石垣島で有名な『オニササ』を食べてみた!
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島の人気グルメ「オニササ」。最近、話題沸騰中のオニササですが、知念商会の元祖オニササは食べたことがなかったので、実際に食べに行ってきました。
実際に作ってみた時に、ちょっと困ったことなんかも合わせて紹介します。
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目次
石垣島で有名な『オニササ』を食べてみた!
登野城にある個人スーパー
知念商会は、石垣島の登野城という場所にあるスーパーです。スーパーと地元の商店の間ぐらいの大きさの店舗。品揃え豊富なスーパーです。
場所は、登野城小学校前のバス停から桟橋通りを北東に向かい進むと、知念商会の大きな店舗が現れます。遠くからでも、わかりやすい青のタープが目印です。
人気のお店で、特に惣菜コーナーの客足は絶えません。ひっきりなしにお客さんが入っては出てを繰り返しています。特にお昼時は惣菜コーナーは長蛇の列。混雑必至なので、時間をずらして行くことをおすすめします。
そんな知念商会で1日1,000個売れると言われているオニササ。実際はもっと売れているんじゃないかっていう人気っぷりです。
オニササ
オニササとは
オニササは、おにぎりの「オニ」とササミの「ササ」を合体させた食べ物です。至ってシンプル。ササミのフライは結構大きめで、トングで掴むとズッシリとした重さを感じられます。
おにぎりは玉子のふりかけ、しそ、たらこのふりかけ、ジューシーなど種類豊富。どのおにぎりをくっつけるかは、あなたの自由。お好みで、何通りも組み合わせができちゃうグルメです。
ソースやマヨネーズをササミフライとおにぎりの間につけるんですが、ソースもニンニクソースや醤油なども用意されているので、味も好みで調整できます。
オニササの味
本当に美味しいのかな?なんて疑って担ですが、オニササを食べてみると「うっ……うまい!!!」
サクッとしたササミのフライは揚げてから時間があまり経ってないので、ほんのりと暖かく、サクサク。サクサクな食感にソースとおにぎりの甘さ、マヨネーズのコクがマッチしていて、とても美味しいです。
朝から何も食べてないこともあって、お腹ペコペコでした。ササミのフライが大きく、しっかりとしたかみごたえがあります。作りたての鶏のササミ弁当を食べている気分です。
1個食べたらお腹いっぱいになるぐらいの満腹感があります。
石垣島へ来た時は朝食にオニササってのもアリですね。お店も朝7時から開いているのも嬉しいポイントです。
オニササの作り方
作り方は簡単。フライの陳列棚の上には「オニササの作り方」っていう説明書きもあります。忘れちゃったら現地でチェックしてみてください。
1、陳列棚の上にあるビニール袋をとる
2、トングでフライを袋の中に入れる
3、フライにマヨネーズ、ソースをかける
4、トングでおにぎりを載せる
5、袋を閉じ、おにぎりをギュッとフライに押し付ける
6、完成!
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実際に作ってみた
作り方は実に簡単!なんですが、初めての挑戦。ちょっとドキドキしながら袋を取ります。
まず、最初のハプニング発生!!!
陳列棚の上にある箱から袋を取るんですが、これがなかなか取り出しにくい。スーパーで刺身を買ったときに包んでくれる、あのペラッペラで透明な袋。
手がカサカサなので、なかなか取り出せない。人がたくさんいるので、急がなきゃと焦っちゃう。
無事、袋を取りだせたので、今度はトングを使ってササミフライを取ります。
持ってみるとズッシリと重い。揚げたてなのか、ほんのりとした暖かさが手に伝わってきます。袋に入れたら、今度は調味料。
と思ったんですが、調味料が見当たらない…「どこだ、どこだ?」と探すんですが、なかなか目に付きません。その間にもお客さんはドンドン入ってくる。後ろに並び始め、長蛇の列に成りかけてます。
「ママ〜、まだぁ?」「順番だからちょっと待ってね、順番」なんて声が背後から聞こえてくる。「ヤバい…待たせちゃってる……もう、いっそのこと調味料なしでもいいっか…」なんて諦めかけたとき、陳列棚の横に青いラックがあることに気づきます。
ラックの上にはマヨネーズの容器が!!
「そこかぁ!」
天からの助け舟が来たような感覚。すごい不安だったけど、見つかったときはスゴく嬉しかった。そそくさとマヨネーズ、ソースをフライにかけ、おにぎりコーナーへ。
おにぎりも種類が5種類ぐらいありますが、ベーシックな玉子ふりかけをチョイス。
おにぎりを乗せた後、トングを元の場所に戻す。すぐに次のお客さんがトングを持っていきます。「ごめんねぇ、待たせちゃったねぇ…」なんて心の中で思っているんですが、片手には熱々のおにぎりとフライ。
袋を閉じて、ギュッとおにぎりを潰します。
ちょっとした罪悪感。綺麗な三角形のおにぎりが無残にも潰れていく。フライにギュッギュッって押し付けるんですが、フライが揚げたてなので、衣がサクサクと折れ、なかなかひっつかない。
ある程度形になったところで、袋を閉じ、レジで会計。
会計後は、お店の前にあるベンチで座って食べるのが、通な食べ方らしいです。
困ったこと
一番困ったことは、調味料の場所がわかりずらかったこと。
てっきり、フライの陳列棚の上のような目立つ場所に置いてあると思っていたんですが、まさかの「陳列棚の横」。陳列棚が大きく、人も多いのでお客さんたちの影になって見えないので、気づきずらいです。
さらに人が並んでくるので焦る…
作った後に、冷静に考えると、フライを取った後はトングを一回返した方がいいです。お客さんの数に反して、トングの数が少ないので、ずっと持ったままだと列ができちゃう。
トングを返した方が、次のお客さんも使えるし、自分も余裕を持って、ソースの種類やおにぎりの種類を選べます。
良かったこと
作っている最中も、手の感触で「このフライ、サクサクだな」とか「おにぎり、あったかいな」って感じる。おにぎりを袋の中で潰すなんて体験したことなかったので、かなり新鮮な体験でした。
楽しい!!!
あと、オニササっていう名前ですが、フライは鶏のササミを含めて20種類ぐらい用意されています。どれを選んでもOK。ソースも、普通のソース、ニンニク風味ソース、醤油など種類があるので、お好みの味付けにできるのがいいポイントです。おにぎりも4種類ぐらいあるので、いろんな種類のオニササが作れます。
毎日行っても飽きない。1個200円〜なので、学生にとっても、本当に嬉しい食べ物です。
まとめ
作り方が簡単で、味も抜群に美味しいオニササ。簡単なんですが、初めてなので、道具の場所などがわからず、苦戦しました。
でも、無事購入できてよかった!
一つでお腹一杯になるボリューム、200円という安さ、フライやおにぎりの種類が豊富なので、好きな組み合わせを作れることなど、いいことづくめのオニササです。
しかも、シンプルながらに美味い!オニササやフライを買う人が多いので、作っている間にも次々とフライが運び込まれてきます。お店の人大忙し。
揚げたてのフライなので、サクサクで美味しい。また、食べたくなる美味しさです。
あ、そういえば一つ、気をつけてほしいポイントがあります。それは「しっかりと袋を裏返して、手にはめて作ること」です。袋をしっかりと裏返さないと、袋の外側にソースやマヨネーズがついてしまい、ベタベタになっちゃいます。
実際に作るときに覚えておいてほしいポイントでした。
ぜひ、知念商会へ行って、自分で作って、楽しんでください。
「オニササ」が買える場所
オニササは知念商会が発祥の石垣島グルメです。元祖オニササと言われるオニササは知念商会でしか購入できません。知念商会は登野城に本店があり、宮良に支店があります。石垣島でも2店舗だけ。
オニササみたいな商品は実はファミリーマートにも売っています。「おむササ」と言ってかなり微妙な線ですが、なんとか回避しているようです。知念商会のオニササと違っておむササはポーク玉子のおむすびのような形。ササミのフライを両側から挟んでいるので、味もイメージも違います。しかも海苔で巻かれている。
値段は同じぐらいですが、知念商会の「オニササ」のほうが圧倒的に美味しいです。石垣島へ行く時は「知念商会」にぜひ、行って自分の手でオニササを作ってみてください!