パイナップルについて
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島の特産品といえば、パイナップル。お土産にも人気なパイナップルですが、パイナップルを楽しむために知っておいた方がいいことがあります。
石垣島のパイナップルについて紹介します。
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目次
石垣島のパイナップル
石垣島では、パイナップルが人気のフルーツです。石垣島の広域で栽培されているパイナップル。特に、於茂登岳の麓、名蔵のあたりでは、栽培するための水が豊富に手に入るので、栽培が盛んな地域です。
於茂登岳周辺を車で走ると、右も左もパイナップル畑が広がっています。
石垣島で、メジャーなフルーツ、パイナップル。パイナップルを買うにあたって、知っておいて欲しいことを中心に話していきます。
一見、同じパイナップルなんですが、農家さんたちは、それぞれで「こだわり」を持って作っています。2年もかけて育てるパインなので、かなり愛着があり、愛情たっぷり注がれたパイナップルたちです。
パイナップルが買える場所
まずは、パイナップルが買える場所ですが、商店・スーパー・無人売店が主なスポットです。中心地ではなく、郊外の商店には、地元の農家さん直送のパイナップルが1玉100円ぐらいで売られていたりと、大変お得です。
玉は小ぶりなものが多いですが、小さくてもしっかり甘いのが石垣島産のパイナップルの特徴。
中心地だと、スーパーの果物売り場、JAのファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」で手に入れることができます。「ゆらてぃく市場」には、島内の農家さんが一堂にパイナップルを持ち寄るので、量が多いです。
生産者の名前も書いてあり、品種もはっきりしているので、安心安全。なおかつ、量が多いから自分の好きなパイナップルを選べるのが嬉しいポイント。
市街地でパイナップルを買う時は「ゆらてぃく市場」がおすすめです。
また、郊外の大きな道路を走っていると、「パイン農園」や「パイン無人販売」「パイン販売所」などの看板を目にすることがあります。そんな看板を見つけたら、車を止めてみてください。
パイン農家さんが直接販売している売店なので、農家さんのお話を聞きながら、おすすめのパイン、パイン作りへのこだわりなんかも聞くことができます。
パイナップルの選び方
パイナップルの選び方にもポイントがあります。簡単に説明すると「香り」「色」「張り」の3ポイントが大事。
「香り」は甘い香りのするもの。「色」は黄色〜オレンジ色になったもの。「張り」は表面のアミアミが<パンッ>っと張っていて膨らんだものがおすすめです。
さらに詳しく知りたい人は、下記リンクからの記事を読んでみてください。
関連記事>>>甘いパイナップルを選ぶ方法
パイナップルの食べ方
パイナップルの食べ方ですが、そのままでは食べれないので、包丁とまな板が必要になります。果物ナイフのようなものでも大丈夫なので、準備してください。
旅行中だったら、ホテルや民宿で借りてください。
一番簡単な食べ方は、食べ方は上の葉っぱと、下のヘタを落とす。実を縦に4等分にして、中心の芯を切り取る。皮から剥がすようにナイフを入れ、実と皮を別々にする。実を食べやすい大きさに切って完成!
文字で書くと、わかりずらいので、こちらも写真付きで詳しく解説してある記事を参考にしてみてください。
関連記事>>>パイナップルの簡単な食べ方、切り方【写真付き】
パイナップルが食べられる時期
パイナップルが食べられる時期は、4月〜7月です。品種によっては、4〜7月以外にも食べられるものもありますが、それは例外。
特に一番のピークは6月。6月に出荷できるように、農家さんは栽培方法を変えたりして調整をかけています。
4月の市場に並び始めの頃は、大きさも小さく、酸味が強いものが多いです。5月〜6月にかけてのものは、暑い日差し、梅雨の雨を吸い込んで熟してきたものが多い。大きさも大きくなり甘みも強くなります。一番ベストな時期。
7月になると、出荷量も減少し、酸味が、また強くなってくるのが特徴です。
農家さんによっては、冷凍保存しているところもありますが、冷凍すると、解凍した時にドリップ(果汁)が流れてしまうので、できるだけ生で食べることをおすすめします。
冷凍したものは、解凍させずに、凍ったままシャリシャリと食べた方が、より多くの果汁を食べることができます。
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パイナップルの品種
パイナップルって品種があるのをご存知ですか?
素人目には、同じようにしか見えないパイナップル。見慣れてくると、網目模様、形、味、香りに違いがあるのがわかってきます。石垣島に住んでいると、パイナップルを見る、触れる、食べる機会が多い。
違いがわかってくると「こっちの方が、好み」とか、贅沢な注文をつけちゃったりするようになります。
石垣島で買うことができるパイナップルの品種は「ハワイ種(スムースカイエン)」「ピーチパイン」「ボゴール(スナックパイン)」「ゴールドバレル」「サマーゴールド」「ジュリオスター」「ハニーゴールド」「サンドルチェ」など、いろんな品種が売られています。
それぞれに味、外見の特徴があり、酸味の強いもの、甘みの強いものなど、好みによって選ぶことができます。
一番おすすめはピーチパイン。自分は甘いものが好きなので、「甘みが強く、酸味が弱く、お手頃価格」なポーチパインがおすすめ。香りもピーチのような<あっま〜い>香りが特徴。口に入れた瞬間、「ん〜っ!美味しいぃぃっ!」って叫んじゃうような味です。
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パイナップルの基礎知識
あわせて知っておきたい、パイナップルについての基礎知識です。パイナップルの基礎知識を知っておくと、パイナップルの選び方も自然とわかってきますよ。
パイナップルの名前の由来
パイナップルは正式には「Pineapple(パインアップル)」と言います。「Pine」+「Apple」でパインアップル。見た目が、松ぼっくり(pine)のようでリンゴ(Apple)のような甘い香りがするのでパインアップル、パイナップルと呼ばれるようになりました。
パイナップルとパインの違い
日本語的には同じ意味の「パイナップル」と「パイン」。ですが、英語圏でパインというと「松」を意味するので注意が必要です。パインジュースというと「松ジュース」になってしまうので「何言ってんだ、こいつ?」ってことになっちゃいます。
日本語的には「パイナップル」も「パイン」も「パインアップル」も同じ『パイナップル』を意味しますが、外国で使う時には注意したい言葉です。
パイナップルの生え方
パイナップルは地面から生えているアロエみたいな葉っぱの中心にできます。真ん中の茎のてっぺん部分に実がなり、その実を育てることによって、売られているパイナップルができます。
パイナップルは手入れをしないと、1株に実が3つ4つとできて増えてしまします。実が増えないように新芽を摘んだり、実が大きく育つように草を抜いたりする。
収穫するのに2年以上の歳月、世話をしなくちゃいけないフルーツです。
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パイナップルの甘い部分
パイナップルには、1玉の中にも<甘い部分>と<そうじゃない部分>に分かれているのをご存知ですか?
パイナップルは葉っぱがついている部分が上になってできるフルーツです。茎からの栄養を「糖分」として実に貯めていくことで甘いパイナップルに成長していきます。
栄養が送られてくる茎に一番近い部分が一番甘い。なので、パイナップルのお尻の部分が一番甘くなります。
また、重力も関係していると言われているので、地面に近い部分。お尻の部分が一番甘くなるとも言われています。パイナップルの保存方法に「葉っぱの部分を下にして、逆さまに保存する」というのは、この重力を利用して、実全体に甘みを行き渡らせるためでもあります。
甘いパイナップルは「茎の付け根」をチェック
パイナップルは葉っぱが上になってできる植物。下の茎から栄養が送られてくるので茎と繋がっている部分「茎の付け根」をチェックすると、パイナップルの状態がわかります。
一般的には、茎の付け根が太い方が、栄養がたくさん送られてきて甘さ、美味しさが増します。
ですが、これは一概には言えず、茎が太いくても、生育環境が悪いとまた変わってきちゃいます。
つまり、畑に栄養が少ないと、植物が吸収できる栄養が少なくなる。植物の栄養が少なくなると、生きるために「実に貯めた栄養」を使ってしまいます。そうなると、甘みが少なくなる。
また、時期によっては、梅雨などの雨が多すぎると、実に水分を多く送ってしまい、水っぽいパイナップルになったりもします。植物も水を送りすぎてパイナップルの実を割ってしまうこともあるので、農家さんの生育方法次第となるのも現状です。
生産者表示をしっかりチェックする
ベテラン農家さんになると、「今年はあと50mmぐらい雨が降りそうだから、水やりは2mmづつ減らそう」なんて調整をする農家さんもいたりします。自然相手のことなので、正確に予想することは難しいですが、空気中の湿度や、雲の流れ、風の強さなどを感じ、パイナップルと会話するように育て上げるプロもいます。
そういう意味では、甘いパイナップルを選ぶ基準は「農家さん」基準に選ぶってのも一つの方法です。
パイナップルを使った商品
沖縄にはパイナップルを使った商品がたくさん売られています。栽培が盛んだからこそ、種類が豊富なパイナップル商品。フレッシュなパイナップルを使ったパイナップルかき氷だったり、生搾りパインジュースも売られていますが、パイナップル風味のお菓子などもたくさんあります。
石垣島でパイナップルを楽しむのもいいし、パイナップルを使ったお土産を買うのもいい。沖縄っぽいお土産にパイナップル、いかがですか?
関連記事>>>石垣島で買える「パイナップル」を使った商品
それじゃあ、楽しく旅してね!
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