石垣島ナビ

【焼きそば】石垣島と本州の焼きそばは、違うって知ってた?

 

こんにちは。石垣島ナビです。

焼きそば、お好きですか?「いきなり、何を聞いているんだ?」とお思いでしょう。自分は焼きそば大好きです。花火大会やお祭りに行くと、必ずと言っていいほど売っている「焼きそば」。お腹いっぱいなのに買って食べたくなるのは、焼きそばマジックと言ってもいいぐらいです。

魅力にあふれる焼きそば。実は、石垣島では、本州の「焼きそば」とはちょっと違った焼きそばが売られているんです。

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石垣島の焼きそば

麺が違う

もったいつけても仕方がないので、早速、タネあかし。石垣島で売られている焼きそばは、だいたい、八重山そばの麺を使って作っている所が多いです。丁寧なお店だと、パッケージをみると「八重山そばの麺使用」なんて表示もしてくれているところもあります。

焼きそばの麺を使わずに、汁そばの麺を使う。八重山そばの麺自体が「焼きそばの麺」を太くしたようなものなので、これが合うんです。

本州の焼きそばは、ツルツルした食感の固めなものが多いと思います。ですが、石垣島の焼きそばはモチっとしている。お店によっては、具材がスパムを使っていたりとご当地色あふれる食べ物です。もちろん、スーパーに全国区の焼きそばの麺も置いてあります。でも、「今夜、焼きそばにするから麺、買ってきて〜」と頼むと、市民の9割がたは「八重山そば」を買ってきます

慣れていない方からすると「なんでやねん!」と突っ込みたくなりますが、作ってみると、これが美味しい。関西では焼きそばにご飯がついて、「焼きそば定食」なるものが売っていますが、石垣島の焼きそばも関西のものと同じように「おかず」になる焼きそばです。

ご飯と味噌汁があったほうが嬉しい。炭水化物に炭水化物だけど、それがどうした!炭水化物上等、肥満上等!な食べものです。

モッチりした麺がソースと合う

モッチりした麺にフルーティーなソースがからみ、とても美味しいです。これに、「島こしょう」をかければ完璧。こちらの「こしょう」はピパーチと呼ばれるもので、普通の「白こしょう」や「黒こしょう」とは違い、辛味があるだけでなく、ほのかに甘いエスニックな香りがします。

そんな島こしょうの香りと、ソースの甘みが絶妙な美味しさを演出してくれます。そんな想像をしていると、青海苔がわりに「アオサ」をのせると、磯の香りがさらに香るだろうな〜なんてことまで考えちゃったりします。ステーキにかける「A1ソース」を「焼きそばソース」にブレンドして甘みを引き立たせて、ふんわり焼き上げた黄金の卵焼きを散らして食べる。絶対美味しい、よし、今度作ってみよう!

と美味しい想像がドンドン膨らんでいきます。「ああ、焼きそば食べたくなったから食べよっと!」

 

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島のお祭りに行ったらぜひ食べてみてください

石垣島のお祭りに行って、焼きそばが売っていたら、ぜひ食べてみてください。お祭りでは地元の子供会や青年会の方々が「焼きそば」を作って売っているところが多いです。なぜお祭りで買って欲しいかというと、沖縄の島々では、子供たちの活動資金を集めるために模擬店を出すことが多いです

部活の遠征費に使われたりとか、子供たちに必要なものを買うために使うお金が必要になってきます。離島なので、沖縄本島の方に発表会や遠征に行くだけで、お金がかかってしまうんです。そんなこんなで、子供たちは行事ごと、イベント毎に働いて自分たちの活動費を捻出しているのです。

そんな活動をちょっと助けてもらえると嬉しいな。という気持ちで言いました。こちらは美味しい焼きそばを食べれて、あちらは遠征に行ける。どこかの税金なんかと違い、無駄に使われるお金ではないので、どっちのためにもなる。そんな支援を旅先でしてもらえたら、嬉しいです。

もちろん、偶然、そんな機会があったらで構いません。そう考えるとただの「焼きそば」から、島の子供たちの様子や、生活の一端をのぞき見ることができる。「美味しいだけじゃなくて、ニクい食べ物だな」と感じます。

定食屋さんや売店でも売ってるよ

もちろん、定食屋さんでも食べれますし、地元のスーパーや売店なんかでも、よく売られています。それぞれのお店で具材が違ったり、味付けが違ったり。八重山そばも「丸麺」と「平麺」があってそれぞれ食感が違ったりもします。いろんな焼きそばが売られていますので、食べ比べもしてみてください。

普通にコンビニで売っている「焼きそば」を食べるんじゃなくて、石垣島にしか売っていない特別な「焼きそば」を小腹が空いた時につまんでみてください!

 

それじゃあ、楽しく旅してね!

 

 

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