石垣島ナビ

「鮪(マグロ)みそ」はご飯のおともにピッタリ<JF八重山漁協>

 

こんにちは。石垣島ナビです。

石垣島では「マグロ(鮪)」が有名です。近海で獲れるマグロは釣ったあと、冷凍せず、そのまま漁船で持ち帰り売られていきます。まさに新鮮そのもの。

そんな新鮮なマグロが捌かれて売られているのが石垣島の鮮魚店です。新鮮なお刺身で食べるのもいいんですが、石垣島では「鮪(マグロ)みそ」と言った加工品でも売られています。

今回は「鮪(マグロ)みそ」について紹介していきます。

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「鮪(マグロ)みそ」

 

 

昔からの保存食

鮪(マグロ)みそですが、昔から沖縄では保存食として作られています。宮古島や石垣島など、マグロが獲れる場所で作り継がれている保存食です。

「まぐろみそ」で検索してもらうとわかると思うんですが、お土産としてもたくさんの業者さんが作っています。宮古島の方では「マグロフレーク」なんて商品もあって、マグロが地域に親しまれている食材だってことがよくわかります。

「種類が多く、どれを選んでいいかわからない」って時は、商品の表示を見ることをおすすめします。「味」や「美味しさ」ではなく「製造元」「販売元」をきちんとチェックするのが失敗しないコツです。

 

漁協が出しているお墨付き「鮪みそ」

今回紹介するのは「まぐろみそ」の中でも<JF八重山漁協>さんが作っている「鮪(マグロ)みそ」です。インターネット販売では見つけることができなかったので、店頭のみの販売になる商品。

石垣島の漁業組合が販売している「まぐろみそ」なので、原料はお墨付きの「石垣島産マグロ」です。輸入したマグロを加工しているわけではなく、石垣島で獲れたマグロを使っているので、本当の地産の「まぐろみそ」です。

 

 

売り場で漁師さんのポップ

今回、<JF八重山漁協>さんが作っている「鮪(マグロ)みそ」を見つけたのは石垣島のマーケット「ゆらてぃく市場」でした。何気なく歩いていると、棚に見慣れない商品が。

近づいてみると「鮪(マグロ)みそ」でした。

自分は以前、まぐろみそを買ったことがあるんですが、パッケージを開けてみるとガッカリした経験があります。「まぐろみそ」確かに「マグロ」と「みそ」が混ぜ合わせて作られていたんですが、「マグロ」より「みそ」の割合が多く「みそまぐろ」と表記した方がいいような商品に出会ってしまったことがあったからです。

※ちょっと、あまりの残念さに「みそまぐろ」なんて品のない表現をしてしましましたが「油みそ(まぐろ)」とか「アンダンスー(まぐろ)」とかの表示なら納得です

 

そんな経験があり、「今回もどうせ『みそまぐろ』だろ…」と思って手にとってみると、パッケージが透明。中身が見えるじゃありませんか。中身を確認してみると、まぐろの繊維、一本一本が見える。まぐろ多めの「まぐろみそ」だってことがよくわかります。

商品の背後のポップには「八重山漁協会員のマグロ漁船『恵美丸』からのマグロ」との表示もあり、いかにも海の男といった白髪の漁師さんが船を操舵している写真と一緒に飾られていました。

恵美丸なんて船は知りませんでしたが、漁師さんの実直そうな眼差しと、マグロの繊維がハッキリ見える「まぐろみそ」に惹かれ、購入を決定。

食べてみて「間違いなく、これは『まぐろみそ』だわ」と確信できる商品でした。

 

 

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「鮪(マグロ)みそ」の特徴

「鮪(マグロ)みそ」の特徴は、何と言っても「マグロが多く使われていること」です。マグロが多く使われているので「味噌で味付けされた鮪(マグロ)」と言った方がいいほど、マグロマグロしています。

 

マグロがたくさん使われている

使われている鮪は「石垣島産まぐろ」との表記もあるので安心な「鮪(マグロ)みそ」です。

しかも、獲ってきている船が「恵美丸」だってことも判明しているので、さらに安心。作っている人は「具志堅恵美子さん」なので、マグロを獲っているのはご主人なんでしょうね。船の名前は女性の名前をつけるのが普通ですが、奥さんの名前をつけるなんて、なんて素敵なご主人でしょう。

旦那さんが獲ってきたマグロを、奥さんが加工する。獲っても愛情豊かな「鮪(マグロ)みそ」でもあります。

 

味は、甘い味付け。甘いです。味噌以外にも黒糖が使われているので黒糖の甘みを強く感じます。しっかりとした味がついています。

味は、昔あった銀紙に包まれた「四角いキューブ状のおつまみ」に似ています。子供の頃にあったおつまみ。知りません?四角いキューブで銀紙に赤字で「まぐろ」って書いてあったやつ。

甘辛い味付けで、しっかりとした味です。

 

食感

食感はシーチキンを食べている感じ。シーチキンをちょっと日干しして乾燥させたような食感。まぐろの繊維一本一本を感じることができる食感です。

銀紙のキューブ状のおつまみは固かったですが、鮪(マグロ)みそは、程よく水分が残っていて、クシュっとした噛みごたえです。柔らかいんですが、柔らか過ぎずにしっかりとマグロの繊維を噛みしめることができます。

 

【補足】調べてみたところ、銀紙に包まれたキューブ状のおつまみは「ツナピコ」「ファミリーツナ」「スーパーツナ」「ゴールドツナ」「ツナキュー」「一口マグロ」などメーカーによってつける名前が違うそうです。

 

 

ご飯に合う

噛んでいるとマグロに閉じ込めらてた味が出てきて、ご飯が欲しくなってきます。ご飯のお供にピッタリな商品です。

熱々に炊いたご飯の上にヒンヤリ冷やした鮪みそを乗せて食べると、鮪についている甘辛い味が、熱でご飯に絡んでいく。両方を一口で頬張ると、甘辛い風味とご飯の甘みが口の中に広がる。熱々の緑茶をグイッと一口。「ほっ」と安心できる味です。

間違いなく美味しい。佃煮のような感覚で食べることができる鮪みそです。

 

その他のおすすめの食べ方

その他にもおすすめな食べ方があります。「ご飯に甘いものは合わせたくないんだよね!」ってあなた、朗報です。そんな、あなたはご飯じゃなくて「バゲット」に合わせてみてください。

フランスパン(バゲット、バタールでもいいよ)を2cmぐらいの厚さ、厚めにカットして上に「鮪みそ」を塗る。そのままトーストしてもいいんだけど、おすすめは鮪みそを塗った上に「とろけるチーズ」をパラパラと散らしてトースト!

チーズがトロッととろけて、クツクツと湧き上がり、焦げ目がつき始めた頃に取り出す。最後にパセリをパラパラと振って完成!!

カリカリのパンの皮と、しっとりとした生地に熱々のチーズ、甘辛い鮪みそのコラボレーションが絶品です。食事にピッタリ。「奥さん、これ、美味しいね!」なんて褒められること間違いなしな一品になります。

 

まとめ

石垣島産のマグロを間違いなく使った「鮪みそ」。石垣島でも知る人ぞ知る一品です。ご飯にも合いますし、トーストに合わせてもOK。甘辛く味付けされたマグロは噛みごたえがあり、しっかり「マグロ食べてるな」って食感の「鮪みそ」です。

賞味期限も2ヶ月ほどと長いのでお土産にもおすすめです。

 

 

 

「鮪(マグロ)みそ<JF八重山漁協>」が買える場所

今回、鮪みそを買ったのは石垣島のマーケット「ゆらてぃく市場」です。他では見かけないので、出荷する場所を限定しているんでしょう。購入したい人は、直接「ゆらてぃく市場」へ行って買ってください。

 

 

 

関連記事>>>【まとめ】ゆらてぃく市場で買えるお土産一覧

 

 

 

それじゃあ、楽しく旅してね!

 

 

 

ゆらてぃく市場について

【アクセス】石垣島離島ターミナルから約650m

【路線バス】全系統「バスターミナル」下車、徒歩約15分

【おすすめの時期】通年

【みどころ】おみやげ豊富、食べ物系充実

【滞在時間】約1時間

【営業時間】9時00分~19時00分

【住所】石垣市新栄町1-2

【電話番号】0980-88-5300

 

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