくるってこと。
海から水が入ってくると、普段「陸」の場所にも水が入って、陸が水没します。
陸が水没すると、陸の上にあった土、砂、栄養分が水に溶けてしまいます。
一番満潮の時間帯は、土が一番多く溶け込んでいる時間帯。
狙い目は、土が水に溶ける前。
だから『満潮時間の2時間前』が一番おすすめなんです!
一番満潮の時間帯を過ぎると、水に溶け込んだ土や栄養分が塩水と一緒に引っ張られて、海の浅瀬に移動します。
海水中に栄養分が混ざり始めると<視界が少し濁って>見えるようになるんです。
プランクトンや生き物にとっては、ご飯がたくさん食べられる時間帯なので嬉しいですが、海を楽しむには<水が綺麗>な方がいいですよね。
クリアな海を楽しむには潮の満ち引き時間を知ることが大事です。
気象庁で発表しているのでご旅行の計画をたてる参考にしてみてください。
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=IS
潮汐表は、「気象庁」以外にも、「日本気象協会」のページで見ることもできます。
「気象庁」のページは簡易的な表で読み込みが早く、パッとすぐに調べたい人向けです。
「日本気象協会」のページは大潮、中潮などのその日の潮なども詳しく書かれているので、初めて見る方でもわかりやすい表示になっています。
※海に入る時には事前に調べ、十分に注意してお楽しみください。場所によっては潮の流れの速い場所もあります。遊泳禁止の場所では泳がないでください。
満潮、干潮とは
満潮とは一番海水面が上がる時間。
干潮とは一番海水面が下がる時間です。
別の言い方をすると、『満潮』は塩水が陸に入ってくる時間帯。
『干潮』は陸に入ってきた塩水が海に帰っていく時間帯です。
遠浅な海だと、干潮時間は海に水が無くなってしまう場所もあります。
干潮の時間帯は、海の深さが浅くなる。浅いとサンゴなどにあたってしまうので、泳ぎにくい。
満潮の時間帯は海の深さが深くなるので、泳ぎやすい。
ただ、水深が深いと、泳ぐのに体力は余分に使ってしまうので注意です!
体力に自信がない人は特に、ライフジャケットを着て泳ぐことをおすすめします。
満潮と干潮は毎日、休まず繰り返されています。
止まることなく、海から塩水が陸の方に入ってきたり、陸に入ってきた塩水が海へ出ていったりを延々リピート。
満潮→干潮→満潮→干潮→満潮→干潮…
の繰り返しです。
石垣島の潮位表
石垣島の潮位表は、気象庁のサイトで調べることができます。
関連サイト>>>気象庁|潮汐・海面水位のデータ 潮位表 石垣(ISHIGAKI)
潮位表は、表で見るとその日の『干潮の潮位』『満潮の潮位』が見やすいです。
ですが、感覚的にどんな感じで海の潮位が変わっているのかがわかりずらい。
本記事では、石垣島の潮位表を視覚的にわかりやすくするために『グラフ』にしてみました。
・石垣島の潮汐表グラフ【2019年】
・石垣島の潮汐表グラフ【2019年8月】
の2種類を作っています。
『石垣島の潮汐表グラフ【2019年】』では、『【シーズン別】石垣島の潮位の変化』がわかります。
『石垣島の潮汐表グラフ【2019年8月】』では、『【短期間】石垣島の潮位の変化』がわかります。
石垣島の潮汐表グラフ【2019年】
石垣島の潮位表を1年分グラフにすると、上の図のようになります。
2019年は、1月末の大潮が一番干潮になり「-25cm」。
一番潮位が高かったのは8月末の大潮の満潮時間で「220cm」です。
1日の潮位の差は、最大で「213cm」(2019年1月22日:大潮)
その日の潮目にもよりますが、1日でだいたい「130cm〜180cm」ぐらいの差があります。
毎日『人ひとり分ぐらいの塩水が満ち引きしている』のが石垣島の潮位の差です。
石垣島の潮汐表グラフ【2019年8月】
2019年8月の潮汐表をグラフにしたのが上の図です。
夏の1ヶ月間だけ切り取ってみると、DNAの二重らせん構造のようにも見えます。
満潮と干潮が繰り返されており、『大きい満潮→大きい干潮→小さい満潮→小さい干潮→大きい満潮→…』と繰り返されています。
潮位は『130cm』付近で安定していますが、大潮になると最大『217cm』、最小『13cm』まで変化します。
石垣島の『潮位』と『実際の海の様子』
満潮・干潮でどれだけの違いがあるか、言葉ではわかりずらいと思うので、写真を交えて説明していきます。
「イエーーイ!海ついたー!泳ぐぞーー!」って意気込んで行っても「全く水が無くて泳げない…」ってなことも多々あります。
下の写真は2018年12月4日「15:36」の石垣島、大浜海岸の写真です。
この日は「若潮」という潮で満潮が17:07で潮位が160cm、干潮が11:05で潮位が58cmの日でした。
なので、「15:36」は『満潮に近い時間帯』。
12月なので少し曇り気味ですが、水がたっぷりあって「海だ!」っていう感じがよくわかります。
夏に近づけば水遊びをすると気持ちいいでしょうね。
そして次の写真が同じ日の2018年12月4日「13:09」の石垣島、大浜海岸の写真です。
時間的には『干潮から満潮になる途中の時間帯』です。
同じ場所ですが全然水がないです。
こんな時間帯に海に行ってしまうと水遊びを楽しむことなんて全くできません。
海来ただけ損な感じがしてしまいます。がっかりです。
この日は「若潮」という潮で満潮が17:07で潮位が160cm、干潮が11:05で潮位が58cmの日でした。
11:05から潮位がだんだん上がってきて17:07にいっぱいになる。
そしてまた潮位が下がってくる。
というふうに潮が入ったり出たり、上がったり下がったりを繰り返しています。
1日2回ぐらい満潮、干潮があり、絶え間なく繰り返しています。
潮の満ち引きは「日」によって違います。
それは月が動いているから。
潮は月の引力の影響を受けるので「満月」「新月」の時が一番満ち引きが大きくなります。
その日の潮位、月の満ち欠けを朝チェックしてから海に出かけると、最高に満喫できる時間を過ごせますよ!
※潮位を調べるときは「石垣島」の潮位を調べてください。場所が変わると、満潮・干潮の時間も変わってきます。1年後の潮位も調べることができるので、マリンレジャーをしたい場合は旅行計画を立てる前に潮位も調べてみてください。
石垣島の満潮時間、干潮時間を調べるのにおすすめのサイト>>>石垣島の海の天気 – 日本気象協会 tenki.jp
石垣島の海で遊ぶ時の注意点
石垣島の海で遊ぶ時に気をつけてほしいことは『水辺は危険がつきものだ』ってこと。
無くなってほしいことなんですが、水辺での事故は毎年起こってしまっています。
楽しい思い出を残すためにも、海では安全に十分、気をつけてお楽しみください。
※海に入る時には事前に調べ、十分に注意してお楽しみください。場所によっては潮の流れの速い場所もあります。遊泳禁止の場所では泳がないでください。
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それじゃあ、楽しく旅してね。
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