八重農市
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島では、年に数回、農業高校の生徒さんが育てた野菜を買えるイベントがあります。その名も「八重農市」。
今回は「八重農市」について紹介します。
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目次
八重農市
石垣島の農林高校のイベント
石垣島の農林高校「八重山農林高校」のイベントです。年に4回ぐらい開催される八重農市は、八重山農林高校の一大イベントです。
それもそのはず、石垣島の住民がお客さんとして買いに来るんですが、人が半端なく多い。どとうの津波のような勢いで人々が押し寄せます。
毎回長蛇の列ができて、販売開始から10分足らずで完売するなどザラなイベントです。あまりの人気っぷりにビックリなイベント。それが八重農市です。
年に数回開催
基本的に年に4回ぐらい開催されているイベントです。
6月、7月、10月、2月と、それぞれの季節で、それぞれの旬の野菜が売られていたり、収穫した作物を加工した食品が販売されていたりと、学園祭みたいなノリのイベントです。
1時間ぐらいしかないイベントなので、行き遅れるとすぐに閉まってしまします。
旅行で行くイベントではないですが、知っていると石垣島の活気を感じることができるイベントですよ。時間が合う場合は、一度寄ってみてください。
地域の人たちがお客さんとして買いに来るんですが、買う方の勢いがすごい。人気の商品は10分、20分で売り切れ。買うにも長蛇の列ができるなど、学生さんはもちろん、地域の人たちにも望まれているイベント。
学生さんが育てた野菜が買える
学生さんが育てた野菜、花の鉢植え、手作りの味噌やパンなどいろんなものが売られています。
八重山農林高校の特徴
八重山農林高校は日本最西端の高校で、福岡ソフトバンクホークスの嘉弥真新也投手が卒業した高校でも知られています。
「アグリフード科」「グリーンライフ科」「フードプロデュース科」「ライフスキル科」の4つの科があります。
アグリフード科
「アグリフード科」は<作物・加工コース>、<果樹野菜・加工コース>の2コースに分かれ、サトウキビやパッションフルーツなどの栽培、製パン・製菓を中心とした加工、発酵食品の製造などを行う学科です。
グリーンライフ科
「グリーンライフ科」は<グリーン建設コース>、<グリーンバイオコース>の2コースに分かれ、環境土木や造園技術、キノコ栽培や森林計測、赤土の流失を防ぐ仕組み作りなどを学んでいく学科。
フードプロデュース科
「フードプロデュース科」は<食肉生産コース>、<畜加工コース>の2コースに分かれ、牛・豚の飼育、畜産製品の製造加工を学ぶ学科。
ライフスキル科
「ライフスキル科」は<保育・園芸コース>、<調理・園芸コース>の2コースに分かれ、子供たちとの交流を通じて草花・野菜の栽培、被服製作技術、調理技術を習得する学科。
石垣島の第一次産業、「サトウキビ」「フルーツ」「畜産」を担う人材、生育技術を通じて、「都市デザイン」「造園」「保育」を担う人材を育成する高校です。
石垣島だけでなく、周辺の離島から進学してくる学生さんが多いので、卒業後は、それぞれ出身の島に戻って農場、牧場を継いだりする人も多い。
石垣島には高校が3つしかないので、石垣島の農業を担う人材として「八重山農林高校」の学生さんには大きな期待がかかっています。
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生産活動の意義
自分たちの作ったものが、どういう風に加工されて、お客さんに渡るのか、生産活動の意義を再確認するのが目的で開催されています。
個人的には、原価計算、生産コストの考え方、採算、収益のあげ方を組み込んで、経済活動の小規模モデルの場とすると、「さらにいい体験になるのでは?」と感じます。
農業にも、IT技術や、ビジネスモデルを組み込むいい機会です。電子マネー決済なども盛り込んで、地域のマーケットとして発展してくれると、石垣島の農業も明るい未来が待っています。
これからの発展に期待が持てるイベントです。
八重農市で買えるもの
なお、買うことができる商品は、野菜・草花・花木・作物・果樹・精肉・畜産加工品などです。
季節によって、年度によって買える商品は変わってきます。
生鮮品だけじゃなくて、加工品も多く売られています。アグリフード科が中心となって作るパンや、フードプロデュース科が中心となって作る牛汁などが人気の商品です。
手作りの味噌などは、人気の商品なので、すぐに完売してしまします。並んでも買えない場合が多い。
購入したい場合は、早めに行って並ぶことをおすすめします。
駐車場は東門
なお、駐車場は東門になっているので、車で行く際は駐車場所にお気をつけください。
近くには観光で行きたい有名店もある
八重山農林高校の近くには、観光で訪れたい有名店があります。元祖オニササで有名な「知念商会」が歩いて5分の場所にあります。
関連記事>>>知念商会はオニササだけじゃない
もともと、オニササは高校生が部活帰りに「ササミ」と「おにぎり」を合体させて作った商品。
近くの高校生と言っていますが、知念商会の近所には「八重山農林高校」と「八重山高等学校」の2校しかないので、もしかしたら「八重農生」が開発した商品なのかもしれません。
真偽は定かではありませんが、もし、そうだとしたら、石垣島を代表する人気商品の開発にも一役買っている「八重農生」。
そんな八重山農林高校の学生さんが手がけるイベント「八重農市」。タイミングが合う人は、ぜひ、行って、石垣島の高校生のパワーを感じてください!
それじゃあ、楽しく旅してね!
【アクセス】離島ターミナルから約1.4km
【おすすめの時期】年4回の開催
【みどころ】野菜、精肉、加工品など
【滞在時間】約1時間分
【おすすめ度】★★★☆☆
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