多宇モチ屋の「ごまもち」がうまい!石垣島白保の絶品餅屋
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島で甘いものと言えばジェラートや紅芋のお菓子が有名ですが、隠れた絶品があるんです。それは「餅」なんですけど、大福みたいに柔らかい餅がすごく美味しいお店があります。
今回は、石垣島で一番美味しいお餅やさんの「ごまもち」を紹介します。
スポンサーリンク
目次
「多宇モチ屋<ごまもち>」
石垣島で一番美味しい餅屋
30年の歴史がある
「多宇モチ屋」絶対に聞いたことがないお店でしょう。ガイドブックにはもちろん載っていません。石垣島に住んでいる人しか知らないだろうモチ屋です。とにかく、ここのモチが絶品!うまい、美味すぎる!と叫びたくなるぐらいの美味しさです。
30年以上の歴史があるモチ屋で、直接店頭での販売はしておらず、石垣島のスーパーで買えるモチです。間違いなく、石垣島で一番美味しいモチを作ってくれている「多宇モチ屋」。「多宇」と書いて「たう」と呼びます。名前の通り、多宇さんが作っている餅屋で、アオサンゴが有名な白保に工場を構えています。
火災で一時営業停止
2015年5月に火災に見舞われ、営業中止に。店主の多宇さんは、道具も全て焼けてしまい、このまま店を閉めてしまおうかとも思っていたそうです。そんな中、地域の人の励ましや要望があり、そんな声を聞いて「もう一度頑張ろう」と2015年12月29日に営業を再開。
営業再開以降も、石垣島で一番美味しいお餅を作り続けてくれています。
復活してくれてよかった!
いや、本当によかった。営業再開してくれて、泣きそうなぐらい感動しています。多宇モチ屋のモチが食べられなくなるなんて考えることもできません。なくてはならない存在です。これからも、身体にだけは十分お気をつけて美味しいモチを作り続けていって欲しいです。
ごまもちがおすすめ
ごまもちが絶品
多宇モチ屋の餅ですが<あんもち><ごまもち>の2種類あります。<あんもち>は中にあんこが入っている餅。あんもちも十分すぎるぐらい美味しいんですが、自分は個人的には<ごまもち>が好きです。
あわせて読みたい>>>石垣島で一番美味しい餅屋「多宇モチ屋」の<あんもち>知る人ぞ知る餅
<ごまもち>はごまを砕いたごまペーストが餅の中に入っている餅。ごま、砂糖、ピーナッツを砕いたザラザラとした粗めのペーストが入っている。なめらかなペーストじゃなくて、ボロボロと崩れてくる粗いペースト。ピーナッツのザクザク感とごまの香りが絶妙なバランス。
砂糖の甘み、ちょっと塩気のあるピーナッツのしょっぱさが混ざり合ってちょうどいい甘じょっぱさを柔らかい餅が包んでくれています。
どこか、懐かしさを感じる味。子供の頃に田舎のおばあちゃん家に遊びにいった時に食べたお餅のような味がします。懐かしくて、優しい味。
スポンサーリンク
大福のような感覚の優しいお餅
まわりを包む餅も、とても柔らかく、伸びのある餅。大福のような食感で、餅自体にも甘みがついていて優しい味のお餅です。食感は「雪見だいふく」に似ているかも。雪見だいふくのモチを50倍に分厚くした感じです。
想像してみてください。雪見だいふくのモチは、あの薄さでも美味しいのに、それが50倍になっているところを。
もう、最高でしょ!最高!!としか言う言葉が見つからない。もう、それ以外の言葉はいらない、意味をなさない。一口クチにすると、もう幸せしか感じない餅。それが多宇モチ屋の餅です。
雪見だいふくの50倍の厚さになると「硬くなるんじゃないの?」って思うかもしれませんが、硬くなることなんて決してありません。触っただけでわかるふわふわと柔らかい触感。口に含んで噛み切ろうとしても噛みきれなくてビローンと餅が伸びる。ピザに乗っかったチーズばりに糸を引くぐらい餅が伸びる。
雪見だいふくのモチは、中にアイスが入っているので、冷凍庫から出してすぐは「硬い」ことが多いです。でも多宇モチ屋の餅は常温で売られているので、柔らかいまんま。
ウニューんとした食感の餅を「モッチャ、モッチャ」と口の中で噛んでいると、中の粗いペーストが混じり合ってきて、ピーナッツのザクザク感、塩味、ザラザラとした砂糖の甘さ、柔らかな餅が絶妙なハーモニーを奏でてくれます。
まさに至福。それ以外に言葉が見つからないほどの美味しさです。
石垣島「和」スイーツ
自分は甘いもの好きなので、甘いものの評価は厳しいです。和菓子も好きで全国の有名和菓子なども食べ歩きして結構食べてきました。そんな甘いもの辛口評論家な自分でも多宇モチ屋の餅は絶品と言わざるを得ない。行列に並んで買った京都の老舗有名大福屋さんにも引けを取らないお餅が石垣島にはあるんです。
もう、これは「餅」と呼ぶべきじゃなく「和」スイーツと呼んでもいいんじゃないでしょうか?餅の域を超えてしまった多宇モチ屋。ただのモチじゃなくてスイーツとして食べれるデザートです。
もう、まさに「和」の芸術品。女性には絶対おすすめする「多宇モチ屋」。甘いもの好きな女性なら<あんもち>の方が好みかもしれない。甘いもの苦手な男性諸君。食後の彼女へのサプライズデザートとして「多宇モチ屋」の餅を事前に買っておくことを勧める!絶対、絶対喜ばれること間違いなしです。
あわせて読みたい>>>ジーマーミー豆腐<多宇モチ屋>モッチモチ系ジーマーミ豆腐
餅を買って保存するときに絶対やっちゃいけないこと
ただ、気をつけてほしいことが1点。「多宇モチ屋」の餅を買ったら、必ず常温で保存すること。間違っても冷蔵庫なんかに入れないこと。冷蔵庫には絶対入れるな!これだけは覚えておいてほしい。
「多宇モチ屋」の餅は繊細なので、冷蔵庫内で温度が下がると、硬くなっちゃいます。一度硬くなっちゃうと温度が常温に戻っても、柔らかさがなくなっちゃいます。
最高の状態で食べるには、買ってすぐに食べるのがベストです。ですが、食後のスイーツとして食べたい場合は「常温のまま保存すること」が一番重要なことです。
温度を下げると硬くなる。あの赤ちゃんのほっぺのような柔らかさを感じるためには、絶対に温度を下げないこと。
これだけは絶対に守ってください。
そして、最高の瞬間を感じてください。
「多宇モチ屋<ごまもち>」が買える場所
石垣島のスーパー、商店で購入することができます。ただ、人気の商品なので、早々に売り切れてしまうことが多いです。「サンエー」や「カネヒデ」のような中型のスーパーに行ってみて売り切れていたら、「マックスバリュ」に行ってみてください。マックスバリュでは買われないのか地元の人も売っているのを知らないのか、棚に残っていることが多いです。
スーパーの売り場の「パン売り場」の棚に並んでいることが多いので、冷蔵ケースじゃなくて「パン売り場」の棚をチェックしてみてください!
あわせて買いたい>>>石垣島にあるマルヨシ製パンは「昭和の味」懐かしい味
それじゃあ、楽しく旅してね!
スポンサーリンク