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【ムーチービーサー】意味は?由来は?使い方は?

 

ムーチービーサーの意味を解説した記事です

 

 

ムーチービーサーの意味

結論から言うと、ムーチービーサーは沖縄の1月にグッと気温が下がることを意味します。

「ムーチー(鬼餅)」を食べる季節に「ひいさぬ(寒く)」なること。

 

言葉の意味など、より詳しく見ていきましょう。

 

ムーチービーサーとは

ムーチービーサーとは『沖縄の1月上旬に気温が低くなる時期の寒さ』を言います。

毎年、旧暦の12月8日ごろ(新暦の正月明けぐらい)になると、寒波が到来して、底冷えがする日が続きます。

 

この寒さを沖縄の人は「ムーチービーサー」と呼びます。

ムーチービーサーは、沖縄の方言のひとつで、沖縄の季節の言葉(1月の季語)にも使われています。

 

沖縄では、1月上旬から2月上旬ぐらいまで北風が強く吹く時期です。

20℃以下の寒さが続くので、防風対策を中心に防寒対策をしっかりしましょう!

 

ムーチービーサーの由来

「ムーチー」と「ビーサー」の2つの意味を合わせた言葉が「ムーチービーサー」です。

「ムーチービーサー」を漢字で書くと「鬼餅冷え」となります。

「ムーチー」が「鬼餅」、「ビーサー」が「冷え」の意味。

 

ムーチーとは

ムーチー

「鬼餅(おにもち)」と書いて「ムーチー」と呼びます。

旧暦の12月8日に食べるお餅で、「鬼を近づけない」ために始められた行事です。

昔、鬼を懲らしめるために鬼に鉄釘入りのお餅を食べさせたり、塩分とアオサのたくさん入った餅を食べさせて懲らしめたなどの昔話が各地に存在します。

現在では、子供の健康を祈願するため、厄除け、鬼除けとして鬼餅を食べる行事として残っています。

 

ビーサーとは

「ビーサー」は「冷え」の意味です。

「ビーサー」は「びいさ」が由来で、「びいさ」は沖縄で「冷え」「寒さ」を意味します。

 

ムーチービーサーの使い方

ムーチービーサーは「ムーチーを食べる頃になると毎年冷えるなぁ」という使われ方をします。

【使用例】

 

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