パイナップルの選び方、教えます!
こんにちは。石垣島ナビです。
「買うなら、美味しいパイナップルを食べたい!」と思っているあなたに、甘いパイナップルの選び方を紹介します。
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目次
パイナップルの選び方、教えます!
パイナップルを選ぶには「熟成度」と「状態」の2つを見ることが大事です。
「熟成度」からは、甘みの強さ、食感(硬さ、柔らかさ)を知ることができ、「状態」からは、同じ熟成度合いでも、より美味しいものを選ぶことができます。
表にしてみると、
右上に行くに従って甘みが増し、柔らかくなります。
甘くて柔らかいものを食べたかったら、熟成が進んでいて、状態の良いもの(右上)。ちょっと固めで酸味があるものが良かったら熟成が進んでいない、状態の良いもの(左上)を選びましょう。
パイナップルの「熟成度」の選び方3つ
パイナップルの熟成度を見分けるには、「香り」「色」「張り」の3つが重要になってきます。
パイナップル「香り」の選び方
まず、香りですが、熟成が進むに従って、香りの甘みが増していきます。熟成が進みすぎると甘い香りを強く感じることができます。香りが強ければ強いほど良いというわけではなく、熟成が進みすぎたものは柔らかすぎて生食に向かないもののあるので注意が必要です。
パイナップルを手にとって、ほんのりと甘いぐらいが良い熟成具合です。
香りが強く、パイナップルの下の部分から果汁が滲み出ていたりするものは熟成が進みすぎているので、ジューサーを使ってジュースにするには最適ですが、生食にはあまり向きません。
パイナップル「色」の選び方
色は黄色〜オレンジ色が鮮やかなものを選びましょう。パイナップルの実は「緑→黄色→オレンジ」と変化していくのが一般的です。もちろん品種にもよりますが、黄色やオレンジ色が鮮やかなものがいい熟成度合いです。
硬くて酸味のあるものが好きな人は少し緑がかったものを選ぶのをおすすめします。
パイナップル「張り」の選び方
そして、一番重要なのが「張り」です。パイナップルを良くみると、鱗状の模様になっています。この模様が「パンッ」っとしっかり張っているものがおすすめです。
<パンッ>っと張っているものは、果肉の水分が多い証拠です。収穫から時間が経ったものだと、果肉の水分が抜けてしまい、<シナッ>っとしたものがあります。シナッっとしたものは、中身がスカスカになってしまっていることが多く、甘みより、酸味を強く感じます。
触った感じが少し固めなもの、重さが重いものを選ぶのも重要。水分がしっかりと詰まっていないと、フルーツとしては美味しくないので、「ちょっと、固いかなぁ?」ってぐらいのパイナップルを選んでください!
触って柔らかすぎると、熟成が進み過ぎているものです。カットする時に包丁が入りずらかったりするので、少し固めのものを選ぶのをおすすめします。
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パイナップルの「状態」の選び方3つ
熟成度を見極めたら、今度は「状態」の見極めです。農家さんが熟成度合いは大体判断してくれているので、買う時は「状態」を見極めれるかが重要になってきます。
ポイントを3点に絞って解説していきます。
【選び方1】パイナップルの柔らかさ
まずは、パイナップルの柔らかさ。熟成度を見極めるポイントでもあるんですが、今度は、全体ではなく、部分的な柔らかさに注目してみましょう。
パイナップルを収穫してからお店へ運ぶまで、お店へ運んでから陳列されるまでに、パイナップルに強い衝撃が加わると、衝撃を受けた部分が柔らかくなります。
部分的に柔らかいパイナップルに注意
パイナップルがダメージを受けている証拠なので、悪くなりやすい部分です。全体的に張りがあるのに、なぜか底だけ柔らかい。とかいうものはどこかで衝撃を受けた可能性があります。そういう状態のものは選ばない方がいいです。衝撃を受けているパイナップルは買ってから1日で悪くなる可能性もあります。
買ったパイナップルが「柔らかい部分があるな」と感じたら、冷蔵庫で保管することをおすすめします。
パイナップルの陳列方法に注目
陳列されている時も、スーパーなどで、山積みにして売られている場合もありますが、下の段のパイナップルは上のパイナップルの重みで潰れている可能性もあるので注意しましょう!
農家さんの直売所などでは、山積みで売られていることはないです。パイナップルはデリケートなフルーツなので、安いからといって、雑に扱うお店で買うのは、あまりおすすめできません。
【選び方2】パイナップルにカビが生えていないか
パイナップルの葉っぱが生えている逆の部分に注目してみてください。パイナップルは茎とつながっている部分(葉っぱが生えている逆の部分)の方が早く熟成していきます。熟成しすぎると、茎とつながっている部分から果汁が出てくるので、カビが生えやすくなります。
カビが生えているものは、悪くなるのも早いので、避けた方が無難です。
【選び方3】パイナップルの大きさ
そして、パイナップルの大きさにも注目です。高いパイナップル(1,000円〜)は、大きいものでも甘くて美味しいものが多いです。大きく育てるために作っているので、大きく、張りのあるものが美味しい証拠。
ですが、安く売られているパイナップル(100〜500円程度)はできるだけ小ぶりなものを選んだ方が美味しいことが多いです。「どうせなら、一番大きいやつがいいな!」と大きいものを選びたくなるんですが、小ぶりなパイナップルは下手に大きいものを選ぶと、味が薄い可能性高いです。
小さいパイナップルは、それぞれの玉に含まれる糖分の全体量が同じぐらいなので、中途半端に大きいものを選んでしまうと、パイナップルの中のほとんどが「水分」って場合があります。図にすると、こんな感じ。
300円クラスのパイナップルを選ぶ場合は、小さい玉の方が糖分がギュッと濃縮されて甘く感じるものが多いです。騙されたと思って、小さい玉を選んでみてください。
味が、全然違いますよ!
それじゃあ、楽しく旅してね!
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