グァバ茶を飲んでみた!効果・効能
こんにちは。石垣島ナビです。
「グァバ茶ってなに?」
「グァバ茶の効果は、どんなものがあるの?」
「グァバ茶って、どんな味がするの?」って質問にお答えします。
本記事を読むと、
POINT・グァバ茶の特徴がわかる
・グァバ茶の効果・効能がわかる
・グァバ茶の味がわかる
石垣島と西表島に5年以上住んでいる、現地ガイドが紹介する「石垣島の生の情報」です。
グァバ茶のことを知って、石垣島旅行を楽しみましょう!
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目次
グァバ茶を飲んでみた!効果・効能
沖縄で日常的に飲まれている「グァバ茶」ですが、グァバ茶って、本州ではあまり聞きませんよね?
「どんな飲み物なの?」
「グァバの実?葉っぱ?」
「どんな味がするの?」
って疑問だらけ。
今回は、グァバ茶について、詳しく紹介していきます。
グァバ茶とは?
グァバは熱帯地方の果物です。日本では、主に沖縄で栽培されている植物。
沖縄では、家の庭にグァバの木を植えているお宅があったり、裏山にグァバの木が生えていたりと、とても身近な果物です。
グァバのことを「バンシルー」と呼んで、実は子供のおやつとして食べられていました。
現在でも、離島の民宿に泊まると、朝早くに女将さんが散歩に行き
「グァバ、むいてきたさぁ!け!け!(グァバ取ってきたから、食べな。さぁ!さぁ!)」
って食べさせてくれる果物。
そんなグァバの葉を使って作られるのが「グァバ茶」です。
新芽、新葉を製茶して作られます。
関連記事>>>グァバとは?
グァバ茶の効能
グァバ茶に含まれる「グァバ葉ポリフェノール」には、ブドウ糖の吸収を穏やかにしてくれる効能があります。
ブドウ糖の吸収がゆっくりになるので、血糖値が急に上がりにくい。
糖の吸収を穏やかにしてくれるので、ダイエットにも効果があります。
また、グァバ茶に含まれるビタミンには美容効果、カリウムなどの成分が体のバランスを整えてくれる効能もあります。
グァバ茶は血糖値を下げる
血糖値が上がりにくいだけでなく、血糖値が下がった、糖尿病に効果があったという報告もあります。
理由は、血糖値が上がりにくく、ブドウ糖の吸収を抑えてくれるから。
具体的なメカニズムを紹介すると、グァバ葉ポリフェノールには、「糖質をブドウ糖に分解する働きを邪魔する効果」があります。
体の中で、ご飯などの「糖質」は、分解酵素によって分解され「ブドウ糖」に変わります。「ブドウ糖」になって、栄養として吸収して使われます。
グァバ茶に含まれるポリフェノールは、この分解を邪魔してくれます。吸収できる「ブドウ糖」が、少ないので、糖質の吸収がゆっくりになる仕組みです。
健康な人は、血糖値が上昇すると、血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。
インスリンの効果によって血糖値がゆっくりと下がっていきます。
食事でグァバ茶を一緒に摂ると血糖値の上昇がゆっくりなので、ジワジワとインスリンが効いてきて大きく血糖値を上昇させずに済みます。
研究機関の報告では、食後30分後をピークに、血糖値がゆっくり下がっていったという結果も出ています。
グァバ茶の副作用
グァバ葉ポリフェノールは、過剰摂取により下痢、腹部の膨満感、鼓腸、放屁の増加などの副作用が現れる場合があります。
理由は、グァバ葉ポリフェノールが「糖質分解酵素の働き」を邪魔するから。
具体的には、グァバ葉ポリフェノールは、糖尿病の治療薬「α-グルコシダーゼ阻害剤」と同様な働きをします。
糖質分解酵素「α-グルコシダーゼ」の働きを邪魔するので、ブドウ糖に分解されない糖質が残ってしまいます。消化されなかった糖質の影響で下痢等の副作用が起きます。
体にいいからといって、過剰摂取すると、副作用が起こる可能性があるので、適量を飲みましょう。
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グァバ茶は花粉症に効く?
グァバ茶に含まれるタンニンが抗酸化力、免疫力を高めアトピー体質や花粉症などのアレルギー症状を抑えてくれると言われていますが、確実に効くってものではないようです。
体の調子を整えてくれる働きをするので、それに伴い、花粉症の症状も和らげてくれる効果がありそうです。
個人的には、「カニ」と「イネ科の花粉」アレルギーを持っています。
アレルギー体質なんですが、グァバ茶を飲むようになってからは、「かゆみ」「ミミズ腫れ」のような症状は減った気がします。
気持ちの面が大きいのかもしれませんが、健康成分だけでなく、グァバ茶のまろやかな甘みと香りが気分を落ち着かせてくれる効果も大きい気がします。
冷やして飲むと、特に気分が落ち着く飲み物です。
グァバ茶はダイエットにいい?
「糖質」を「ブドウ糖」にするのを邪魔する効果があるので、ダイエット効果も高い飲料だと言われています。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2016年)によると、「糖尿病が強く疑われる人・糖尿病の可能性を否定できない人」はそれぞれ1000万人づついると言われています。
理由は、生活習慣の変化。
高血糖になりやすい食生活が原因だと言われています。
高血糖は、肥満にもつながるので、大手企業は食後の血糖を抑える働きがある「グァバ葉ポリフェノール」に注目しています。
ブドウ糖の吸収を少なくして、血糖値の上昇を抑えることで、太りにくくなります。
グァバ茶とカフェイン
グァバ茶には、カフェインが含まれていません。
ノンカフェインの飲料なので、お子さんからお年寄りまで、安心して飲むことができます。
ただ、飲みすぎるとポリフェノールの効果により「下痢」をする可能性があるので、飲み過ぎには注意してください!
グァバ茶の味
グァバ茶の味ですが、まろやかな風味があるお茶です。
お茶って苦いとか、渋いものが多いと思うんですが、グァバ茶は、口当たりが優しくスッと入ってくるお茶です。
超軟水の水を飲んでいるような、爽やかさ、さっぱりさがある味。
香りに特有の甘みがあります。
麦茶のような香ばしさではなく、生茶のような甘さを感じるお茶です。
冷やして飲むと、さらに美味しいですよ!
おすすめのグァバ茶
手軽に飲めて美味しい、おすすめのグァバ茶が「ポッカ」の沖縄限定商品の「グァバ茶」です。
柿の葉も入っているので、お茶に丸みと甘みを感じます。
香りもグァバの良い香りがして爽やか!
苦味が全然なく、水出し生茶のような「丸み」があるお茶です。
タンニンの渋みもないので、冷たく冷やすと、すごく美味しい!
沖縄では、夏に暑さで食欲がなくなっちゃいますが、グァバ茶を飲むと、不思議と「ちょっと、食べてみようかな?」なんて思っちゃう。
「おにぎり」と一緒に食べると、おにぎりをより美味しく食べることもできます。
コンビニでも売っている沖縄では人気の商品です。
沖縄では知らない人はいないというぐらい「おばぁの教え」っていう、グァバ茶のCMがバンバン流れています。一度聞いたら耳に残るCM。
味も美味しいので、沖縄に行く時は「グァバ茶」を飲んでみてください!
それじゃあ、楽しく旅してね!
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