『油味噌(あぶらみそ)』聞いたことがない言葉かもしれませんが、石垣島では馴染みのある言葉です。
和歌山の金山寺みそ、鹿児島の豚みそは有名ですよね。
そんなご飯のお供になる味付けみそ。
沖縄では「油みそ」が親しまれています。
目次
油みそ(あぶらみそ)
油味噌沖縄の家庭の味
暖かいご飯にのせて食べたり、おにぎりの具材にしたりする油みそ。
種類も豊富で、色々なフレーバーを入れて作ることもあります。
「しょうが」「島とうがらし」「ピパーチ(島コショウ)」などが一般的なフレーバー。
もともとは、各家庭で作られていた保存食だったので、家庭の味、お母さん(アンマー)の味があります。
市販しているものでも、結構、いろんな人が作っているので食べ比べをしてみるのもありですね!
大泊食品の油みそ「あんまぁーのアンダーミシュ」
石垣島でイチオシの油みそが「あんまぁーのアンダーミシュ」です。
「あんまぁー」は「アンマー」で「お母さん」という意味。
「アンダー」が「あぶら」で「ミシュ」が「みそ」。
つまり「おふくろの味の油みそ」というものです。
3代続く『油みそ』で、おばあから娘さん、お孫さんへと受け継がれている油みそです。
添加物を一切使わず、秘伝のレシピで作られる油みそは、甘みがあり、ごまのプチプチ感、しいたけの食感、麹の風味が活きた「みそ」です。
みずみずしい野菜につけて食べてみて!
ご飯にのっけてでも美味しいですが、おすすめは、もぎたてのきゅうりにつけて食べること。
油みそ自体が甘めの味噌なので、甘いご飯ではなく、フレッシュなみずみずしい野菜と一緒に食べたくなる油みそです。
『トマトを一口かじって、油みそをのせて2口目をかじる』なんて、考えただけでも美味しいです。
みその甘みと野菜のみずみずしさがうまく調和していき、絶品料理に仕上がります。
油みそにオリーブオイルを混ぜて、酢を入れて酸味を足し、ドレッシングにしても絶対美味しい!
色々と料理にもアレンジできるみそです。
長命草パイン風味
あんまぁーのアンダーミシュもフレーバーが色々あります。
今回買ったのは「長命草パインみそ」です。
「なぜ、長命草とパインを混ぜようと思ったの?」と聞きたくなりますが、これが美味しい。
パインの甘みと長命草の風味がみそに混じっていて、油みその味を引き立ててくれています。
長命草は沖縄で食べられてる薬草です。
石垣島でも結構、道端に生えている植物。
葉っぱを食べ、「1枚食べれば1年寿命が伸びる」とも言われている栄養たっぷりの食材。
昔から薬草として食べられていましたが、近年では、ポリフェノールが多く、栄養のバランスがとれている植物として有名になってきました。
石垣島のスーパーでも1袋100円ぐらいで売っていて、40枚〜50枚ぐらい入っています。
「100円で50年寿命が伸びるのかぁ」なんてね。
関連記事>>>長命草(ボタンボウフウ)の効果
草っぽいですが甘味があり、食べてみると美味しいです。食べたことがない方は、食べてみることをおすすめします!
石垣島で買える油みそ
石垣島には、今回紹介した「あんまぁーのアンダーミシュ(大泊食品)」以外にも数多くの種類の油みそを買うことができます。
お土産屋さんで買える油みその一部を紹介します。
島豚ゴロゴロ(ゴーヤカンパニー)
石垣島三元豚を、惜しみなくゴロゴロ大きめにカットして入れている油みそ。
もろみ液、黒糖入り。
「むらおこし特産品コンテスト」で『全国商工会連合会長賞』を受賞している商品です。
ぴにおんの豚肉あぶら味噌(ぴにおん)
石垣島産もろみ豚を使っている油みそです。
フレーバーが数種類あります。
上の写真の商品は「しょうが入り」。
油味噌(さと家)
国産大豆使用の手造りみそを使った油みそ。
ズシッとした重さを感じ、たくさん入っててお得です。
「祖母から母へ、母から私へのこだわり味噌」と代々受け継がれている味。
手造りおばあのアンダンスゥー(三和ヘルシー加工所)
真空パックに入れて売られている無添加の油味噌です。
開封するまでは、冷暗所保管でOK。
島のおばあたちが作った手造りの味。
石垣島限定「おかずあぶらみそ」(かりゆし)
「しょうが入り」「島とうがらし入り」など、種類が多い油みそです。
石垣市特産品販売センターでは、3つまとめて買うとお得になります。
薄くて軽いので、持ち帰りやすいのも嬉しいですね。
ヘルシーあんだみそ(まるは食品)
ごま入りの手作りの油みそ。
大泊食品の油みそのように、家庭の味が楽しめるアンダンスーです。
石垣島のスーパー・商店の各店で見かける、石垣島の定番の味。
油みそのおにぎり
沖縄のコンビニでは、油みそのおにぎりを買うこともできます。
石垣島では「ファミリーマート」で『油みそ』おにぎりが買えます。
普通の三角のおにぎりは『油みそ』のみ、ポーク玉子おにぎりの『油みそ』はスパム・玉子と一緒に食べれる油みそ味。
沖縄限定の商品です。
お土産に買う前に、おにぎりでご飯との相性を確かめることもできます。
コンビニへ行った時は、探してみてください。
関連記事>>>油みそは「おにぎり」!ファミマの『油みそおにぎり』食べてみた!
「油みそ」が買える場所
油みそが買えるのは、
・お土産屋
・スーパー
一般的に家庭でも食べるので、スーパーにも置いてあります。
ですが、持ち帰りには、お土産屋で売っている『真空パック』や『瓶詰め』されている油みそをおすすめします。
理由は、持ち運びしやすいから。
ここからは、具体的なお店も紹介します。
ゆらてぃく市場
ゆらてぃく市場で買える油みそは、
・あんまぁーのアンダーミシュ(大泊食品)
・手造りおばあのアンダンスゥー(三和ヘルシー加工所)
・油味噌(さと家)
JAのファーマーズマーケットで、農作物など新鮮な食材が手に入る「道の駅」みたいな場所。
加工品もたくさん売っています。
関連記事>>>【まとめ】ゆらてぃく市場で買えるお土産一覧
【アクセス】石垣島離島ターミナルから約650m
【営業時間】9時00分~19時00分
【住所】石垣市新栄町1-2
【電話番号】0980-88-5300
食べ物系のお土産を買うなら、ぜひ「ゆらてぃく市場」に寄ってください。
お土産を買う時間が、だいぶ短縮されるので、観光したい場所に行く時間ができます。
観光も楽しみたいけど、お土産もしっかり買いたいという人は、ぜひ!
石垣市特産品販売センター
石垣市特産品販売センターで買える油みそは、
・【お土産用瓶詰め】あんまぁーのアンダーミシュ(大泊食品)
・手造りおばあのアンダンスゥー(三和ヘルシー加工所)
・島豚ゴロゴロ(ゴーヤカンパニー)
・石垣島限定「おかずぶたみそ」(かりゆし)
・ぴにおんの豚肉あぶら味噌(ぴにおん)
・ヘルシーあんだみそ(まるは食品)
あぶらみその種類が多いのが特徴のお土産屋さんです。
お店の場所は、『ユーグレナモール』の中心にある【公設市場2階】にあります。
油みその他にも、石垣島中の加工食品が集まっているので、歩いているだけで楽しい場所。
ぜひ、寄ってみてください!
関連記事>>>「石垣市特産品販売センター」へ行ってみた!
【アクセス】離島ターミナルから約600m
【営業時間】10時00分~19時00分
【住所】沖縄県石垣市大川208
【電話番号】0980-88-8633
油みその通販
石垣島の油みそは、通販で買うこともできます。
買い逃してしまった人、売り切れで買えなかった人、リピートしたい人は、通販での購入もおすすめです。
石垣島|油味噌|関連記事