沖縄の「ハブ」についての紹介です。
目次
ハブ|特徴・対策・噛まれたらどうする?
沖縄には毒を持つ蛇「ハブ」が生息しています。
ハブは草むらなどに潜んでおり、うっかり近づくと噛まれることも。
毎年のように農作業中、森林でのトレッキング中に噛まれたという話を聞きます。
近年は年間50件ほどに減少していますが、それでも噛まれてしまう人はいます。
ハブに噛まれないためにも、「どのような場所が危険か」「噛まれたらどうすればいいか」を知っておきましょう。
ハブ|種類
沖縄にいるハブは、次の4種類です。
- ハブ(ホンハブ)
- ヒメハブ
- サキシマハブ
- タイワンハブ
沖縄本島にハブはいるか?
沖縄本島にハブはいます。
沖縄本島エリアにいるのが「ハブ」「ヒメハブ」です。
沖縄本島北部には「タイワンハブ」、沖縄本島南部には「サキシマハブ」も生息しています。
石垣島にハブはいるか?
石垣島にハブはいます。
石垣島エリアにいるのが「サキシマハブ」です。
宮古島にハブはいるか?
宮古島エリアにはハブがいないと言われています。
ですが近年、サキシマハブが発見・捕獲されたという事例もあります。
ハブは他の島へ移動する?
ハブがいないとされる島でも、ハブが発見されることがあります。
理由は、船の積荷に紛れたりして、島間を移動してしまうハブがいるから。
いないと言われている場所でも、念の為、注意することをおすすめします。
ハブ|特徴
ハブの特徴をザックリ説明すると、次の通りです。
- 頭が三角
- 夏に出やすい
- 夜行性
ハブの頭は「三角」
ハブの頭は三角形をしています。
さらに、頭の「鱗が細かい」のも特徴の一つです。
ハブは、夏に出やすい
ハブは夏の時期に出やすいです。
森に入ると、冬に見かけることもあります。
ハブは夜行性
ハブは夜行性です。
昼間は、薄暗い場所で休んでいることが多いです。
ハブ|出やすい場所
ハブが出やすい場所は、次の通りです。
- 草むら(サトウキビ畑)
- 薄暗く湿度が高い場所
- 木の上
草むらの中
ハブは草むらの中やサトウキビ畑にいることが多いです。
特に餌となるカエルやトカゲの多い場所でよく見かけます。
薄暗く湿度が高い場所
薄暗くジメッとした場所にいることが多いです。
夏の夜は、水がチョロチョロ流れている用水路で見かけることもあります。
木の上
昼間に森の中を歩いていると、木の上にハブが登っていることがあります。
足元だけではなく、頭上にも注意して歩きましょう。
ハブ|噛まれないための対策
ハブに噛まれない対策は、次の通りです。
- ハブがいそうな場所に近づかない
- 肌を露出させない
- ハブを見かけたら距離をとって逃げる
ハブがいそうな場所に近づかない
一番いい対策は、ハブがいる場所に行かないことです。
草むらや、森、用水路などにむやみに近づかないのが一番いいです。
肌を露出させない
第二の対策は、肌を露出させた服装をしないことです。
特に足元は靴を履き、長ズボンを着用するのがおすすめ。
ハブを見かけたら距離をとって逃げる
ハブを見かけた場合、できるだけ距離をとって逃げましょう。
むやみに近づくと、1.5mほどジャンプして飛び掛かってくることもあります。
特に、トグロを巻いているハブは危険です。絶対に近づかないでください。
ハブ|噛まれた時の対処法
ハブに噛まれた時の対処法は、次の通りです。
- 「ハブ」かどうかを確認する
- できれば「ゆるく」縛る
- できるだけ早く病院に行く
ハブかどうかを確認する
まず最初に、噛んだヘビが「ハブ」かどうかを確認しましょう。
できれば「ゆるく」縛るする
ハブだった場合は、噛まれた部位より心臓に近い部分をゆるく縛ります。
強く縛ると逆効果になるので、注意しましょう。
✖️口で毒を吸い出さない
傷口から毒を口で吸い出さないようにしましょう。
ハブの毒はタンパク質を分解するので、危険です。
✖️傷口を切らない
ナイフなどで傷口を切り、毒を出そうとする方もいますが、それも止めましょう。
傷口が開き、逆に危険です。
できるだけ早く病院に行く
ハブに噛まれた時は、できるだけ早く病院に向かってください。
病院にはハブの血清などの治療法があります。
安心して、行動しましょう。
✖️車は自分で運転しない
車は自分で運転しないでください。
車の運転は避け、誰かに送ってもらいましょう。
✖️心拍数を高めない
走ったり不安や緊張からドキドキすると、心拍数が高まり、毒のまわりが早くなります。
焦らず安静にして、車で病院へ行きましょう。
ハブ|関連サイト
ハブについてより詳しく知りたい方は、沖縄県が公開しているハブ情報をご確認ください。
詳しくは、こちら。
【WEBサイト】ハブに気をつけよう!!/沖縄県
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