【石垣市】白保(しらほ)
こんにちは。石垣島ナビです。
石垣島の東部にある海沿いの街「白保」。世界でも有数のアオサンゴの大群落があることで、有名な場所です。「白保」と書いて「しらほ」と呼びます。
今回は、「石垣島の白保」について紹介します。
目次
【石垣市】白保(しらほ)
白保の由来・歴史
白保は石垣島の東部の海に面した縦に長い町です。
主に海沿いに集落が栄えていて、漁業が盛んな地域です。新石垣空港も白保にあり、八重山の玄関口となってる集落。海の中には、世界的に見ても有数の巨大なアオサンゴ群落があることでも有名です。
白保集落は「波照間島」からの移民によって作られた集落です。集落内は、波照間島の家の作りによく似ている特徴があります。
白保の観光名所
そんな白保地区の観光名所は南に位置する白保集落内部がメインとなります。一般公開はされていませんが空港近くには「白保竿根田原洞窟遺跡」があったりもします。
観光スポットに<海関係の場所>が多いのも特徴のひとつです。
「しらほサンゴ村」「白保の海岸」「白保アオサンゴ群落」「白保竿根田原洞窟遺跡」などの観光名所で知られる地区です。
しらほサンゴ村
白保地区の南、白保集落内にある観光名所です。サンゴの歴史、資料がたくさんある場所で、白保のサンゴと海の歴史が学べる場所です。
漁業が盛んな地区で、漁で使う道具も展示されていて、さながら「海の博物館」のようなスポット。WWFの「WWFサンゴ礁保護研究センター」が併設されており、日常的にサンゴのモニタリングも行われています。
白保海岸
しらほサンゴ村横の階段から降りることができる海岸です。世界的なアオサンゴ群落のある海らしく、海岸には砕けたサンゴのかけらがたくさん落ちています。
バラス(サンゴのかけら)がたくさん敷き詰められているので、少し歩きづらいですが、海が青くて綺麗です。水際には、小さな魚が泳ぎに来ていたりと、海の豊かさを感じることができる場所です。
白保アオサンゴ群落
白保の海の中には、アオサンゴの大きな群落があります。白保海岸は、潮の流れが早いので、岸から泳いで行くことはできませんが、シュノーケルツアー、カヤックツアーなどのツアーに参加すると見に行くことができます。
白保の海は、アオサンゴの保護の観点から、「白保魚湧く海保存協議会」の会員さんじゃないと入ることができない海域です。白保集落のツアー会社さんは、ほとんどが会員さんなので、白保集落内にあるツアー会社さんを探してみてください。
アオサンゴの説明や、どのように保護しているかなど、サンゴについて詳しい話を聞くこともできますよ!
白保竿根田原洞窟遺跡
日本最古と言われている2万7000年前の人の全身骨格化石が見つかった遺跡です。当時、新石垣空港建設工事のため、地質調査をしたところ、見つかった貴重な遺跡。
一般の人の立ち入りはできませんが、今でも新石垣空港の滑走路近くに保存されています。白保だけでなく、石垣島の人の生活の歴史を伝えてくれる場所です。
石垣島を含む周辺離島では、「人類はどうやって海を渡ってきたのか?」を調査するプロジェクトが行われています。2016年には国立科学博物館の研究チームが、離島住民と協同して与那国島から西表島までの75kmを手作りの草舟で漕いで渡るというプロジェクトも行われています。
考古学の観点からしても「人類の移動」というのは大きなテーマになっています。これから研究が進むと、日本人のルーツがわかるようになるかもしれませんね。悠久のロマンを感じる場所でもあります。
おすすめ観光スポット
白保地区の観光スポットは、「白保日曜市」「民宿マエザトのシュノーケリングツアー」「白保アオサンゴトラスト看板のある海岸」「新石垣島空港」などがあります。
白保日曜市
しらほサンゴ村では、毎週日曜日に「白保日曜市」が開催されています。日曜日の午前中に行われる朝市で10:00〜13:00の時間限定で開催されている市です。
白保の住民が手作りで作ったおにぎりや民芸品、オバア手作りのジーマミ豆腐、油みそなども買うことができます。日曜日に朝は、白保日曜市に出かけて朝ごはんを満喫してみてください!
民宿マエザトのシュノーケリングツアー
白保郵便局横にある民宿マエザト。民宿マエザトは、宿泊ではなく「シュノーケリングツアー」で有名なお店です。白保のアオサンゴ群落がある海を満喫することができるシュノーケリングツアー。
漁船に乗って、アオサンゴやカラフルな魚が見れるポイントへ移動してのシュノーケル。船がそばにいてくれるので、シュノーケル初めての人や、初心者な人でも安心なツアーです。
マスコットアヒルのキンちゃんとの出会いも楽しいツアーですよ!
白保アオサンゴトラスト看板のある海岸
白保は海沿いの街ですが、意外に、海に降りれるポイントが少ないです。そんな中で、砂浜へ降りれる珍しい場所。入り口にはアオサンゴ保護の大きな看板が建っているのが目印。
しらほサンゴ村横の海岸と比べるとバラス(サンゴのかけら)が少ないのが特徴の海岸。遊泳禁止になっている場所なので、泳ぐことはできませんが、人が少ないので、静かに海を眺めることができる場所です。
ぼーっとした時間をお過ごしください!
石垣島空港
石垣島の玄関口、新石垣空港は白保地区にある空港です。
空港内には、大きなフードコート、お土産屋さんもたくさん入っており、食事、ショッピングを楽しむことができます。空港内にしかないお店や、本店が遠い場所にあって行くのに時間がかかるお店などがある場所。
石垣島へ到着した時、出発する時に利用したいお店。
石垣市街地へのアクセスも抜群で、バスの本数も多いです。帰る日には、空港へ早めに行ってお土産選びや石垣島グルメを堪能するのもアリですよ!
白保へのアクセス
【アクセス】離島ターミナルから約11.5km(しらほサンゴ村まで)
【おすすめの時期】7月〜9月(海)
【みどころ】世界的なアオサンゴ群落、綺麗な景色の海岸、白保日曜市
【滞在時間】約3時間
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それじゃあ、楽しく旅してね!
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